今日のカード 6/11 酷白斬激 ジャクト＆不磨の根絶者 ゼグラヲ
酷白斬激 ジャクト
2020年6月19日(金)発売 ブースターパック第8弾 「銀華竜炎(ぎんがりゅうえん)」収録
不磨の根絶者 ゼグラヲ
2020年6月19日(金)発売 ブースターパック第8弾 「銀華竜炎(ぎんがりゅうえん)」収録
今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 6/11 より
『酷白』って言葉初めて聞いたので調べたんですけど、中原中也（1907-1937）という詩人の造語みたいですね。
“もう永久に帰らないことを思つて
酷白な嘆息するのも幾たびであらう…”
中原中也 『山羊の歌 盲目の秋 Ⅰ』より抜粋
全文を読む限りニュアンス的には『酷薄』でも通じますが、あえて造語を用いることで複雑な心境を強調したかったのか、あるいはただの誤字なのか。どちらにしろ惹かれますねぇ…。
酷白斬激 ジャクト
リンクジョーカーのグレード３フォースギフト持ちユニットです。V/R登場時、コストにCB(1),SB(1)を支払うことで、あなたのドロップゾーンのカード１枚をRに呪縛カードとして置く自動能力と、アタックしたバトル中、相手はグレード０以外をノーマルコールできなくなるR用永続能力を持ちます。
呪縛経由ですが登場時にボードアドバンテージを得ることができます。《オルターエゴ・メサイア》とは役割とコスト両方で被っていますが、基本スペリオル呪縛はオルターエゴに任せて状況に応じてジャクトでおかわり、という流れならばコストの重複もさほど気にはならないでしょう。
さらにこのユニットのアタックでは相手はグレード０以外をノーマルコールすることができず、概ねトリガーユニットでしかガードすることができません。フォースクランらしくオルターエゴを筆頭にパンプ手段には事欠かなくなってきていますので、高い要求値を出せば出すほどその圧は中々のものだと思います。
プロテクトギフトⅠもコールできませんのでプロテクトクランに対してでも青天井でパンプを重ねやすいのも良いですね。クリティカル守護者の登場でドロー守護者の採用が見送られることが予想されるのも追い風です。
それ以外のギフトクランに対しては変わらずドロー守護者が採用されていると思いますので突破力はそこまでかもしれませんが、高パワーラインや連パンと組み合わせることで強力なシナジーが期待できるかもしれません。
不磨の根絶者 ゼグラヲ
リンクジョーカーのグレード１ユニットです。Rから退却した時、コストにドロップゾーンからグレード２を２枚裏でバインドすることで、このカードをRにレスト状態でスペリオルコールする自動能力を持ちます。
相手のカードによる除去や自軍の退却コストによるリソース減を相殺することができます。コストにはCBやSBなど掛からないもののそこそこ重めなので連発は難しそうですが、《招き入れる根絶者 ファルヲン》と共に《欺く根絶者 ギヴン》のコスト調達や相殺を図れるようになるので使い勝手は良さそうです。パワー7000ではありますがグレード３とラインを形成してパワー20000を出せればデリートされた相手ヴァンガードをアタックする分には十分な数値なので問題は無さそうです。
根絶者ながら名称指定やデリートの有無などは関係ないので、根絶者以外の軸でもギミックパーツとして採用できます。現時点では根絶者軸以外での出番は無さそうですが将来的に日の目を見る可能性もありますので期待しときたいですね。
