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今日のカード 9/16 旋動の賢者 ベルク




旋動の賢者 ベルク

9月26日(土)発売 コミックブースター『先導者と根絶者(デリーター)』収録

ヴァンガード開発部からの一言!!

今日のカードは、9月26日(土)発売の『先導者と根絶者(デリーター)』より、《リンクジョーカー》の脅威に立ち向かう賢者をご紹介!
呪縛に対抗する能力を持つ「旋動の賢者 ベルク」だ!

ヴァンガードが「アルフレッド」であれば、登場時に呪縛された仲間2体を解呪できる!
さらに、仲間2体を選んでパワーを+2000できるぞ。
呪縛された仲間がいなくてもパワー+2000は可能なので、実質11000アタッカーとしてコールすることが可能だ。
(能力テキストに「〜したなら」というテキストが含まれないので、能力を可能な限り解決する)
デリートに対抗する「波動の賢者 ターナ」と共に、「根絶者」の脅威に対抗する戦力になってくれることだろう。

「アルフレッド」デッキは、山札から戦況に応じた仲間をコールする戦術が強力!
デッキに1枚入っていると、いざという時に活躍してくれるはずだ!


ユニット設定

「アルフレッド」に仕えていたという、王室付き魔道士の一人。
第一正規軍“ロイヤルパラディン”の後方部隊に所属し、騎士達の進軍や武具の魔力補充など、魔法を使った支援を担当している。
先の「星輝大戦」においても実戦に参加。大戦後は“ゴールドパラディン”の英雄「エイゼル」の協力の下、「呪縛」と「解呪」に関する研究に努めた。
近年、スターゲートに現れた“リンクジョーカー”の動向を察知。
再び「解呪」が必要になるのではないかと密かに警戒している。


今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 9/16 より


 対リンクジョーカーでなくとも腐らないのは偉いですね。



旋動の賢者 ベルク


 ロイヤルパラディンのグレード2ユニットです。R登場時にヴァンガードがカード名に「アルフレッド」を含むユニットならば、CB(1),SB(1)を支払うことで、自軍の呪縛カードを2枚まで解呪し、その後自軍ユニットを2枚まで選んでそのターン中パワー+2000する自動能力を持ちます。


 対リンクジョーカー戦に置いては解呪カードとして、そうでない相手でもパンプアップによってラインを強化したり、最悪自身を11kアタッカーとして運用させたりと、とりあえず最低限の動きはできるようになっています。


 一度に2枚のカードを解呪できるので、前列両ラインを呪縛されてもコール場所とコストさえ確保できていれば何の問題もなく攻勢に転じることができます。インターセプトという強みこそ失われますが、《騎士王 アルフレッド》やその双闘リーダー《騎士王の先導者 エゼル》ヴァンガードであれば、V裏にコールすればテンポロスやライン形成を阻害せずに済みますので、「アルフレッド」指定はむしろメリットなのかもしれません。


 この手のメタカードは1〜2枚挿しが定番ですが、スペコが得意と言われるロイヤルパラディンでもコストが割高になってしまうので、コストの管理には十分気を付ける必要があります。騎士王アルフレッドからサーチすると、それだけでCB(4),SB(1)、メタカードの割にはあまりにもコストが重すぎて安定しません。同様にエゼルの場合はCB(1),SB(3),手札1枚とこちらも重めです。

 《ナイト・オブ・ツインソード》からコールした場合はCB(2),SB(1)と、前者と比べればまだ軽い方ですが、いずれにしてもコストに見合った成果が得られるとは言い切れないかもしれません。もちろん、呪縛から逃れてそのままビートで勝利できればどんな形であれアドになるので、一概には言えませんが。

 一番良い動きは、「アルフレッド」がハーツカードの《飛天の聖騎士 アルトマイル》からのスペリオルコールでしょうか。最小限のコスト消費で済み、さらにベルクもパワー19kまで上昇させることができるのでまさに一石二鳥です。


 どちらにしろ、環境にリンクジョーカーが溢れかえるか、サイドボードシステムが導入されないと日の目を見ることはあまりなさそうですね。相手がリンクジョーカー以外でもパワーパンプが使えるとはいえ、本当に微々たるものですし。


 ところでカード名が「先導」ではなく「旋動」と同音異義語になっていますね。ブースターパック名的にもそこは「先導」で良かったんじゃないかという意見ももしかしたらあるかもしれませんが、もしかしたら開発側としては新たな名称候補としてキープして置きたいという意図があるのかもしれません。
 故に敢えて同音の「旋動」に名前を変更したと、そう解釈もできますね。強引? 言ったもん勝ちだよ(ぉ


 しかし、この「旋動」という見慣れない言葉はどんな意味なんだろうかなとグーグル先生に尋ねてみましたが、出てくるのは工学系専門用語と図形が所狭しと並んだ文章の羅列と、1枚のMTGのカード名ばかりで、「旋動」の意味まで中々たどり着けず。


 仕方ないので工学論文を左から右へと流し読み、にわか知識120%の解説をしますと、ライフルや銃などの銃砲身内に施された螺旋状の溝(腔線、ライフリング)を、空気圧などによって押し出される弾丸が通過することによって与えられる回転運動を「旋動」と言うようです。
 弾丸に回転を加えることによって自転が発生します。この自転、即ち回転速度が速いほど安定した弾道を確保することができるんですって。間違ってたらコメントでご教授ください。


 つまり旋動の賢者とは、ユニット(弾丸)に対しパワーパンプ(回転)を加えることでより強力なアタック(バキューン!)を可能にさせる、というユニットになるわけですね。
 こうなると、メインと思われた解呪部分がなんか後付けっぽく見えてしまいますが、多分そこまで深くは考えてないでしょう。イラストも「旋動」要素が見当たりませんし、結局はそういうことなんでしょうね(投げやり濁しは止めなさい)


 以上です。FEif暗夜ルナクラも遂に終章! 早く暗夜ルナクリアの称号が欲しい居留守でした。