月満ちるときを待ちわびつつヴァンガードショップ大会レポート 6/26
「ついにわらわもすたんだーどに参戦じゃ!」
「ツクヨミ師範!」
天馬開放に収録されるツクヨミシリーズの情報が解禁されて古参の血が騒いでしょうがない今日この頃、こんばんはilsです。
連携ライドとデッキ積み込みという往年のギミックを残しつつカードパワーも底上げされた王道リメイクに、歓喜に湧いた古参オラクルプレイヤーや鷹匠も多いことと思います。
特に《三日月の女神 ツクヨミ》と《半月の女神 ツクヨミ》のサーチ能力がとても強力ですね。1:1交換でトップ5枚の中から好きなカード1枚を手札に加えられるだけでもお腹一杯なのに、さらにスペリオルライドでアドに変換できてしまうんですからもう是が非でもライドしたいの一言です。
《満月の女神 ツクヨミ》もフルスペックを叩き出せれば2アド+トップ操作+疑似前トリガーと文句なしの性能ですし、先の三日月半月でボトムに送ったトリガーを確定で捲るという往年の勝ちパターンも再現できたりと本当にファンからすればブシロードに対する称賛が止まないと思います。サンキューブッシ、フォーエバーブッシ。
ただ、ローテーション後のスタンダードはFVのデザインが完全統一されたことでG1の《三日月の女神 ツクヨミ》へのアクセス手段が失われてしまったため、全体的な連携ライドの安定性は落ちてしまっているのがネックとなっています。
アマテドーターという安定感の塊とも言うべきデッキを握ってきたプレイヤーからすれば、リスキーなマリガンを強いられるというだけでもウィークポイントに見えてしまうのも致し方無しです。
また、連携ライドが失敗した途端に満月のスペックが著しく低下してしまうのも頂けない点です。《稲葉の白兎》や《邪眼の美姫 エウリュアレー》などのサポートカードも同時に収録されているものの、白兎はバトル終了時なのでタイムラグがあり、エウリュアレーは単体では機能しない上ツクヨミのソウルインもランダムなので安定性は依然変動しません。
総じて「ツクヨミ」という名称ギミック自体がブレが大きいため、現環境の速度を考慮するともう一声サポートが欲しいところ、というのが個人的な見解です。
まだ未公開カードも多数ありますので決めつけるには早計の極みではありますが、アマテドーターに三日月半月を吸収されて満月はサブプランに落ち着いてしまわないことを祈るばかりです。
前置きになっていない前置きが終わったところで本題のショップ大会レポに参りましょう(雑記と別ければいいのに)。
ホビーステーション大宮店
フォーマット:スタンダード
参加人数:10人
使用デッキ:オラクルシンクタンク アマテドーター
1回戦目 対リンクジョーカー
こちら先攻。
G3は《CEO アマテラス》にライドして横展開してアマテラスの火力上げつつトップ操作でトリガー捲りながら3パンも相手方も有効治でダメージ3点。
返しに相手方は《絆の根絶者 グレイヲン》にライド。プロテクト�T選択と《インペリアル・ドーター》を握れていたのでデリート自体は問題なかったものの、《絶命の衝撃 ジェットシャフト》で左右のG2を強制インターセプトに回してしまい2ターン先の《ヴィクトリアス・ディアー》に向けてのアタッカー確保がめんどうなことに。
ダメージ3点でターンを貰いインペリアルに再ライド。能力でアタッカーは確保したものの、これ以上除去されると大変なので次ターンのディアー用に温存して2面展開に留めます。トップに☆を仕込めていたので2パンでもガード吐かせるか5点に詰めるかでどっちに転んでも問題ないのも良かったです。
相手方はVを守護者でガードしますが、☆2のRはスルーして被弾を選択しますが、有効W治でダメージ3→3のまま変動せず。まさかの結果に天を仰ぎターンを渡します。
