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なないろヴァンガードショップ大会レポート 8/20


「寝オチしてた!」




 最近急にVGアンテナの逆アクセスランキングで10〜15位付近を当ブログの名がうろついている事に違和感を覚える今日この頃、こんばんは寝落ちから目覚めたエロスの化身ilsです。


 今更ですがマリガンのミニテクニックについて。
 先攻後攻を決めた後にお互いに行う手札の引き直しをマリガンと言いますが、このマリガン、ルール上は先攻が先に引き直しを行い、その後後攻が引き直しを行うことになっています。

 これを利用すれば、後攻プレイヤーは先攻プレイヤーのマリガン枚数をマリガン基準に組み込むことができます。
 例えばマリガン枚数が少なければ相手の手札にはアタッカーが多いことが想定され、それと反比例してガード値が少ない場合が想定されます。
 となれば、先にアタックができる後攻の利点を活かして、序盤からパンチ数を増やすために低いグレードを手札に温存する、といったマリガンができるようになります。

 対して先攻側はルール上は自分が先にマリガンを行う都合上、後攻側のマリガン枚数に応じてマリガン基準を決めることはルール上は不可能です。
 なのですが、後攻側でありながら先攻側よりも先にマリガン枚数を宣言するも多いです。こうなると、先に高いグレードにライド出来る先攻でさらにマリガンの選択肢も補正されるので、より先攻側が有利に動けるようになってしまいます。

 ですので、後攻になった場合は先攻がマリガン枚数を宣言するまで口を紡いでいるのが利口であり、先攻側に先にマリガンをさせるようにして有意義なマリガンを行うようにしましょう。一見して効果は薄いかもしれませんが、こういった小さなところから情報アドを得られるようになれば、上達の近道に繋がることでしょう。

 なお、実際のマリガンはそんなことを考慮している場合ではない模様(トリガーを4枚山札に戻しながら)。



 というわけで本題です。

 木曜日ということでオーガ大宮店のヴァンガードショップ大会に参加してきました。使用デッキはいつものようにラクスサノオです。ラクスサノオです。大事なことなので2度言いました。果たして結果や如何に。



 参加人数:14人
 ダブルエリミネーション





1回戦目 対アクアフォース 蒼翔竜 トランスコア・ドラゴン ○


 こちら先攻。
 G2ライドターンに前列ユニットが不足していたので《神剣 アメノムラクモ》《覇天戦神 スサノオをサーチしてアタッカーを確保しつつ2パン。クリティカルも捲れ、リアガードのアタックもスルーされて早々にダメージを3点まで詰めます。

 そしてスサノオにライドし、《宝鏡の女神 オオヒルメ》を横にコールしてRVRでアタック。Vのアタックをノーガードされ、ここでダブルクリティカルを捲ってダメージ3点、ヒールトリガーが捲れることなくそのまま勝利。久々の突然の死勝ち、こういうのがあるからオラクルは怖いんだよな。



2回戦目 対バミューダ△ PR♥ISM-I ヴェール ○


 こちら先攻。
 G2ライドターンに3面展開して3パンするも、ダメージトリガーのおかげで1パン通らず、1パンはガードされてダメージ1点止まり。
 対して相手方はV1パンながらクリティカルトリガーを捲られてこちらダメージ2点。

 3パン1点 1パン2点 この世は不思議な事ばかり。

 G3ライドはオオヒルメ。アメノムラクモも握れずで変換が間に合わず、オオヒルメでは後乗りしても弱いということでさっさとライド。
 対して相手方は《PR♥ISM-I ヴェール》にライドして《PR♥ISM-P プリンセス・ラブラドル》に超越。まさかのPRISMの登場に内心ビックリするも、リアガードは非名称ばかり。あれっと思ってラブラドルのテキストを遠目に読んでみれば、パンプ&バウンス能力付与の対象は非名称でも大丈夫でしたね。なるほどなぁ〜。


 パワーパンプに《憧れの煌めき スピカ》の連パンも絡めて、さらにクリティカルトリガーも捲れてダメージはあっという間に5点。Vがスサノオならばまだ巻き返すチャンスもあれど、残念ながら我らを導くマイヴァンガードは宝鏡に宿りし社長の写し身オオヒルメ。厳しい。


