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呪縛ブレイクキャンペーンのカードを勝手に評価す



あざとい。


 12月12日発売のブースターパック第14弾『光輝迅雷』6パック買うと、『呪縛ブレイクパック』というランダムPRカード入りパックがもらえるキャンペーンがあるとのこと。


 リンクジョーカーの呪縛に嫌気が差しているプレイヤーへの救済目的とか、アニメ重視層ユーザーへのアプローチだとか色々と捉えることはできますが、どれに関しても憶測の域なのでまぁ言わなくてもいいかなって。


 そもそも今回の箱は何時にも増して使用クランと被らなかったので、下手すればパックすら買わないくらいに興味がなかったり。なのでこのキャンペーンで欲しくなるようなカードが入ってたらどうしようとか思ってましたが、ラインアップを見て安心しました。


 そんな感じでお気楽な感じで、適当に収録カードについて述べてみようかなって思います。結構適当なので鵜呑みにせず、参考程度に留めておいて頂けると幸いです。
 興味ある方は追記よりどうぞ。

光の聖域 ブライトネス・ドラゴン


 CB(2),SB(2)とそれなりに重いコストを支払って、リアガードのロイヤルパラディンにパワー+5000するリミットブレイク能力と、解呪能力に盟主持ち。

 任意のタイミングで《ソウルセイバー・ドラゴン》が使えるのは普通に強い。コストがコストなので1ゲーム中に2回が限度でしょうが、2回も使えれば普通に強いことに越したことはないし、リアガード展開も他のカードが十分補ってくれるので、それらの締めとして十分な強さがあると思います。


 解呪したユニットをそのままパンプ対象に充てれば、テンポロスすることなく高火力でアタックが可能。しかしながらコスト面ではがっちり競合してしまっているので、やや使うタイミングが厳しい。スペコなどでカウンターを大量に消費するクランの性質と噛み合わないのも欠点として浮き彫りなのが痛い。

 「光の聖域」という新名称が来るようなので現時点ではなんとも言い難いですが、普通に使う分にはちょっとコスト面で厳しいでしょうか?







霧雨の騎士 ベルナルド


 登場時に味方の呪縛カードを1つ解呪する、グレード2ユニット。

 ゴールドパラディンにはЯユニットがおらず、また全呪縛カードを解呪する《救国の獅子 グランドエイゼル・シザーズが同時に公開されてしまった時点で、正真正銘の産業廃棄物と言うやつです。

 そもそも対LJ以外ではただの8kバニラです。例え大会の対戦相手が全員LJだと事前に伝えられていても使いたくはないですね・・・。







グラビティボルト・ドラゴン


 ドライヴチェックでグレード3が捲れた時にCB(1)を払うことで相手前列のリアガードを退却させ、自身のパワーを+5000するリミットブレイク能力と解呪能力、そして盟主持ち。

 ドライヴチェックでグレード3が捲れた場合に誘発する能力は、前列ユニット1枚退却によってアドを取り、パワー+5000によって実質トリガーのように機能させることで相手のゲームプランを2重に乱すことができます。

 ただし前列を焼くタイミングがガードステップ後なので、インターセプトユニットを焼いてガード値を稼ごうにもこいつ自身のアタックでインターセプトされたら無意味というお粗末な結果が見えたり。しかし、焼かれるのを恐れてインターセプトさせるのがこいつの仕事であり、実際にグレード3が捲れなければ相手の手札次第ではむしろ仇となることも考えられます。

 リミットブレイク能力が博打成分を含むため攻めきれない場面も想定でき、極めつけに抹消者でないシナジーを絶ってしまうため、一線級のデッキに組み込むにはリスクが大きすぎます。これもこれで使い道を模索するのは難しいですね。







封竜 ジョーゼット


 アタック時に相手リアガードのグレード2ユニット1枚につきパワー+5000、さらにグレード2のリアガードが2枚以上だと☆+1がつくリミットブレイク能力と解呪能力、そして盟主持ち。


