ミルクボーイ風茶ヴァン雑記 「ツクヨミ」
※注意事項
・茶番です。まったりとお付き合いください。
・にわか関西弁とディスり要素を含みます。
苦手な方はご注意ください。
『ども~!』
「ども! 『ヒールガール』と申します~!
よろしくお願いします~!」
「お願いします」
「あ! ありがとうございます~!
今!
VGのクーポンカードを頂きましたけどもね!
こんなんなんぼあってもいいですからね!」
「4枚集めるとPR1枚と交換できますからね」
「いいもん頂きましたよ~ええ~!」
「VGと言えばな。「うん」
うちのおかんが好きなVGのスタンダードのデッキがあるらしいねんけどな、
そのデッキの名前を思い出せんらしいんよ」
「好きなデッキの名前を思い出せんてどういうことよ~!?
どないなっとんねんそれ~!」
「それで私もいろいろ聞くんやけどな、
全然分からへんねんな」
「フーン。
ほなあたしがね、おかんの好きなVGのデッキの名前、一緒に考えてあげるから、
どんな特徴言うてたか教えてみてよ~」
「おかんが言うにはな、
デッキの下に好きな順番でカードを置いていってな、デッキを一周させてその時に並べといたトリガーを確実に捲って勝つってデッキらしいねん」
「ほ~ん…
ツクヨミやないかい。
その特徴はもう完全にツクヨミやがな~。
すぐ分かったやんこんなんも~」
「でもな、ちょっと分からへんのよな」
「何が分からへんの?」
「いや私もツクヨミと思うてんけどな」「そやろ~?」
「おかんが言うには、
個人戦の全国大会にも持っていける言うてんねんな」
「ほ~ん…
ほなツクヨミと違うかぁ~。
個人の全国大会の舞台で使うデッキがツクヨミで良いわけないもんね!
常にリスクと隣り合わせのデッキなんか使うてたら
心臓がいくつあっても足りひんもん!
ツクヨミはな、チーム戦だからこそ握っていられんねやから!
ツクヨミ側も全国大会で使うデッキに任命されたら荷が重いよあれ!
ツクヨミってそういうものやからね!
ほなツクヨミと違うがなこれ~!
ほなもう少し詳しく教えてくれる~!?」
「最初の手札交換で全チェンばかりしてるらしいねん」
「ツクヨミやないかい!
初手にツクヨミを握れるか否かでその後の勝負が大きく左右されるんやから!
ツクヨミが1枚も来うへんかったらそら全チェンするよ~!
そんなんツクヨミで決まりやん!」
「いやでも分からへんねん」
「何が分からへんのよ~!?」
「私もツクヨミと思うてんけどな。
おかんが言うには、
メインユニットの服装が西洋風らしいねん」
「ほなツクヨミとちゃうやないかい!
ツクヨミなんて名前のキャラがギリシャ神話に出てくるようなひらっひらのスケベな布切れ着てたら台パン不可避やからね!
ツクヨミは日本神話に出てくる神様の名前ってみんな知ってんねんから!
そこを変にいじくろうものならあたしは動くよ!
ツクヨミ違うやないかい!
ほなもうちょっとなんか言うてなかった~!?」
「使いはじめの頃、同じデッキを使うてた上級者のプレイに憧れてたらしいで」
「ツクヨミやないかい!
ツクヨミとかげろうとリンクジョーカーは上手い人のプレイを見てつい憧れてしまうんやから!
あとダークイレギュラーズも憧れましたよ!
そんで自分で回してみたら全然思い通りに動かせんくて落胆する所までがセットやねん!
ツクヨミやがなそんなんも~!」
「いやでも分からへんねんて」
「なんで分からへんねん!」
「私もツクヨミと思うてんけどな」「そおやろ~!?」
「でもおかんが言うには、
トリガーを捲らんくても普通に勝てるらしいねん」
「ほなツクヨミとちゃうやないか!
ただでさえクラン特性がトリガーゲーに寄ってきてるのに、トリガーを捲らなくても勝てるってどういうことやねん!
ツクヨミは積み込みのダブクリがなきゃ
あんなんただの紙束やからね!
ニケとサイキックとじんじゃーには足向けて寝られへんねやから!
ツクヨミちゃうやろそんなん~!
他になんか言うてなかったか~!?」
「良くも悪くも結局はガチャ次第らしいねん」
「ほなツクヨミやないか!
三日月半月満月と順当にライドして安心しとる奴はにわか中のにわか!
その後に待つエウリュアレーガチャを引き当ててやっとスタートラインに立てるんやから!
ツクヨミってそういうもんやからね!
ツクヨミやないかそれ~!」
「いやでも分からへんねんて」
「なんで分からへんのぉ!?」
「私もツクヨミやと思うてんけどな」「そおやろぉ~!?」
「でもおかんが言うには、
デッキシャッフルのしすぎでよく腱鞘炎になってまうらしいねん」
「ほなツクヨミとちゃうやないか!
ツクヨミは積み込みを大事に大事に扱うデッキやねんから!
手首が痛なるほどシャッフルなんかするわけないからね~!
ツクヨミを使うてデッキをシャッフルしていいのは、
手札交換とGアシストの前後、それに
相手がHYU-GAの時だけやねんから!
ツクヨミとちゃうがなそれ~!
他になんか言うてなかった~!?」
「デッキの残り枚数が気になってつい数えてまうらしいねん」
「ほなツクヨミやないかい!
積み込みの手前まできたらほとんどのプレイヤーはプレミが無いよう脊髄反射的にデッキを数えてまうねん!
そんで下手に触りすぎてデッキが崩れてまうと、
ジャッジカットが入ってせっかくの積み込みがおじゃんになってまうから、
数える手付きも慎重になって変に時間かかってしまうんよ!
ツクヨミの卓で時間切れが起きたら九割九分はツクヨミ側に非があると言っても過言ではないからね~!
ツクヨミで決まりやろそんなん~!」
「でも分からへんねん」
「分からんことはない!
おかんの好きなVGのデッキはツクヨミで決まりや!」
「私もそう思うてんけどな「そおやろ~!?」
でもおかんが言うには、
ツクヨミではないっていう」
「ほなツクヨミちゃうやないか!
おかんが『ツクヨミではない』と言えば、
それはもうツクヨミちゃうがな!「そうやねん」
先に言ってよ!
あたしがデッキ枚数を慎重に数えてる人のマネしている時どう思ってたん!?」
「申し訳ないなって思ててん」
「ホンマに分からへんがな! どうなってんねん!」
「でもおとんが言うにはな」「おとん!?」
「メガコロニーではないかと」
「いや絶対ちゃうやろ!
もうええわ」
『どうもありがとうございました!』
結構色んなとこで話題に上がっているミルクボーイ風漫才を僕なりに考えてみました。
少しでも楽しんでもらえたら幸いです。