今日のカード 6/28 修羅忍竜 ジャミョウコンゴウ&暴挙の忍鬼 スオウ
修羅忍竜 ジャミョウコンゴウ
2019年7月12日(金)発売 ブースターパック第5弾 「天馬解放(てんまかいほう)」収録
暴挙の忍鬼 スオウ
2019年7月12日(金)発売 ブースターパック第5弾 「天馬解放(てんまかいほう)」収録
今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 6/28 より
「見よこの潤沢な手札を!
これだけあればそうそう負けぬであろうな!」
「ジャミョウにライドします。
手札4枚になるように捨ててください」
「はー!」(ガチギレ)
「修羅場(盤外闘争)の予感!」
修羅忍竜 ジャミョウコンゴウ
ぬばたまのグレード3プロテクトギフト持ちユニットです。V登場時と各ターンの終了時、相手は自分の手札6枚を選んで残りを捨て、あなたのソウルにグレード3があるなら、代わりに相手は4枚選んで残りを捨てるV用自動能力を持ちます。
かつて旧環境で猛威を振るった《六道忍竜 ツクモラカン》のように、手札を強制的に指定枚数までハンデスすることができます。ツクモと違いターン終了時に戻ってくることはない正真正銘のハンデスであり、それが登場時だけでなく各ターンの終了時に発動するとなるとたまったものではありません。長期戦になればなるほどリソースを刈り取れるため、プロテクトクランや一部の遅いクランに対しては殲滅戦を交えながらコントロールチックに立ち回ることもできます。
またそれらの遅いデッキは総じて再ライドが主流となっているため、ガード値にならないグレード3を温存させることで実質5or3枚までハンデスさせるも同義となるためメタカードレベルでぶっ刺さっている能力と言えます。
反対にアクセルクランやバミューダ△などの高速デッキはプロテクトクランほど手札を溜めこまないためハンデス枚数も大人しく、長期戦もまず見込めないので効果が薄いと思われます。そういう点ではこのユニットに特化したデッキを組むのはややリスキーかもしれません。
このユニット自身は戦闘面に関してはバニラ同然であり、シールド要求値20000までなら札消費1枚で止められるゲーム性を考慮しても普通に殴っているだけでは決め手に欠けてしまうため、別途サポートやフィニッシャーの用意が必然となります。
幸い、少ない手札に連パンをぶつけられる《隠密魔竜 マガツストーム》や追加ハンデスと疑似除去も兼ねる《忍獣 コクシガラス》、ガード制限を課す《禁戒の忍鬼 ミズカゼ》や《暴挙の忍鬼 スオウ》など、ハンデスと相性のいいフィニッシャーは揃っていますのでその点は問題無さそうです。《忍竜 ボイドマスター》でインターセプト封じも追加すれば相手は阿鼻叫喚不可避でしょうし、相手のリアガードをバウンスさせて手札を増やしてハンデス枚数を増やして疑似除去までできれば盤外乱闘も時間の問題でしょう(沸点低すぎ!)。
また、ガード面を考慮すればまずグレード0や守護者を確保すると思いますので、《忍妖 ツムジバショウ》で確実に高シールド値のカードをハンデスさせることも期待できます。ツムジのパワーパンプこそ期待はできないものの、フィニッシュ力を高めるという意味では十分有益なムーブだと思います。仮にトリガーが再度手札に加わって総ガード値が変動しなかったとしても、ダメージトリガーをケアできたと考えればむしろそちらの方が儲けものでしょう。
総じてVRらしいフィニッシャー性能こそないものの、リソースコントロール力に長けた優秀な1枚です。元々プロテクトメタが顕著なクランでしたが、ここまでプロテクトを殺しにきてるとオラクルのシェアにも影響してきそうですね。
暴挙の忍鬼 スオウ
ぬばたまのグレード2ユニットです。R登場時、あなたのヴァンガードが《修羅忍竜 ジャミョウコンゴウ》ならそのターン中自身のパワー+5000し、このユニットがアタックしているバトル中では相手は手札からガーディアンをコールする際に2枚以上でないとコールできない自動能力を持ちます。
Vがジャミョウ時限定ですが、ノーコストで2枚切り強要単騎14000アタッカーとなれるのは優秀です。ジャミョウのハンデス能力で手札が少ないところに2枚切りを強要されては堪ったものではないですが、ジャミョウ自体がフィニッシャーとしては物足りない性能なのであくまで別のフィニッシャーへの繋ぎの一部という使い方になるでしょうか。