今日のカード 7/1 力ある賢者 バイロン&ピュアブライト・ユニコーン
力ある賢者 バイロン
2019年7月12日(金)発売 ブースターパック第5弾 「天馬解放(てんまかいほう)」収録
ピュアブライト・ユニコーン
2019年7月12日(金)発売 ブースターパック第5弾 「天馬解放(てんまかいほう)」収録
今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 7/1 より
バイロン、実力はあるのに試合前の体重測定で計量オーバーしちゃったファイターって感じがしますね。
力ある賢者 バイロン
ロイヤルパラディンのグレード3フォースギフト持ちユニットです。あなたの他のリアガードが登場するたび、そのターン中自身のパワー+3000するV/R兼用自動能力と、あなたのダメージゾーンが相手よりも多いなら、コストにSB(1)と手札を1枚捨てることで、2ドローするR用ターン1回起動能力を持ちます。
リアガードをコールする度にパンプアップする能力は、スペリオルコールやドローなどアド獲得手段に長けているクランということもあり割かしパンプはしやすいと思います。8000ブーストで21000ラインのところを24000~27000ラインに引き上げる微調整から、とにかく札を叩きつけてマッチョメンに鍛え上げる等使い方は様々です。
ただ、フォースクランはユニットのパンプ値査定が甘々なことを考慮すると、いくらスペコ手段が豊富なロイパラとはいえ辛口査定に見えてしまいますね。もちろん無いよりは有った方が有意義ですし、フォース�Uのおかげでパンプはいくら注ぎ込んでも問題ないという側面もあるので決して悪い能力ではありません。
また、相手よりもダメージを多く受けている場合のみ、1:2交換のドローを行えます。ダメージ先行という条件こそあるものの、SB(1)という低コストで手札の不要牌を2ドローに変換できるのは魅力的です。
惜しいのはR専用能力という点でしょうか。これのおかげでライド時にはただパンプするだけのバニラユニット成り下がってしまっているため、安定性を向上させたり事故の解消を目的として採用したはずが、自身が事故ライドカード要素の1つになるという致命的な矛盾を孕んでしまっています。
バミューダ△のようにグレード3へのアクセス手段があればまた別ですが、テンポが重視されるフォースクランに置いて(この高速環境ではどのクラン・ギフトも同様だとは思いますが)、デッキの核となるグレード3に事故ライド要素を入れるのはリスキーすぎるかなと個人的には思います。
総じて、テキスト自体は申し分ないのですがグレード3であるが故の使いづらさが目立ってしまった1枚だと思います。せめてドローがVでも使えていれば・・・。
ピュアブライト・ユニコーン
ロイヤルパラディンのグレード1ユニットです。R登場時に、あなたの前列のユニットが3枚以上ならSC(1)する自動能力と、同じくR登場時にあなたのユニットが5枚以上なら、そのターン中自身のパワー+5000する自動能力を持ちます。
2つの登場時能力とも自身をカウントするので実質2枚&4枚以上であり、テキスト上ほどキツさはありません。リターンこそSC(1)と単騎12000アタッカーorブースターと微々たるものですが、SCを兼ねつつラインを強化できるのでバロミセイバーにとってはうってつけの1枚であることには違いないでしょう。
同じくSCとパンプを行えるグレード1ユニットに《ぽーんがる》が存在しますが、あちらが縦ラインを意識させられるのに対し、こちらは横を意識する都合上奇形ラインのリスクを負いにくく(パワー7000が居座る時点でリスクじゃない?)、またパンプも確定なので攻勢の計算がしやすいなどの利点があります。
欠点は当然ながら自身の素のパワーの低さと《ハイドックブリーダー アカネ》という相方の不在ですが、SCが必要か否かで採用が決まるカードですし、採用されるということはそのデッキはほぼバロミセイバーでしょうからぽーんがるとの併用も当然されると思います。なので、優先順位を付けたところで意味は無さそうです。
総じて、バロミセイバーのサポートカードとして活躍が期待できる1枚だと思います。それ以外のデッキでは強力なSB能力持ちの収録次第といった感じでしょうか。