今日のカード 3/23 矢車菊の花乙女 イーネス＆懇到の騎士 モーガン

矢車菊の花乙女 イーネス

2020年4月10日(金)発売 エクストラブースター第14弾 「The Next Stage(ザ ネクスト ステージ)」収録

懇到の騎士 モーガン

2020年4月10日(金)発売 エクストラブースター第14弾 「The Next Stage(ザ ネクスト ステージ)」収録

今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 3/23 より

　イーネスのフレーバーテキスト、なんか官能的ですね…。

矢車菊の花乙女 イーネス

　ネオネクタールのグレード３フォースギフト持ちユニットです。V/R登場時にコストにCB(1),SB(1)を支払うことで、あなたの山札の上５枚を見て、その中から１枚をRにスペリオルコールして山札をシャッフルし、コールされたユニットと同名の他のユニットがいるなら１枚引く自動能力と、あなたのカードの能力で他のリアガードが登場するたび、そのターン中自身のパワー+5000するV/R兼用自動能力を持ちます。

　登場時能力はランダム性こそあるものの確実にボードアドバンテージを得られ、さらにコールしたユニットと同名ユニットが既に居れば１ドローでさらにアドを得られます。

　最大で２アドを取れるので可能なかぎりドローを狙いたいところですが、サーチ範囲が山札の上５枚と狭いので確率的なものを考慮するとおまけ程度に考えた方が良いでしょう。また、カード名を参照する都合上スタンダードからのメインギミックであるトークンとも相性が良くないのもネックです。

　とはいえ、確定で１アドが取れる上にリアガードからデッキのカードにアクセスできるというだけでも十分すぎる性能ですので、ドローが不発続きでも問題視するようなことは無いでしょう。

　さらに、カードの能力で他のリアガードが登場するたびに自身にパワーパンプが入ります。

　《ホーレン相談役》や《カローラ・ドラゴン》などと同じパンプ条件ですが、レアリティとグレードの差か、先の２枚が+3000だったのに対し+5000とパンプ値が高めに設定されており、発動領域もV/Rと広くなっています。

　パンプ値が+5000になったことで誘発の度に要求シールド値を底上げできるので、少ないスペコ回数でも高い要求値を取りやすくなっています。ネオネクタールはどの軸でもトークン生成とデッキスペコを多用するため、このパンプ能力のみを目当てにした採用も全然アリでしょう。

　デッキの軸とするにはもう一声欲しいですが、R用ユニットとして考えれば十分優秀なグレード３ユニットだと思います。

懇到の騎士 モーガン

　ネオネクタールのグレード２ユニットです。あなたのターン中、あなたのＲに、あなたのヴァンガードと同名のユニットがいるなら、自身のパワー+10000するV/R兼用永続能力を持ちます。

　Vと同名のRがいればパンプアップするユニットです。アーシャ軸であれば《アーシャの花妖精・トークン》がVと同名になれるのでほぼ20000アタッカーとして機能します。

　アーシャ以外でも、デッキスペコを多用する《白百合の銃士 セシリア》や《牡丹の銃士 マルティナ》などのユニットを主軸に据えたデッキであればアーシャよりかは確実性は劣るかもしれませんが、概ね20000アタッカーとしての運用は期待できます。

　ただ、セシリアはRでは完全にバニラですし、マルティナも登場ターンを過ぎればバニラに成り下がってしまいます。モーガンのパンプに固執してバニラユニットを数ターンに渡って残しておくのは本末転倒感がありますので、そういった裏目を気にせずに運用するのであればやはりアーシャ軸が一番マッチしていると言って良さそうです。