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今日のカード 11/13 覇天皇竜 ドラゴニック・オーバーロード“The Purge”&ドラゴニック・オーバーロード“The Destiny”




天皇竜 ドラゴニック・オーバーロード“The Purge”

2017年11月17日(金)発売 ブースターパック第13弾『究極超越(アルティメットストライド)』 収録

ヴァンガード開発部からの一言!!

今日のカードは、11月17日(金)発売のブースターパック第13弾『究極超越(アルティメットストライド)』より、《かげろう》の新たな「オーバーロード」のGユニット「覇天皇竜 ドラゴニック・オーバーロード“The Purge”」と、グレード3の新たな「オーバーロード」、「ドラゴニック・オーバーロード“The Destiny”」をご紹介。

「覇天皇竜 ドラゴニック・オーバーロード“The Purge”」は、相手に直接ダメージを与えるスキルを持つ!
手札の「オーバーロード」を1枚ソウルに置き、相手のダメージゾーンが4枚以下なら、相手のヴァンガードを1枚選んで1ダメージ! さらにダメージチェックではトリガー効果を無効にできる! これにより、相手はトリガーによるパワー+5000やヒールトリガーでの回復もできなくなるぞ。加えて、「オーバーロード」がソウルに置かれるので、ソウルの枚数も稼ぐことができる。
また、GB3のスキルは相手のダメージゾーンの枚数にドライブチェックの回数が等しくなるという強力なスキルとなっている! 先ほど紹介した直接ダメージのスキルでダメージの枚数を稼ぎつつ、ドライブ数を上げて止めを刺そう。







ドラゴニック・オーバーロード“The Destiny”

2017年11月17日(金)発売 ブースターパック第13弾『究極超越(アルティメットストライド)』 収録

ヴァンガード開発部からの一言!!

つづいて「ドラゴニック・オーバーロード“The Destiny”」は、登場時がライドフェイズ開始時にソウルブラスト1のコストを支払うと、ヴァンガードサークル以外のいずれかのサークルのカードをドロップゾーンに置くスキルを持つ! このスキルは相手の抵抗(レジスト)のユニットや、自身の呪縛(ロック)サークルのカードも対象にできるぞ。
また、ストライドスキルでは、カウンターブラスト1のコストを支払うと、相手リアガードを1枚退却させ、山札の上から7枚見て「オーバーロード」を含むカードを1枚手札に加えることができる。このスキルで「オーバーロード」を手札に加えて、「覇天皇竜 ドラゴニック・オーバーロード“The Purge”」のコストに活用しよう。
この2枚で「オーバーロード」デッキを大幅強化だ!

今後もブースターパック第13弾『究極超越』の収録のカードを紹介予定!
更新をお楽しみに!


今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 11/13 より


 カ・イ・リ・キ・イ・ズ・ム・。(イイ男♂ボイスVer.)





天皇竜 ドラゴニック・オーバーロード“The Purge”


 かげろうのグレード4超越ユニットです。コストとしてGゾーンのカードを1枚表向きにし、手札からカード名に「オーバーロード」を含むカードを1枚ソウルインすることで、相手のダメージゾーンのカードが4枚以下なら、相手ヴァンガードを1枚選び、1ダメージを与え、このダメージによるドライヴチェックでのトリガー効果をすべて無効にするターン1回起動能力と、このユニットのドライブ数は相手のダメージゾーンの枚数と等しくなる永続GB(3)能力を持ちます。


 手札の指定名称のカード1枚を1点ダメージに変換するのは《フローラルウィッチマスター ミミ》を彷彿とさせますが、あちらと違ってハンデスによる逃げ道がないためダメージ4点以下であれば確実に点数を詰めることができます。逃げ道がない分流石にダメージ5点ではコストの無駄遣いにしかなりませんが、後述のドライヴ増加能力のおかげで、カードとして腐る場面はほぼありません。


 GB(3)達成以降は、ドライヴチェック回数が相手ダメージゾーンに依存するようになります。通常ルールのファイトであれば相手のダメージゾーンの枚数は最大で5枚となるので、1回のアタックで最大5回もドライヴチェックを行うことができます。
 相手のダメージゾーンに依存するためダメージ3点未満だと意味がありませんが、先のバーン能力のおかげで確実にダメージを詰めることができ、またVアタック前にRからアタックすることで相手にガード強要を図ることもできます。Rのアタックがヒットしただけでノーコストでドライヴ+1されては相手としてはたまったものではありません。ここで《グロウヒーター・ドラゴン》などのユニットを用意して15000以上のシールド値要求できるラインを形成できているとさらにおいしいですね。


 アドバンテージの獲得に関してはまだ厳しい面の多いかげろうにとっては、クァドラプル(4回)だけでも十分超越しうる性能ですので、先のバーン能力が現実的ではない他の軸であっても十分採用を検討できる1枚でしょう。






ドラゴニック・オーバーロード“The Destiny”


 かげろうのグレード3ユニットです。自身が手札からVに登場した時か、あなたのライドフェイズ開始時にSB(1)を支払うことでいずれかのV以外のサークルを1つ選び、そのサークルにあるすべてのカードをドロップゾーンに送るV用自動能力と、あなたのGユニットに超越した時、CB(1)を支払うことで相手リアガードを1枚選んで退却させ、あなたの山札の上から7枚のカードを見て、その中からカード名に「オーバーロード」を含むカードを1枚まで探して公開し、手札に加えるV用自動能力を持ちます。


 1つ目の自動能力はサークルを指定しておりカード自体を選んではいないので、抵抗持ちであろうとも容赦なく償却することができます。また、自軍サークルも選べるため、呪縛カードを破棄させることもできるため、呪縛メタとしても機能します。コストもSBなのでCBコントロールの影響を受けないのも嬉しいポイントです。


 また超越ボーナスとして相手リアガードを除去しつつ、自軍のリソースを確保することができます。サーチ先がカード名に「オーバーロード」を指定しており、またかげろう内の「オーバーロード」名称持ちもグレード3で固められているためガード札としての貢献は期待できないものの、次ターン以降超越コストやアタッカーの補充として機能するだけでも十分な性能です。
 とはいえ、サーチ範囲が上7枚と絶妙な枚数であり、先述の通りグレードが偏っているためデッキ全体のバランスを考慮すると不発も十二分に考えられます。あくまで除去のおまけ程度と考えた方が良いでしょう。


 ライドフェイズ開始時能力と併せると、Vだけで毎ターン最大2面除去を行うことができ、これに加えて超越ユニットやリアガードから除去も飛んでくること、さらに先のオバロプージのクァドラプルorクインテットドライヴを踏まえると、よほどリソース確保に自身のあるクランでもないかぎりリソース合戦で優位に立つのは難しいでしょう。ただでさえゼロスドラゴンの存在もあるので、オバロ軸との対面はこれまで以上に苦戦を強いられることとなりそうですね。