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今日のカード 5/22 ファントム・ブラスター・ドラゴン




ファントム・ブラスター・ドラゴン

5月29日(金)発売 『覇道竜星』収録

ヴァンガード開発部からの一言!!】

影の騎士団に、“奈落竜”が再臨する――。

今日ご紹介するのは、5月29日(金)発売の『覇道竜星』に収録されるGRの1枚!
「ファントム・ブラスター・ドラゴン」が、新たな能力を持って帰ってきた!!

その能力は、ライドしたヴァンガードを強化するブレイクライド能力。
魂(ソウル)と肉体(リアガード)を生け贄に捧げることで、2枚ドローし、ダメージゾーンを3枚表にし、さらに相手の「守護者」によるガードを制限!
ライドするユニットの能力次第ではクリティカルを上げることもできるので、組み合わせが重要な能力だ。
登場した時に山札から「ブラスター」を手札に加える能力も持ち、ブレイクライドの準備は万全だ。

相性がいいのは、もちろん「ファントム・ブラスター・オーバーロード」!!
「ファントム・ブラスター・ドラゴン」がソウルにあることになるため、クロスブレイクライド成立!
さらに、カウンターブラストとペルソナブラストをサポートするので、パワーとクリティカルをさらに上げられるのだ。
「ブラスター・ジャベリン」を使えば、はじめに「ファントム・ブラスター・ドラゴン」にライドしやすい点も見逃せない。
「フルバウ」からのライドを狙うデッキもオススメ!

リミットブレイクを解放する「誘いの撃退者 フィネガス」と組み合わせて、相手の戦意を魂ごと刈り取ってしまおう。

【ユニット設定】

ユナイテッドサンクチュアリの歴史に残る、大規模な内乱を引き起こした諸悪の根源――通称「奈落竜」。
その正体は、あらゆる生命が発する負の感情に蝕まれ、最後はある者の手によって暗い奈落の底に
心を落としてしまった聖域の守護竜の一柱。

内乱の決着後、奈落竜は先導者の手によって裁かれ、その魂は「光」と「闇」に分かれる。
モルドレッド――守護竜としての力を宿した聖なる魂は、死にゆく騎士と同化して新たな肉体を得た。
ガストブラスター――奈落竜としての力を宿した邪悪な魂は、世界に蔓延する負の感情に惹かれて肉体を得た。

侵略者との戦が終結し、再び平和が訪れた聖域。
この後、侵略者の残党によって歴史が改変される事件が発生。
「ファントム・ブラスター・ドラゴン」としての姿を残したまま、“シャドウパラディン”にて
贖罪を為し続ける可能性が生まれたが、事件の解決と同時にその可能性は掻き消え、
再び元の世界――光と闇の魂に別たれた軸へと収束していった。

ある時、起源を同じくする魂は、突如前触れもなく惹かれあった。
決戦の地へと至った二つの存在は、互いを滅ぼさんと死闘を演じ続けたという。

光が勝利したのか、闇に呑み込まれたのか、互いに跡形も無く消滅してしまったのか。
戦いの決着、その後の足取り……知る者はいるが、語る者はまだいない。
彼の物語は終幕を迎えたのか、それとも――。


今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 5/22 より


 シャドウパラディンのグレード3ユニットです。《ドラゴニック・オーバーロードに次ぐ、過去の人気ユニットの同名異能リメイクユニットです。

 シャドウパラディンのユニットがライドした時に、SB(3)を支払うことでそのターン中ヴァンガード1枚のパワーを+10000し、ヴァンガードへのアタック時にリアガード3体を退却させることで、2ドローとCC(3)し、さらに相手にグレード1以上のユニットが手札からガードに使えなくさせる自動能力を付与するブレイクライド能力と、このユニットがV登場時にリアガードを1枚退却させることで、山札からカード名に「ブラスター」を含むカードを1枚探して手札に加える自動能力を持ちます。


 覇道竜星の2種類目のGRはまさかのグレード3、しかもブレイクライドユニットでした。これまでのGRがすべて超越ユニットでしたので、ここでまさかのノーマルユニットの登場で驚いた方々も多いと思います。


 ブレイクライド能力は手札とCBコストのリソース確保と、相手へのガード制限によるフィニッシュ力向上の両方をこなしてくれます。
 再ライド+リアガード3枚退却させてからの2ドローなのでアドバンテージこそ失いますが、ガード制限能力のおかげで大量の手札消費を強要でき、ライド先のユニットがクリティカル補正を得られればそのままゲームセットまで持っていくこともできます。公式でも推している《ファントム・ブラスター・オーバーロ−ド》と相性が良く、そのPBOをライド時能力でサーチできるので、是非とも一緒に使っていきたいですね。
 また退却コストには《真黒の賢者 カロン《新鋭の騎士 ダヴィド》を充てて2:2交換にできるとなお良しです。それでも、再ライド+2体退却+PBOペルソナ−2ドロー=2アド損なので、できればそのターン中で決着をつけたいところです。


 ブレイクライドコストがSB(3)と重いため、《黒翼のソードブレイカー》《ダークハート・トランペッター》などの強力なSBコスト能力ユニットとのコストを競合する形になってしまいます。《ジャッジバウ・撃退者》をソウルインしたり、FV《フルバウ》に据えるなどで1回分のコストは確保できますが、リアガードを退却させた後のリカバリーが容易ではなくなる点は十分に注意しなくてはなりません。
 「撃退者」名称にこだわらない構築であればハウル・オウル》という別途ソウルインユニットも採用できるので、ソウル肥しができるユニットは極力採用しておくのが良いでしょう。


 ブレイクライドユニットでありかつサーチでもある《撃退者 ファントム・ブラスター “Abyss”》との組み合わせも強力です。《幽幻の撃退者 モルドレッド・ファントム》と比較するとコンボパーツがさらに増えたことで安定性が損なわれる分、決定力が上昇しているのでこちらと組んでみるのも面白そうです。

 またガード制限によって守護者が使えないので、バーンによってダメージを一方的に詰めつつ自身をパンプアップできる《撃退者 ドラグルーラー・ファントム》はえげつないシナジーを形成します。黒魔女はソウルが命なので残念ながら無理です・・・。