今日のカード 6/15 デスワーデン・アントリオン
デスワーデン・アントリオン
2018年6月29日(金)発売 エクストラブースター第1弾 「The Destructive Roar(ザ デストラクティブ ロアー)」 収録
今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 6/15 より
イヤらしさ通り越して殺意満点じゃないですかやだー!
デスワーデン・アントリオン
メガコロニーのグレード3プロテクトギフト持ちユニットです。アタック時にコストとしてグレード3をSB(1)し、手札を2枚捨てることで、そのバトル中自身のパワー+10000/☆+1し、相手は手札から守護者をガーディアンとしてこーるできなくなるV/R兼用自動能力を持ちます。
《ヴィクトリアス・ディアー》に続く、プロテクトクランのフィニッシャーグレード3ユニットです。書いてあることは《ドラゴニック・ウォーターフォウル》と同じであり、スタンダード環境のかげろうがかげろうたる所以の8割以上を占めていると言っても過言ではないほどのパワーカードと同じ効果を持つと言うだけでもそれ以上の説明はもはや不要でしょう。そんな強力な能力をリアガードでも発動できるとあっては堪ったものではありません。
また、メガコロニーには《ファントム・ブラック》というブーストしたユニットのアタックをノーマルユニットではガードできなくさせるユニットも居るため、それとラインを形成すれば最大パワー36000/☆+1/トリガーユニットとインターセプトでのみガード可能という、これもまた状況次第では理不尽な殺意を相手に叩きつけられます。
ここに《マシニング・スパークヘラクレス》や《小隊長 バタフライ・オフィサー》で更なるパワーパンプを付与していけば、もはや相手のリソースをズタズタにすることも容易でしょう。
ただし、コストとして手札を2枚捨てなくてはならず、ファントムブラックも併せると手札を3枚も消費してしまいます。現時点でのメガコロニーのリソース獲得手段はグレード3のサーチのみであり、プロテクトギフトがあるとはいえシールド値面では不安がどうしても感じてしまいます。同時収録のスパイクブラザーズやたちかぜも負けず劣らずにギフトとテキストによるパワーパンプがてんこ盛りの様子ですので、無計画に能力を発動させて決めきれなかった場合のリスクは計り知れません。状況にもよりますが、基本的には終盤のフィニッシュターンでの起用が一番丸いでしょう。
総じて、メガコロニーのサブフィニッシャーとしての活躍が期待できる1枚だと思います。「月は満ちぬ」と煽り抜かしていた頃より(失礼)幾倍も強化されてのリメイクですが、個人的にはこの枠をギラファに使って欲しかったなと思ったり思わなかったり。