 返しのターンで《天翔ける瑞獣 麒麟に超越。麒麟のアタックはヒットに《神凪 クロイカヅチ》でアドを稼いでガード値を確保。クリティカルも捲れてダメージ差は5:4。ここからが本当の地獄だ。


 その返しに相手方は《学園の綺羅星 樋口一葉オリヴィア》に超越。スピカちゃんを潰しきれなかったおかげで更に連パンが続くであろう状況下でのダメージ5点はまさに断崖絶壁絶体絶命四面楚歌楚歌背水陣。このハラハラドキドキ感、まるでアイドルのライブを観賞しているかのようだ。

 しかしながら、CBコストが足りないおかげでスピカが一回しか使えず、ガード値を温存しておきたいためかバウンスのみで結果的ににRRVRRの5パンに留まります。この連パンをなんとか防ぎきり、ターンを貰います。


 返しに《神鳴りの剣神 タケミカヅチに超越して再び手札を補充。16kラインの《サイレント・トム》も配置して反撃に転じます。Vのアタックは守護者で防がれますが、クリティカルの乗ったトムのアタックでカード3枚消費に成功、一気に相手方のリソースを削ります。

 その返しに《ゆるふわリボン ソムニ》に超越されるものの、相手方のリア片側ラインの展開が止まって《とびきりの新入生 シズク》が前列に移動して、トリガー頼みの状況。これはチャンスだJ.B.チャンス、『呪文と踊り』は名曲だ。(さっきから何一人で都都逸遊びしてんの?)


 そこでしっかりとダブルトリガーを捲られるものの、すべてのパワーをシズクに振られたおかげで10kシールドトリガー1枚消費で難なくガード。横に振って15k要求+5k要求で手札3枚切らされる方が辛かったですが、相手方としてはダブルトリガーを捲ってトムを放置するわけにもいかないので妥当な選択だったと思います。もちろん、トムはもう片方の18kラインを組んだユニットのアタックで退却しました。


 その返し、超越コストが重すぎたのでオオヒルメが双闘、Vのアタックはスルーされるもクリティカルは捲れず、リアガードのアタックもガードされてしまうもダメージ5点に追いつめて完全にマウントを取り返します。

 返しに相手方は超越もブレイクライドもせずに手札をフル展開して勝負に出ますが、超越ができない=トリガーと守護者まみれの手札なのでこれを防ぎ切ります。ドライヴチェックもガード値になるものはなく、これは万事休す。
 アマテラスでデッキトップを未来予知し、相手にとっては死亡宣告と取れる『デッキトップキープ』を宣言。Vのアタックはノーガードされ、クリティカルを叩き込んでダメージを6点に詰めてなんとか勝利。



3回戦目 対スパイクブラザーズ ブラッディ・オーグル ○


 こちら後攻。初手が良かったのでノーチェンジでしたが、冒頭で書いたように後攻で先に宣言するのはもったいないので、相手側が先にマリガンを宣言するまで戻す札を選定するフリを続けます。
 数秒程度の過ぎて相手方がチェンジ枚数を宣言。こちらそれを聞いて笑顔でノーチェン。戦いは既に始まっているのだ。
 なお、FVが《メカ・トレーナー》だと認識した瞬間に苦笑いへと変貌した模様。


 G1ライドターンに、相手方のVがパワー7kに対して守護者の《調停者 アメノサギリ》にライド。
 本来であればVラインが届かないのでFVの《神宮衛士 ハヒキ》はV裏にコールするべきだったのですが、G2ライドターンにV単パンで10kトリガーを切らせて、あわよくばトリガーの乗ったリアガードで追撃という形を取りたかったので、敢えてR裏にハヒキをコール。ハヒキ⇔《神宮衛士 ツナガイ》のいつもの奇形ラインを形成して、かなり歪んだ2パンを序盤から展開していきます。決して、相手ヴァンガードのパワーを見誤っていつもの癖でR裏にハヒキをコールしたわけではないですぞ、決して。

