今日のカード 10/18 定常宇宙の祈り子

定常宇宙の祈り子

2017年10月20日（金）発売 クランブースター第6弾『混沌と救世の輪舞曲（こんとんときゅうせいのロンド）』 収録

ヴァンガード開発部からの一言!!

今日のカードは、10月20日(金)発売のクランブースター第6弾 『混沌と救世の輪舞曲（こんとんときゅうせいのロンド）』から、〈メサイア〉のサポートカード、【守護者(センチネル)】の「定常宇宙の祈り子」をご紹介。

「定常宇宙の祈り子」は、〈メサイア〉の【解呪(アンロック)】能力を大きくサポートするカード！
相手のアタックを完全にガードする、通常の【守護者】のスキルの対象は〈メサイア〉に限定されてしまうが、ドロップゾーンの自身をバインドし、味方リアガードを2枚【呪縛(ロック)】することで、1枚引くスキルを持つ！
例えば、「質量転移のレディフェンサー」や「グロビュール・ドーベル」を【呪縛】すれば、【解呪】時の能力によって【呪縛】のデメリットを上手く活用することができる。 加えて、「創世竜 ハーモニクス・ネオ・メサイア」の【解呪】の枚数を増やす際にも、「定常宇宙の祈り子」のスキルが役立つぞ。
〈メサイア〉デッキで活躍が期待できる【守護者】だ！

本日は、『混沌と救世の輪舞曲（こんとんときゅうせいのロンド）』のカードリストを更新予定！
こちらもお見逃しなく！
今後も『今日のカード』の更新をお楽しみに！

今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 10/18 より


　回収能力じゃなくて一安心ですが、単純に１アド取りつつシナジーも形成できるのはえぐいですね・・・。





定常宇宙の祈り子


　リンクジョーカーのグレード１守護者ユニットです。手札からGに登場したときに手札を１枚捨てることで、アタックされている種族＜メサイア＞のユニットを１枚選んでそのバトル中ヒットされなくする完全ガード能力と、コストとしてドロップゾーンにある自身を表でバインドし、自軍リアガードを２枚呪縛することで１ドローする起動GB能力を持ちます。


　完全ガード能力は＜メサイア＞しかガードできませんので、実質メサイア軸専用のデザインになってます。
　重要なのはもう一つの能力で、ドロップゾーンにある自身をバインドすることで自軍リアガードの呪縛とドローによるアドバンテージ確保を行うことができます。
　開発部の一言にもあるように各種解呪ギミックとのコンボが捗りますし、実質ノーコストでリソースが増えるのは単純にありがたいですね。タイムラグこそあれ、完全ガードによる手札消費を実質１枚に抑えられるのはやはり良いです。


　しかしながら、メインフェイズ中の自軍２面呪縛というのは逆に攻め手を緩めてしまう要因にもなります。各種超越メサイアによってパンチ数こそ確保できますが、《質量転移のレディフェンサー》などの自己呪縛ギミックと併せた連パンの要求値を下げてしまうため、状況次第では使用を見送る場合もあるやもしれませんね。
　どちらかというとフィニッシュモーションまでのアドバンテージ確保のターンで使用したいですが、守護者である故ドロップゾーンに軽々と送りづらいのがネックです。ドロップゾーンに送り込める（守護者のベストと思われる運用タイミング）の頃にはリンク側も解呪ギミックを用いた連パンを展開したいと思いますので、ファイトプランを想定するとやや噛み合いが悪いように感じます。


　とはいえ、完全ガード能力にここまで贅沢なおまけがついてくるだけでも十分すぎる性能であることには違いありません。使いやすいCC要員も揃ってきたことですし、メサイア軸の新たな守護者としての活躍が期待できる１枚だと思います。