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今日のカード 3/18 導きの天神 ワカヒルメ




天に約束してもらいましょう! 絶対の幸福を!


導きの天神 ワカヒル

ヴァンガード開発部からの一言!!

今日のカードは、4月30日(土)発売の『ファイターズコレクション2016』に収録される《オラクシンクタンク》のGユニット!
手札と山札を操作する超切り札「導きの天神 ワカヒルメ」だ!!

GB2と「神託」の条件を満たすことで、1枚引き、手札から1枚を山札の上に置く能力を持つ。
山札の上ということは、ドライブチェックの1枚目を自分で決めることができるのだ。
状況に応じて、手札の中から好きなトリガーを山札にセットしよう!

この能力に対するプレッシャーは、まさに往年の切り札「CEO アマテラス」を思わせる。
《オラクシンクタンク》が得意とするドローを繰り返して手札を集め、
自由自在なトリガーゲットで勝利を掴もう!



ユニット設定

太陽を象徴する大いなる神族にして、“オラクシンクタンク”のCEOを務めた女神「アマテラス」の実妹
スサノオ」が神界から飛び出した直後に生まれた女神であり、神界との連絡を意図的に断っていた彼は、
やむを得ず神界に戻らざるを得なかった先日まで、妹である「ワカヒルメ」のことを知らなかった。

アマテラスやスサノオに劣らず、誕生した当初から強い力を持つ神だったが、人前に出るのが苦手で、
親族以外の前に姿を見せることは一切なかったという。残念ながら、その人見知りはさらに悪化しているようで、
姉から地上に来ないかと誘われた時は問答無用で断り、最近では祠(ほこら)から顔すら出さないという。

時空観測器の試作品を開発している過程で、“オラクシンクタンク”と“ジェネシス”の共同開発部が、
偶然作り上げてしまった実験機の誤作動……それによって召喚されたのが、幼少時代のワカヒルメだった、
と報告書には記録されている。

なお、公式の記録には残されていないが、幼少期の彼女はそれはそれは可愛らしかったとのことで、
彼女が元の時代に帰還するまで、普段は張りつめている部署の空気が和やかなものになっていたというのは、
実験に立ち会ったある社員の言。






今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 3/18 より


 実際の日本神話ではスサノオうんこマンが機織り小屋に馬の死体を投げ込み、それに吃驚した拍子に機織り機で女性器を傷つけ死亡した女性が「ワカヒルメ」と言われています。地球では理不尽な死に方をし、惑星クレイでは重度の引きこもり、何とも報われない子ですねぇ・・・。





導きの天神 ワカヒル


 オラクシンクタンクのグレード4超越ユニットです。ヴァンガードへのアタック時にCB(1),SB(1)とGペルソナブラストを支払うことで、1ドローした後に手札のカード1枚を山札の上に置く自動GB(2)神託能力を持ちます。


 ヴァンガードにも遂にやってきました《渦まく知識/Brainstorm》! 残念ながら本家ほど強力ではないですが、それでも手札にあるトリガーユニットを即座にドライヴチェックで発動できるだけでも、トリガーへの依存度がほとんどを占めていると言っても過言ではないオラクシンクタンクにとってはまさに願ったり叶ったりの1枚ではないでしょうか!


 ある時は疑似聖霊織天使 ラファエル》に、またある時は疑似《メテオカイザー ビクトール》に、そしてある時は疑似《神聖竜 セイントブロー・ドラゴン》と、ワカヒルメは様々なGユニットと同等の効果をもたらしてくれます。流石に疑似ビクトールは怪しいかもしれませんが、疑似とはいえラファエルやセイントブローがオラクルで扱えると考えればこれ以上の贅沢はありません。

