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今日のカード 6/13 アテンプトマンモス




アテンプトマンモス

2018年6月29日(金)発売 エクストラブースター第1弾 「The Destructive Roar(ザ デストラクティブ ロアー)」 収録





今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 6/13 より


 過剰ガード能力はアクセルの特権になりそうですね。






アテンプトマンモス


 たちかぜのグレード2ユニットです。アタックしたバトル中、相手は手札からガーディアンを2枚以上同時にコールしないかぎりコールができないR用永続能力と、アタックしたバトル終了時にこのユニットの武装ゲージを1枚捨て、それができないならこのユニットを退却させるR用自動能力を持ちます。


 ノヴァグラップラー《バトルドアファイター》のV用起動能力と同じガード制限能力を持ちます。ガードする際には如何なるシールド要求値であっても確実に2枚以上のシールド札の消費を相手に強いることができ、5000や10000の要求値は1枚消費で簡単に防がれてしまいますが、この能力のおかげで最低限の要求値であってもさながら高パワーでアタックしたかのように相手の手札を複数枚消費させることができます。


 この能力はあくまで手札からのコールに制限が課せられているだけなので、インターセプトによるガードは制限されません。なので5000シールド値要求でもインターセプトであれば札消費は1枚のみで抑えられます。
 逆にインターセプトは手札からのコールには当然含まれませんので、インターセプトと手札からのガード札の複合でガードしようとすると合計3枚の札消費になってしまい過剰ガードの極致へとたどり着くことができます。インターセプトのみでOKな場合はそちらで、そうでない場合は手札からのコールで済ませるようにして消費札を最低限に抑えるようにしましょう。


 こんなガード制限をノーコストで使える分、それ相応のデメリットを同梱しています。それがもう一つの能力で、アタックしたバトル終了時に武装ゲージを1枚捨てないかぎり退却してしまうというものです。
 ソニックノア》《サベイジ・レイダー》といった武装ゲージをチャージできるユニットと併用し、なるべく居座らせる方向で運用していくと良いでしょう。特にブースト時に武装ゲージをチャージできるソニックノアとの相性は当然よく、17000というパワーラインの低さも先のガード制限能力のおかげでなんらデメリットにもなりません。当然アタックのヒットも望めやすくなるためソニックノアのアタックorブースト時ヒット能力も発動しやすくなり、安定して盤面のカードを手札に還元して攻守の安定性を高めることができます。


 また、敢えて退却するというデメリットをメリットに変えるユニットがPスタンダードには幾つか存在します。《帝竜 ガイアエンペラー》の超越ボーナスで復帰能力を付与すれば、2枚コンボでガード制限付きのアタックを仕掛けることができます。ただ、Gガーディアンというガード制限の通用しない防御手段も存在しますし、どのクランにもドローソースがあって当然の環境ですので必ずしも強力とは言い難いかもしれませんが。


 ちなみに武装ゲージを捨てるのは強制ですので、武装ゲージが残っているけれど敢えて退却させるということはできません。


 ギミック前提の能力持ちユニットであり、サポートカードの握りが悪かったりすると途端に使いにくさが目立ってしまいます。それでも、CBやSBなどの他ユニットとのコスト競合を起こさないという点は十分なメリットです。アクセルクランということもあってパンチ数も伸びやすいので、相手のリソースをガツガツ枯らせてやすいことも考えれば、十分勝利に貢献できる、採用を検討できる1枚だと思います。