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今日のカード 1/10 猛攻の星輝兵 ドブニウム




猛攻の星輝兵 ドブニウム

2018年1月19日(金)発売 エクストラブースター「The GALAXY STAR GATE(ザ・ギャラクシースターゲート)」収録

ヴァンガード開発部からの一言!!

今日のカードは、2018年1月19日(金) 発売のエクストラブースター『The GALAXY STAR GATE(ザ・ギャラクシースターゲート)』より、《リンクジョーカー》の「星輝兵(スターベイダー)」、「猛攻の星輝兵 ドブニウム」をご紹介。

「猛攻の星輝兵 ドブニウム」は、相手に苦渋の選択をさせる強力なスキルを持つ。
GB2を達成し、自身のヴァンガードが「カオス」なら、アタック時、カウンターブラスト1を払うことで、相手は自分の手札から1枚をリアガードサークルに呪縛(ロック)カードとして置くか、置かない場合はこちらが1枚ドローし、自身のパワーが+10000となる!
相手がどちらの選択をした場合でも、戦況を有利にすることができるぞ。また、すでにリアガードサークルをすべて呪縛している場合は、必ず山札から1枚引き、手札を増やすことができる点もポイントだ。
そして、もう1つのスキルでは、ターンの終了時、ソウルブラスト1&自身を退却させることで、相手は自分のリアガードを1枚選び、呪縛する。
自身がいなくなることで、次のターンの退却効果を未然に防ぐことができるほか、相手のリアガードの呪縛により、次のターンの戦力ダウンを狙うことができるぞ。
このカードで「星輝兵」デッキを強化しよう!

今後もエクストラブースター『The GALAXY STAR GATE』の収録のカードを紹介予定!
更新をお楽しみに!


今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 1/10 より


 選択肢なんて端から存在しない世界もある(全面呪縛)。





猛攻の星輝兵 ドブニウム


 リンクジョーカーのグレード2ユニットです。あなたのターン終了時にコストとしてSB(1)と自身を退却させることで、相手に自分のリアガードを1枚選び呪縛させるR用自動能力と、アタック時にあなたのヴァンガードがカード名に「カオス」を含むユニットならば、CB(1)を支払うことで相手は手札から1枚選んで呪縛カードとしてRに置くことができ、置かなかった場合あなたは1ドローし、そのバトル中自身のパワー+10000するR用自動GB(2)能力を持ちます。


 1つ目の能力は自ターン終了時に相手リアガードを呪縛させることができます。これまでのR専用ユニットと違って更地の状態から呪縛カードを生成することができ、加えてGBやヴァンガードの名称指定もないので最速でグレード2ライドターンから相手の妨害を行うことができます。

 呪縛先は相手が選ぶため、後列のユニットを呪縛されると最低限のパンチ数を保ったままこちらのリソースを失ってしまいますので、基本的には後列ユニットが不在で確実に前列を呪縛できる状況で使用した方が良いでしょう。


 もう一つの能力がアタック時に相手は手札のカードを1枚呪縛カードとしてRに置くか、ドブニウムのパンプとこちらの1ドローのどちらかを相手に選ばせることができます。
 ハンデスにしろパンプ&ドローにしろ相手にとっては確実にリソース差を付けられてしまうため理不尽さこそ感じてしまいます。どちらに転んでも美味しいとはまさにこのことです。

 しかし逆に考えれば、呪縛による妨害を相手への1ドローとパワーパンプによって回避できると考えることもできます。ドブニウムのアタックをスルーできる状況(パンプが怖くない状況)であったり、1ドローされても十分フィニッシュまで持っていける土壌が揃っている場合などでは意外と脅威とはなり得ないかもしれません。

 特に「カオス」軸は引トリガーの採用率が高いおかげで札1枚のガード値はそこまで高くなく、防御に関しては呪縛による妨害が前提の部分が目立つため、1ドローよりも相手の呪縛が当然優先度としては上だと思いますので、相手に呪縛からの逃げ道を与えてしまっている時点では文句なしに強力! とは言い切れない点もあります。


 とはいえ、それはあくまでドブニウム単騎での話であり、そこにシナジーが加わればそんな憂いも吹き飛びます。《滅星輝兵 カオスブレイカー・デリュージ》による呪縛ハンデス+バーンによってドライヴチェック次第ではノーガードを言いにくい状況に持って行けば相手の手札のガード値事情次第では呪縛ハンデスを選んで自らの攻め手を弱めてくれますし、逆に盤面を呪縛カードで埋め尽くしてしまえば確実にこちらのリソースを増やしつつガード値もガッツリ消費させることができます。


 総じて、とにかく状況に左右される1枚です。単騎では不安定さの塊故シングルレアというレアリティに落ち着いたと思いますが、使いこなせたりケアを怠ってしまえば体感的にはトリプルレアさえ凌駕するパワーカードに見えてくると思います。使いこなすのは大変難しそうですが、是非とも活用して相手に苦渋の選択を押し付けたいですね。