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今日のカード 1/18 忍獣 ブラッディミスト




忍獣 ブラッディミスト


ユニット設定

隠密部隊“むらくも”所属のニンジャ・タイガー。
種族特有の俊足と剛力を生かした戦いを得意とし、乱戦の際にその真価を発揮する。
忍の矜持を深く理解しており、同胞と袂を別つ事になった時ですら、その心を波立たせることは無かった。
孤独な道を行く者こそが忍――心通わした友ですら、戦場で出会えばそれは総じて「敵」と成り得るのである。


今日のカード 1/18 より


 むらくものG2バニラです。全体的に打点の低いクランなので、パワー10000のこいつは必須ですね。


 フレーバーやユニット設定から察するに、元々は一つの流派であった彼らが何らかの理由により「ぬばたま」と「むらくも」に分離することになったわけですね。
 

 以下ぬばたまとむらくもの勝手なイメージです。追記よりどうぞ。
 本来、ドラゴンエンパイアの諜報部隊は「ぬばたま」のみであり、「むらくも」そのものは存在しなかった。現むらくもの忍者たちも含め、多くの忍者がぬばたまに所属していた。


 また、ぬばたまの多くの忍者たちは闇の帳の山岳地帯を根城とする大天狗、≪忍妖 クラマロード≫に師事しており、一戦で活躍する忍びのほとんどが、クラマロードの厳しい修行に耐えた者達であった。特に≪決闘竜 ZANBAKU≫は、クラマロードから剣術を学び、見事習得した数少ない愛弟子の1人であった。


 もう1人剣術を学んでいた者がいたが、そちらの方は己の実力を過信するがあまり、日々の鍛錬を怠っていた。またその過信が影響し、日々熱心に鍛錬を積み師から認められつつあるZANBAKUに対し嫉妬心をあらわにするようになった。


 ある日、二人は稽古の中で模擬戦を行う事となる。結果はZANBAKUの圧勝であった。敗者はその実力差を認めることが出来ず、その場を飛び出してしまう。


 その日の夜、彼は修行場の寺院に忍び込み、そこで邪法が記された禁書を発見する。前々から禁書に興味があった彼はそれを盗み取ってしまった。嫉妬の念に駆られた彼は、邪法の持つ負の力を最大限に引き出させ、その場で邪法の力を手に入れてしまう。
 異変を察知したカラス天狗の一声でクラマロード、ZANBAKUを含め、他のぬばたま忍軍たちが彼を止めようとするが、その禁呪の前になす術もなく、一時は彼を逃がしてしまう。だが、半ば邪法に取り付かれる形で習得した体ではそう遠くへは逃げることは出来ず、すぐに捕らえられた。


 このことは即日にぬばたま忍軍頭首に知らされ、そのままドラゴンエンパイアの上層部へと知らせられる。ぬばたま頭首は彼を除名すると伝えたが、ドラゴンエンパイア上層部は、『彼をそのままぬばたまに所属させる』と決定。


 この決定に、ぬばたまの中で除名派と反除名派の派閥が生まれた。反除名派の者はその邪法に魅入られたものがほとんどであったが、除名派と比べて小数であった。だが、当時修行していた忍者達が修行を終え、戦場へと出向くことになると、派閥バランスに異変が生じる。
 当時修行していたものたちは、その邪法の力を身をもって味わっている。その力に恐れるものも少なくは無かったが、それに魅入られる者があとを絶たなくなり、次第に反除名派が、除名派を上回るほどになった。


 やがて大掛かりな派閥争いが勃発し、ぬばたまは解散の危機を迎えるまでになる。自身の責任を痛感し、黙してきたクラマロードが仲介人となり、両派閥の会談の場を作った。
 だが、互いに自分らの意見を押し付けるだけで、一切耳を貸すことはなく、結局派閥の溝が埋まるばかりか、逆に広げる結果となる。


 後日、ドラゴンエンパイアからの命により、ぬばたまを二分化することとなった。除名派はそのまま「ぬばたま」を名乗り、反除名派は「むらくも」を名乗る事となった。また、監視役としてクラマロードが名乗りを上げ、自身の配下たちと共にドラゴンエンパイアのむらくもに入団。中立派であったZANBAKUも、師の後を追うようにむらくもに属することとなった。
 彼らは共に邪法に魅入られた愛弟子、兄弟弟子である≪隠密魔竜 マンダラロード≫を、見捨てることが出来なかったのである。





 クラマロードとZANBAKUの剣術のくだりは、クラマロードの元ネタであろう『鞍馬山僧正坊』の伝記を元にイメージしてみました。牛若丸と呼ばれた『源義経』に剣術を教えてたという伝説が残っています。


 鞍馬天狗−wikipedia


 マンダラのくだりは、同じくクラマロードの元ネタからです。鞍馬寺からの大雑把なイメージを僕なりにしてみました。


 鞍馬寺−wikipedia



 ちなみに、その邪法の記された禁書を寺院に保管させ、ぬばたまの派閥争いを目論んでいたのはなんでもブs・・・うわ、こら、なにをするやめ




 こんな長文拙文イメージを、もし最後まで読んでくれた方がいましたら、もうお疲れ様としかいいようがありません。ありがとうございます。