今日のカード 6/21 サンダーブレイク・ドラゴン&ドラゴンダンサー ライライ
サンダーブレイク・ドラゴン
2019年7月12日(金)発売 ブースターパック第5弾 「天馬解放(てんまかいほう)」収録
ドラゴンダンサー ライライ
2019年7月12日(金)発売 ブースターパック第5弾 「天馬解放(てんまかいほう)」収録
今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 6/21 より
傍観者気取りか? 気にくわねぇ、ツラ貸せや!
サンダーブレイク・ドラゴン
なるかみのグレード3アクセルギフト持ちユニットです。相手のヴァンガードがグレード3以上なら、このユニットは相手の前列のユニットすべてとバトルするV用永続能力と、コストにCB(1)を支払うことで、相手は自分の後列のリアガードをそれぞれ、ユニットのいない前列のRに移動させるV/R兼用ターン1回起動能力を持ちます。
相手ヴァンガードがグレード3以上なら常時前列と一斉バトルを行うことができます。《ドラゴニック・カイザー・ヴァーミリオン》と違いノーコストな代わりに先攻時ではタイムラグがあり、前列のユニットが不在時のサブプランもなく、パンプアップも無いためフォース対面ではブーストが必要な点等、同じ挙動ながら大分好みの別れるデザインになっていると思います。
それでも、毎ターンノーコストでリアガードが2枚除去できたり、Vの分と併せて追加のガード札を切らせられたりできれば十分な性能だとは思います。とはいえ、詰め性能自体はかなり低いので別にフィニッシュ要員の用意は必至になるでしょう。なんにせよアクセルクランにとっては見たくもない能力ではありますが。
加えて相手の後列を前列に引きずり出す能力も持ちます。これまでのなるかみにとっては不可侵領域であったV裏のユニットも前列に移動させられますので、《デトニクス・ドリルドラゴン》の手札コストの軽減に大いに役立つことと思います。
ただし、選択権は相手にあるので前列が2面空きで後列3面が埋まっている場合はR裏を前列に移動することでV裏の移動を無効にできます。なので盤面を埋められてしまうと不可侵領域を崩すことはできなくなります。
2枚目のサンダーブレイクや先に《リザードソルジャー リキ》を使用した後に除去するなどで回避できますが、1枚のカードを除去るためのムーブにしてはあまりに効率が悪いため、そこまでするくらいならさっさとデトニクスの手札コストで1枚切ってしまった方が堅実かもしれません。
同様にR裏であってもマスト除去ユニットを前進させることは難しくなっています。一見強そうですが意外と穴が多いですね。
それでも、起動能力なので毎ターン強制移動できるのは相手としては堪ったものではないでしょう。毎ターン前面埋められるクランも全体では少数派なので、リソース合戦に付き合ってくれる相手もまずないと考えれば十分な性能と言えるでしょう。
総じてサブV、R用G3としては悪くない1枚だと思います。現時点でもなるかみのグレード3は強力なユニットが揃っているため激戦区ではありますが、環境次第では活躍も期待できるかもしれません。
ドラゴンダンサー ライライ
なるかみのグレード1ユニットです。アタックかブーストしたバトルでアタックがヴァンガードにヒットした時、あなたの山札の上7枚を見て、《サンダーブレイク・ドラゴン》を1枚公開して手札に加え、その後手札に加えてかつこのユニットがRにいるなら自身をソウルインするV/R兼用自動能力を持ちます。
サーチ先が限定されたなるかみ版《マシニング・ホーネット》です。
Vであればアドバンテージになりますが、Rでは1:1交換に終わってしまう上ホーネットと違いソウルギミックはまず期待できないためシナジーも薄いなどの欠点もありますが、ブースターをアタッカーやライド先に変換できると考えれば及第点と言えるでしょう。
性質上サンダーブレイクが3〜4枚採用されているデッキでないと本領を発揮できないので、それを軸に据えたデッキで採用したいですね。