 特に、手札にあるクリティカルトリガーを確実に捲ることができるという点が重要で、これによってGB(2)達成後の最大2ターンは絶対にVとリアガード1ラインアタックの4点ノーガードを許しません。ワカヒルメが疑似セイントブローになるということは、連動してリアガードが疑似《勝利の化身 アリフ》になるということですので、相手へのプレッシャーは相当なものになるでしょう。《サイレント・トム》が疑似アリフとかもうヤバイでしょう!
 また、トリプルドライヴの1stチェックでトリガーを確実に捲れるため、相手からすれば2枚貫通ガードを提示しづらくなり、確実に守護者なり手札3〜4枚を吐かせることができます。横にトムを置ければもうフィーバータイム突入ですよ、キャーワカヒルメサーン。


 単体でもある程度自己完結できているワカヒルメですが、これにデッキシナジーを組み合わせて使うとそのデッキの特色をより活かした戦略を取ることができます。

 一番相性が良さげなのはやはり積み込み要素のあるツクヨミ軸でしょう。積み込みゾーンのトリガー前のカードをワカヒルメでトリガーユニットに変換することで、シングルトリガーをダブルトリガーに、ダブルトリガーをトリプルトリガーに強化させることができます。山札順番の並べ替えに加えて手札からも積み込みが行えるようになり、より強力なトリガーゲーを展開することが可能となります。


 他にもメイガス軸であれば《ヘキサゴナル・メイガス》のブレイクライドによる積み込みに手を加えたり、ウィッチ軸であればコストのSBコストを利用して、これまで使用制限を課せられていた《サイキック・バード》をより有効に活用させることができたりできます。

 兄のスサノオ軸に置いては《神宮衛士 アカギ》《神宮衛士 スミヨシ》といったSBコスト能力持ちが既に貴重なソウルを使い分けているため、そこに更なる競合相手を参入させることとなるので、運用の際は他の軸よりも慎重にならざるを得ないかもしれません。サイキックと《神剣 クサナギ》の過労死は避けられませんねぇ。


 欠点としてはGB(2)という2回目以降の超越からでないと運用できない遅さ、そして何よりも、『神託』という手札が5枚以上でなければそもそも誘発すらしないキーワード能力を持つことです。

 初回超越から打てないということは、速攻デッキに対して確定ヒールトリガーによる延命ができず、環境を見据えての解答にはなっていません。また、『神託』のおかげで手札5枚以上を保った状態でバトルフェイズに移行せねばならず、超越コストやリアガードの展開、更には直前の相手ターン中のガードによる消費などを考慮すると、トリプルドライヴに頼らずに『神託』を達成させることが如何に難しいかは容易に想像できると思います。


 また、2回目以降の超越では全ユニットをパワーパンプさせる《破龍戦神 カムスサノオや確実にアドバンテージを稼げる《神鳴りの剣神 タケミカヅチという安定したユニットの存在もあるため、手札や場の状況次第ではそちらを優先するべきケースも多いでしょう。必然的にこちら側が有利な状況でしか超越する機会が無く、結局のところオラクルにありがちな、有利をさらに有利にするが、不利を有利に変えられない典型と言えます。というかそもそも『神託』持ちすべてがそうなんですけどね。


 ワカヒルメ超越まで如何に耐えられるかが肝になってくる1枚です。『神託』のおかげで謎のハードブースト補正が適応されてしまっていますが、使いこなせればオラクルに足りなかった殺意をこれでもかとふんだんに叩き出してくれます。
 これは是非とも使いこなしてみたいですね。何しろトリガーを素引きしてドライヴチェックではトリガーを捲らずに優しい世界の住人として辛酸をなめてきた僕にとっては、これほど待ち望んでいたカードは《スフィア・メイガス》の進化系ユニット以外にはありませんでしたから。これはたとえ余らせるとしても4枚揃えてますよ! ええ揃えますとも! というかですよ、Gゾーンに女っ気の少ないオラクルでやっと汎用性に富んだ女性ユニットしかもロリキャラが来たとなったら、紳士淑女なオラクル使いは問答無用で4枚揃えるってのが常ってもんではないでしょうかぁ〜!?(一緒にするなヘンタイが!)