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今日のカード 3/26 甲殻怪神 マシニング・デストロイヤー




甲殻怪神 マシニング・デストロイヤー

4月25日(土)発売 『ファイターズコレクション2015』収録

ヴァンガード開発部からの一言!!】

「メタゲーム」という言葉をご存知だろうか。
デッキの流行を予想し、そのデッキに対して強いデッキを用意して勝つ……カードゲームの世界で、しばしば語られる戦術である。
今日のカードは、まさに「メタゲーム」の立役者となりうるユニット。
《メガコロニー》の最新兵器「甲殻怪神 マシニング・デストロイヤー」だ!!

相手のリアガード1体とヴァンガード1体が、次のターンにスタンドできなくなる起動能力。
ヴァンガードのスタンドを封じることで、相手は再ライドしない限り、ヴァンガードのアタックができなくなるのだ。
恐ろしいことに、ストライド時に元のヴァンガードがレストしていると、ヴァンガードはスタンド状態にならない!!
ハーツとGユニットはスタンド/レスト状態を引き継ぐ性質を持っているため、元のヴァンガードがレストしている場合、Gユニットもレスト状態で登場するのだ。

つまり、このユニットは「ストライド」を軸としたデッキに対抗する切り札となりうる!
相手はストライドできず、こちらだけが一方的にストライドすることができれば、有利は確実。
「マシニング・ウォーシックル」や「マシニング・タランチュラ mkII」など、
ヴァンガードのスタンドを封じるユニットを使って、メタゲームを制するのだ!!

『ファイターズコレクション2015』では、《エトランジェ》を除く25クランにGユニットが登場!
さらに《ギアクロニクル》と《クレイエレメンタル》を除く23クランについては、

人気ユニットやテーマデッキを強化・サポートできるGユニット(例:甲殻怪神 マシニング・デストロイヤー)

そのクランのすべてのデッキで役立つGユニット(例:破壊暴君 アークレイダー)

の2種類が収録されているぞ!
「今日のカード」でも紹介していくので、乞うご期待!



【ユニット設定】
クレイ屈指の巨大犯罪結社“メガコロニー”。
彼らは自分たちの手の内を未知の訪問者に知られる事を危惧し、
“ギアクロニクル”への協力を断った唯一のクランである。
当然、「超越」についての情報はほとんど得られておらず、彼らは独自でその解明を始めた。

本来であればこのまま超越を制御できずに、召喚された者の暴走によって被害をこうむるはずだったが、
驚くべき事に、彼らは制御に近い方法を自力で編み出してしまったのである。
裏切りを防ぐ為、“メガコロニー”の怪人すべてに埋め込まれているというチップを使って。

召喚された瞬間、頭部チップに特殊な音波を照射する事で、怪人に耐えがたい苦痛を与える。
これを駆使する事で、さながら猛獣を躾ける猛獣使いのように、召喚された者を従えるのである。

「甲殻怪神 マシニング・デストロイヤー」はその独自の制御法によって召喚された最初の未来の怪人。
あらゆる甲殻類型マシニング・インセクトの長所を持ち合わせる恐るべき戦士だが、
マシニングはチップ制御が特に厳しく調整されている為、決して結社に逆らう事はできない。

「超越によって召喚される存在が、チップ制御が始まるよりも前、
もしくはチップ制御を必要としなくなるほどの未来から来たらどうするつもりなのか?」
と聞いた兵士がいたらしいが、ただ社訓を説かれるのみに終わったという。

“メガコロニー”社訓その22「結社の一員たるもの、常に臨機応変に行動せよ」

……おそらく、それはその時に考えるつもりなのだろう。


今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 3/26 より


 メガコロニーのグレード4超越ユニットです。ターン1回、ECB(1)-マシニングのコストを支払うことで、ハーツカードが「マシニング」名称ならば、相手リアガード1枚を選び、次の相手のスタンドフェイズ中にスタンドを封じ、さらに自軍リアガードの「マシニング」が4枚以上ならば、相手ヴァンガードのスタンドも封じる起動能力を持ちます。


 リアガードを4枚並べる必要こそありますが、CB(1)という安価で相手ヴァンガードのスタンドを封じることができます。開発部の一言でも述べられているように、超越ユニットはヴァンガードのスタンド/レスト状態を引き継いで移動するため、レスト状態のヴァンガードでは超越する意味を失ってしまいます。

 これまで同様、Vのスタンド封じは再ライドすれば呆気なく突破されるので過信は禁物ですが、相手がゲーム展開の中で超越コストとしてグレード3を多く消費しているようであれば、相手Vの動きを封じやすくなります。
 リアガードを多く展開する必要があり、アド源の細いメガコロニーで中盤からいきなりVスタンド封じを狙って展開しても、再ライドされるとあっという間に持っていかれてしまいます。使い際は無理せず、ゲーム後半の局面で狙っていくのがベストではないでしょう。
 例えば、相手が超越をスキップするか、グレード3かシシルス互換以外のカードを捨てて超越するなど、手札にグレード3が無いと予測できるタイミングで使うと良さげです。ドライヴチェックの内容をしっかり覚えて手札を把握すれば、ゲームの主導権を容易に奪取できることでしょう。

 またリアガードの確保も《マシニング・スターグビートル》《マシニング・ウォーシックルでサポートすることができます。それらとの併用を考慮しても、中盤から終盤での運用が一番安定するでしょう。


 総じて、構築とプレイング両方の手腕が問われる1枚です。仕掛けるタイミングと返し札のバランスを見極めれば、あなたも立派なメガコロニー幹部候補になれるでしょう。





「パッと見、コスモロードの超越がきたのかと思ったよ!」









コスモロードも、吸収する側からされる側になったか