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今日のカード 3/11 メイデン・オブ・アイスバーグ&メイデン・オブ・ホワイトカラー

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メイデン・オブ・アイスバーグ

 

2020年4月10日(金)発売 エクストラブースター第14弾 「The Next Stage(ザ ネクスト ステージ)」収録

 

 

 

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メイデン・オブ・ホワイトカラー

 

2020年4月10日(金)発売 エクストラブースター第14弾 「The Next Stage(ザ ネクスト ステージ)」収録

 

 

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今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 3/11 より

 

 

 この庭園も変わりませんわねぇ~!

 

 

 ・・・どうなさいました?

 

 ホームセンターの園芸コーナーの隅で売られている、名前もご存知ない花を眺めるような目をされて。

 

 もしやお忘れになって!?

 

 ワタクシですわ、ワタクシ…

 

 

 アイスバーグですわ!(うっせ!!)

 

 

 

 

 

 

 

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アイスバーーーーーーーグ!!!!!!!

(情緒不安定か!)

 

 

 

 メイデン・オブ・アイスバーグ

 

 

 ネオネクタールのグレード3フォースギフト持ちユニットです。V/R登場時、コストにCB(1),SB(1)を支払うことで、プラント・トークンを2枚までRにスペリオルコールし、あなたのトークンユニット1枚につき、そのターン中自身のパワー+5000する自動能力を持ちます。

 

 

 ラナンキュラスの花乙女 アーシャ》と同じく登場時に2枚のプラントトークン生成と自己パンプを行います。

 

 

 

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 アーシャと同じく一度に2枚ものボードアドバンテージを稼げる上に登場ターンのみとはいえ自己パンプも付いてきます。

 能力自体はこれのみであり、コストもSB(1)分重くなっているので5枚目以降のアーシャ感が漂っていますが、パンプ条件が自軍のトークンユニットの枚数に応じて変動するので最大火力はアイスバーグの方が高く、より高火力アタッカーっぷりに磨きがかかっています。

 

 登場時能力ですので次ターン以降はバニラと化してしまいますが、ネオネクタールは《白百合の銃士 セシリア》《アルボロス・ドラゴン “聖樹”》、そして今回のアーシャと、デッキのメインを張れるグレード3が軒並み自軍退却ギミックに長けていますのでそちらのコストに充てることで無理なく処理することができます。バニラ化に関しては特に気に留める必要はなさそうですね。

 

 

 

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 ちなみにですが、自己パンプ値の最大値は今のところVでは25000、Rでは20000…ではなく、V35000、R30000です。

 というのも、上書きコールされたユニットがドロップゾーンに置かれるのはチェックタイミングの中のルール処理行動です。また、能力の解決中にはチェックタイミングが存在しませんので、1つのサークルにユニットが重複し続けている状況が発生します。

 以下総合ルールより抜粋です。

 

 

第9章. ルール処理

9.1. ルール処理の基本

9.1.1. ルール処理とは、ゲームにおいて特定の事象が発生した、あるいは発生している場合に、ルールにより自動的に実行される処理の総称です。

9.1.2. ルール処理は、チェックタイミングにおいてのみ条件を満たしているかを確認し、満たされている場合に実行されます。他の行動の実行中に条件を満たしていても、チェックタイミングの段階でその条件が満たされていない場合、そのルール処理は行われません。

9.1.3. ルール処理が複数同時に実行を求められる場合、 それらをすべて同時に実行します。

 

(中略)

 

9.3. ユニットの重複処理

 

(中略)

 

9.3.5. いずれかのRにユニットが合計で2枚以上置かれている場合、最も後で置かれたものを除くそのサークルのすべてのユニットをそれぞれのオーナーのドロップゾーンに置きます。

 

 

 ですので、Rにトークンが5体いる状態でアイスバーグにライドし、アイスバーグの能力でトークンを2枚Rにコールします。

 この時点ではまだ能力の解決中(総合ルールで言う行動の実行中)なので、アイスバーグによってトークンをコールしたRにはトークンが2体存在したままとなっています。その後トークンの数を参照してパンプされるテキストを解決し、計7体のトークンが存在しますので35000パンプとなるわけです。そして、能力がすべて解決された時にチェックタイミングを迎え、ルール処理によって元々いたトークンが上書きコールされたことによってドロップゾーンに送られます。

 

 このルール処理タイミングを応用すれば、残しておきたい非トークンユニットへの上書きを回避しながらもパンプ値を増加することもできます。覚えておくと使いやすさも大分変わってきそうですね。

 

 

 4/9追記:公式Q&Aにて上記の動きはできないと回答が出ていました。誤った情報を発信してしまい大変申し訳ありません。

 

 ただ、個人的にこの査定には納得がいっていないので質問メールを公式に送りました。そちらでも不可能だと断定されれば潔く諦めます。

 

 

 

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メイデン・オブ・ホワイトカラー

 

 

 ネオネクタールのグレード3ユニットです。コストにリアガードを3枚退却させることで、あなたの手札からグレード3以上のカード1枚までにスペリオルライドし、あなたのソウルが7枚以上なら3枚引くV用ターン1回起動能力を持ちます。

 

 

 手札のグレード3以上のユニットにスペリオルライドができるユニットです。セシリアのようにソウルのグレード3を参照するユニットと相性が良く、本来であれば早くても自分のターンで4ターン目でないと出せなかったスペックを3ターン目に出すことができます。

 

 また、ライドするカードが『グレード3以上』となっていますですので、グレード4以上のユニットが収録されればそれらもセシリアと同様に1ターン早くライドして活用することができます。

 

 

 とはいえ、リアガードを3枚退却させた上手札もライドで1枚消費するのでディスアドバンテージも相当です。プラントトークンでお手軽にボードアドバンテージを稼げますので上手に使えばディスアドも相殺可能ですが、そこまでリスクを負ってまでタイムラグを打ち消したいかと問われると疑問符です。

 

 一応条件を満たせば3ドローによる補填が発生しますが、ソウル7枚(スペライによってホワイトカラーがソウルに置かれるので実質6枚)も要求されているためまず当てにできません。Pスタンダードならともかく、SCどころかソウルインテキスト持ちすら不在のスタンダードではとてもじゃないですが無理です。実直にライドを重ねていけばいつかはコストを確保できることも可能と言えば可能ですが、そんな余裕があるならさっさと轢殺しろって話です。

 

 

 現時点ではネタカードとしか見れませんが、今後公開されるグレード3以上のユニット次第では大化けする可能性も十分秘めているとも言えます。今後の情報に期待ですね。