 当然Vはノーガードされますが棚から牡丹餅クリティカルを捲ってまさかの早々2点ダメージ。ダメージドローで手札こそ潤いますが、ハヒキラインでも一応シールド値を要求できたのでとりあえず問題無し。


 G2ライドターン、相手方は《フローズン・オーグル》にライドし、メカトレーナーで《指揮官 ゲイリー・ギャノン》をサーチしてV裏にコール。加えてリアにも1枚アタッカーを展開して、いずれもVへ2パン。
 ダメージ1点を貰いつつ返しのターン。ハヒキが残ったおかげで手札にG2アタッカーを残しつつ3面展開ができ、5k要求値ながらも3パンビートしていきます。
 しかし、ダメージヒールのおかげで2点から変動せず、中々ゲームの主導権を握ることができずに中盤戦へ。


 相手方が《バッドエンド・ドラッガーに順当ライドするのに対し、こちらはまたもオオヒルメにライド。
 2,3戦目とスサノオは握れない、アメノムラクモも握れないと、何かしらの陰謀を感じずには入られません。第一試合の札しか入っていない抽選箱のように、このデッキのグレード3はオオヒルメ(とアマテラス)しか入っていないかのようでした。あくまで真相は不明ですが、名勝負の多かった今大会であの疑惑は本当に残念でした、とりあえずファッキューこうy(それ以上いけない)


 G3もアメノムラクモも握れていなかったので、手札に温存していたトムとクロイカヅチをコストに充てて麒麟に超越。ハヒキを使うも追加のアタッカーが握れず、仕方なく《バトルシスター れもねーど》をツナガイ前に展開して3パンマン。
 ダメージ2点からRVで攻め、相手方はRをガードしてVをスルー。クリティカルが捲れるも☆はVには振らずに横へ振り、そのまま殴らずに3点止めしてターンを返します。
 相手方がポツリ「危なかった・・・」とこぼしてあたかも実は《ブラッディ・オーグル》握れてませんでしたアピールしてましたが、多分あれブラフです。(疑心暗鬼になっとるよ〜)


 返しに相手方の超越ユニットのアタックをノーガードしするもクリティカルは捲れず、こちらのダメージトリガーなどあってダメージ3点。RがいずれもG2ユニット単体の展開だったのでVにアタックが届かず、リア潰しに転じます。とりあえずれもねーどをアド損せずに退場できたのは良かった(小並感)


 次のターンはタケミカヅチに超越して目前に迫った嵐に向けてガード値を回収しつつ、今度はきちんとラインを形成できるアタッカーを展開して3パン。相手方はVのアタックを守護者でガード。タケミカヅチですがダブクリ警戒でしょうか。
 ここでクリティカルを1枚捲ってリアに振り、Vへアタック。相手方は受けるか守るかで悩んだ末にノーガードして一気にダメージ5点。ターンを返します。


 返しに相手方はブラッディオーグルにブレイクライド。まぁ事故死警戒してVに守護者切った時点で持ってますよねはい。
 モチのロンで双闘し、トリガーとフローズンオーグルを山札に戻し、さらに手札からフローズンをコール、CBコストもフルに確保して、恐怖の蹂躙劇が幕を開けます。白線の内側より5m以上までお下がり下さい。


 まずはフローズンの単体パワー24kの連続攻撃、インターセプトと10kシールドトリガーでガードし続けて3点をキープします。ライドと双闘で2枚分のフローズンが抜けている分、本来よりも1パン少なくフローズンのジャブが終了、それでも《ハイスピード・ブラッキー《シルバー・ブレイズ》と後続が控えており、まだまだ油断はできません。

 そして、シルバーブレイズが単体34kでアタック。これをノーガードしてダメージ4点になるも、ダメージトリガーを捲ってVのガード力を底上げします。
 Vのブラッディがアタックし、能力によって再びシルバーブレイズがこんにちはするも、ダブルクリティカルさえ出なければ死なないと言う状況が確定したので、温存していた守護者でガード。クリティカルは捲れず、残りの超パワーの2パンも1つをスルーし、残りをもう1枚の守護者でガードして、なんとか凌ぎきります。


