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今日のカード 11/8 小さな闘士 トロン




小さな闘士 トロン

2019年11月15日(金)発売 エクストラブースター第10弾 「The Mysterious Fortune(ザ ミステリアス フォーチュン)」収録






今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 11/8 より


 先手でブイブイ言われないのは救いですわね。






小さな闘士 トロン


 ゴールドパラディンのグレード1ユニットです。R登場時にコストにCB(1)を支払うことで、そのターン中自身のパワー+5000する自動能力と、アタックがヴァンガードにヒットした時、自軍ヴァンガードのグレードが相手ヴァンガード以下なら、あなたの山札の上1枚を見て、RにスペリオルコールするV/R兼用自動能力を持ちます。


 登場時にCB(1)で5000パンプというのは些か渋めの査定にも思いますが、グレード1という前後列で運用できる汎用性と、登場前の領域を選ばないという点で見れば安牌な数値なんじゃないかなと思います。CBが掛かるとはいえ、後手でもグレード2以上の相手に対して―特にフォースのパワー10000、13000に単騎でしっかり殴り返せるのはそれだけで有難いでしょう(アクセル環境すぎてフォースもだんだん見なくなって来てますが・・・)。


 《憤怒の騎士 アグラヴェイル》を筆頭に大量ランダムスペコも登場することを踏まえると、とりあえず裏目の少ない運用が期待できる能力だと言えます。



 また、アタックがVにヒットするとデッキトップをRにスペリオルコールすることができます。こちらのVが相手のV以下のグレードでなければいけないので、先攻だと自4ターン目でようやく発動とタイムラグが大きいですが、後攻であれば1ターン目から発動できるので基本は後攻で輝く能力と言えます。

 ヒット時とはいえノーコストでボードアドバンテージを得られますし、仮に盤面が埋まっていたとしてもコール回数を稼ぐことでアグラヴェイルを筆頭とした疑似結束能力のサポートにも繋げられ、アタックを終えた自身に上書きコールできるので安心して初陣切れるなど、相手としてはいろんな意味でスルーしにくい能力になっていると思います。そもそもヒット時とはいえパンプではコスト払うのに連パンエンジンはノーコストって冷静に考えたらおかしい…。

 しかし、ランダムスペコ且つ強制能力なので捲れたカードやアタック順番次第では裏目ることもあるので過信は禁物です(飲むがいい。楽になる。)


 能力の噛み合いを見ても、アグラヴェイル軸であればとりあえず採用される1枚だと思います。個人的にはかなりイヤらしさを感じるので見る機会は多そうですが、果たして。