 ヴァンガードへのアタック時に、相手のグレード2のリアガードが1枚もないという盤面はそうそうないので、最低でも+5000は確保できると思います。そうでなくとも、立っているだけで《封竜 コーデュロイを確定除去に変貌させることができます。

 しかしながら、優秀なグレード3が多いデッキであればあるほど効果が薄く、デッキ内のグレード3すべて単体11kかつケイ互換がデフォで投入される環境では、このカードの前にグレード2をコールせずとも戦うことは容易です。


 対策をされてしまうとパワーパンプすら得られないバニラユニットです。能力自体は強いですが対策が容易では、意味がありませんな・・・。故の名称持ちなんでしょうが、これだったら《炎獄封竜 ブロケードインフェルノのままで良いと思うのは僕だけでしょうか?







掟の女神 ユースティティア


 SB(6)でリアガードのジェネシス3枚にパワー+5000するリミットブレイク能力と解呪能力、そして盟主持ち。

 一言で言うなら起動型《ソウルセイバー・ドラゴン》
 《戦巫女 サホヒメ》《戦巫女 タツタヒメ》といったアタックヒット時にソウルチャージを行うユニットと組み合わせれば、高火力を出しつつコストを確保することができますが、流石に一度に6枚も溜めるのは難しいので、ある程度はリミットブレイク圏までにソウルを溜めておく必要があります。

 評価としては《光の聖域 ブライトネス・ドラゴン》と同等。こちらはサホヒメ等とコスト競合しないので、スムーズに能力を使うことができる点では優秀でしょうか。


 兜のデザインがセレズニアにしかみえない。








忍獣 メタモルフォックス


 登場時に味方の呪縛カードを1枚解呪するグレード1ユニット。

 《隠密魔竜 ヒャッキボーグ“Я”》のリミットブレイクとの相性の良さで注目を集めているとか、集めていないとか。
 ヒャッキボーグのリミットブレイクで呪縛したユニットをこのカードで解呪し、再びヒャッキボーグのリミットブレイクを使うと、ヒャッキボーグが単体31kという恐ろしいことになります。しかもそれが3体も並ぶ可能性も十分あり、大抵の場合はそのままファイナルターン宣言してジ・エンドです。

 しかしながら、出番が中盤から終盤に限られているグレード1をそう多く採用するわけにもいかないのがほとんど。単体21k、26kラインの時点でも十分強力であり、それが31kになっても所謂オーバーキルに等しいでしょうから、必ず採用! というほどでもないでしょう。多くても2枚くらいで十分じゃないでしょうか。




 解呪能力について


 とりあえず前列呪縛によるアタック回数の減少を防ぐことができるだけでも、対LJに置いては優秀な能力ではないでしょうか。クランごとのカウンターブラストの消費率によって使いやすさも変わってきますが、そこら辺は各々の判断次第です。
 ただし《星輝兵 ネビュラロード・ドラゴン》に対しては無力なので諦めましょう。彼等は攻撃を縛るのでなく、パンプがメインですから、解呪されたところでって部分が大きいです。


 それ以外のクランに置いては置物同然なので、グレード3群はもう一つのリミットブレイク能力が鍵となります。ベルナルドもせめてЯユニットがでてくればまだ評価できるんですけどね。



 当たりの順位をつけるのであれば、


 メタモルフォックス>>ジョーゼット>ブライトネス=ユースティティア>グラビティボルト>>ベルナルド


 になるのかな?



 そんなところです。
 ほぼ第一印象でしか書いてませんので、実際にそうだとは限りません。使ってみて初めて強さを実感するのもTCGの醍醐味の一つなので、プロキシなどで回してみて、デッキに組み込んでみてください。


 それではこの辺で。相変わらずの長文&拙文でしたが、楽しんでいただけたら幸いです。ではでは。