 その返しに、タケミカヅチでアタッカーをかき集めて安定ラインを形成。Vのアタックはノーガード宣言され、6点目ヒールも無く勝利。



4回戦目 対シャドウパラディン 撃退者 ファントム・ブラスター“Abyss” ×


 こちら後攻。
 相手方のG2ライドターンにゲットクリティカルでダメージ2点、《撃退者 ファントム・ブラスター“Abyss”》にライドターンもゲットクリティカルと捲りが強く、こちらがG3にライドする前に既にダメージ4点という明らかにゲームオーバーな一方的なゲーム展開となりました。

 とにかく少しでもガード値が欲しいのでスサノオにライドしたいところなのですが、やっぱりここでもオオヒルメしか握れずそのままライド。アメノムラクモも引けずに変換ができないばかりか、遂に純粋に手札のグレード値が足りずに超越ができません。一応超越できなかった場合をケアしてドロップにカードを4枚揃えておきましたが、自らヒールトリガーの発動率を下げに行ってるんですから世話ないですね。でも、ヒールを捲りにいくならばオオヒルメのまま双闘もせずにパワー11kのままアタックする羽目になるんですよ。これは終わってますわ。

 というわけで双闘するも上の通りヒールは捲れず。返しにPBAのVスタンド攻勢の前になす術なく上からプッチンされて6点目ダメージを貰って敗北。決勝戦なのに終わるの早杉内。




 戦績:3勝1敗








 感想戦

 1回戦目・・・ダブクリ捲って突然死を謝るのは☆6構築まで。
 その後フリーでファイトし、終盤に相手方が6点目ヒールをされたところで次の組み合わせが発表されたのでそこでお終い。守りきられてトップ次第では分からなかったかもですが、多分勝ってたでしょう、うん。

 2回戦目・・・オオヒルメルナティックモード。リソース確保よりもビート中心の構築っぽかったので、スサノオにライドできていればもっと楽だったろうに・・・。それでも勝てて本当に良かった・・・。

 3回戦目・・・オオヒルメルナティックモード再び。ファイアーエムブレムでいうところの兵種スキル縛りプレイをしているみたいでした。終始苦笑いを浮かべるほどガチで辛かったですけど、緊迫したゲーム展開でメッチャ楽しかったです。まさにMブレマーの鑑。

 4回戦目・・・オオヒルメルナティックモードは終わらない。相手方のトリガーも強かったですが、流石に撃退者相手にオオヒルメで勝てるだなんて思ってませんよ(泣
 その後のフリーではスサノオにライドすることができ、見事勝利を収めました。やっぱりスサノオ乗れなきゃアカンということですね。


 はい、というわけでラクル オオヒルメ軸でのショップ大会レポでした。
 結局スサノオの超越ボーナスは大会中は1回たりとも使わずに終わってしまいました。その中での3勝1敗、今回ばかりは誇ってもいいですよね・・・。



 今回のデッキレシピ


 たるとをシナツヒコに変えてから本当に調子が戻ってきた気がします。・・・すぐホモとか言う人きらいー。

G3 8枚

4 ここ、ちょっと消えてますね。覇天戦神っていうユニットがいたんですけどね。
3 宝鏡の女神 オオヒル
1 CEO アマテラス

G2 11枚

4 神凪 クロイカヅチ
4 サイレント・トム
3 神凪 シナツヒコ

G1 14枚

4 神剣 アメノムラク
4 調停者 アメノサギリ
2 神宮衛士 ツナガイ
2 オラクルガーディアン ジェミニ
2 バトルシスター れもねーど

G0 17枚

1 神宮衛士 ハヒキ(FV)
4 サイキック・バード(☆)
3 バトルシスター じんじゃー(☆)
3 オラクルガーディアン ニケ(☆)
2 アサルトダイブ・イーグル(☆)
4 スフィア・メイガス(治)

G4 8枚

4 天翔ける瑞獣 麒麟
4 神鳴りの剣神 タケミカヅチ