返しに相手方は《ハーモニクス・メサイア》にライド。《閉塞の爪 ガストリィネイル》を展開してRRVRRの5パンで攻め立てられます。要所は守りつつ最小限の札消費でダメージ5点まで被弾してターンを貰います。
返しにインペリアル再ライドから盤面を展開してディアーを起動。デッキトップに☆☆を仕込んでアタックしますが、相手方はVを守れるだけのガード値が無くスルーを宣言。4ダメージを与えて6点目ダメージを叩き込んで勝利。
戦績:1勝
2回戦目 対アクアフォース
こちら先攻。
こちらがG2でGアシストを決行するのに対し、相手方は《潮騒の水将 アルゴス》ライド、Rに《タイダル・アサルト》の計5パンで早速タコ殴りにされます。
ダメトリにも恵まれずかといってスルーしていると初乗りの《蒼嵐覇竜 グローリー・メイルストローム》ですら沈みかねないので積極的にガードして何とかダメージ3点に抑えます。
返しにアマテラスにライド。グロメのおかげでギフトは�T一択です。悲しみ。
《バトルシスター しゅーけっと》とアマテのドローで何とか盤面を作り、殲滅戦を中心に返していきます。
ただ、相手方のダメージがまだ2点であり、Gアシスト経由で札も薄く長期戦がさらに難しいことと次ターンに最速ディアーで動けないとまずグロメで沈められるということを考慮すると、殲滅戦を交えずに点を詰めてVインペリアルラインでもワンチャン作れるように動いた方が良かったかもしれません。
相手方は殲滅戦とその後のVへのアタックもすべてスルーされ、ダメージ3点としてターンを返します。
返しの相手方の《蒼嵐竜 メイルストローム》ライドターンにはVスタンドを許さずに立ち回り何とかダメージ4点でターンを貰います。
返しにインペリアルに再ライド。ディアーは起動できなかったもののトップに☆を仕込み、相手方もVに対して2枚貫通を提示。相手方はダメージ3点なのでこちらのドライブが☆☆でないかぎり横に振っても意味が無いのでVに全振り。2枚目に希望を託しますが残念ながらノートリガーで仕留めきれず。
返しにグロメに再ライドされ、前列5面展開に+10000パンプ、さらにドライブチェックで前トリガーを捲られてガード札が圧倒的に足りないどころかガードが切れないラインすら形成され、6点目ダメージを被弾して敗北。
戦績:1勝1敗
3回戦目 対ゴールドパラディン
こちら先攻。
相手方は《灼熱の獅子 ブロンドエイゼル》にスペリオルライドできず、さらに通常ライドも《レーブンヘアードエイゼル》とひたすら下ブレムーブでした。
こちらは順調にG3ライドとプロテクト�Uを重ねていき、2度目のインペリアル再ライドとディアーを絡めて6点目ダメージを与えて勝利。
戦績:2勝1敗
感想戦
1回戦目・・・W治は悶絶しましたが、相手方の守護者の握りの悪さに救われました。
2回戦目・・・Gアシの時点で不利なので強気行くべきでしたね・・・。
3回戦目・・・やっぱりブレのあるデッキは怖いですね。
というわけで2勝1敗でした。
アクアフォースは下手に守りに入ったところでグロメのフルスペック耐えられるわけないのに、目先のことに囚われすぎでしたね・・・。まだまだ弱気の虫が健在ですので、この経験を次回以降に活かせるよう精進したいです。
今回対戦して頂いた方々、対戦ありがとうございました。
今回のデッキレシピ
G3 11枚
4 CEO アマテラス
4 インペリアル・ドーター
3 ヴィクトリアス・ディアー
G2 10枚
4 プロミス・ドーター
4 レクタングル・メイガス
2 バトルシスター しゅーけっと
G1 12枚
4 クォーレ・メイガス
3 雅趣の斎女 フミノ
3 バトルシスター ぱねとーね
2 テトラ・メイガス
G0 17枚
1 ロゼンジ・メイガス(FV)
4 サイキック・バード(☆)
4 オラクルガーディアン ニケ(☆)
4 ウェザーフォーキャスター ミス・ミスト(引)
4 スフィア・メイガス(治)