ここはオラクルシンクタンクとスフィアメイガスをこよなく愛する烏丸Ilsとかいう人がカードファイト!! ヴァンガードを中心にいろいろ書いているブログです。
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デッキレシピ ダクイレ ブレイドウイング




G3 7枚

4 ブレイドウイング・サリヴァン
2 シャルハロート・ヴァンピーア
1 ブレイドウイング・レジー

G2 11枚

4 エンブレム・マスター
4 フライング・ライブラリアン
3 スコールメイカー・ヴァンピーア

G1 12枚

4 純愛のサキュバス
4 フラグ・ブレイカ
4 ドリーン・ザ・スラスター

G0 20枚

4 ヴェアフレーダー・オルドナンツ(FV1)
4 悪夢の国のダークナイト(☆)
4 ブリッツ・リッター(☆)
4 ヒステリック・シャーリー(引)
4 悪夢の国のチェシャキャット(治)

G4 8枚

4 忌まわしき者 ジル・ド・レイ
3 殲滅の翼 ブレイドウイング・ティボールド
1 大魔神 ソウルレス・デマゴーグ




 鉄壁要塞からの超電磁砲、新たなダークイレギュラーズのトレンドを担うブレイドウイング軸がこちらになります。

 こちらになりますといったところで、特にダークイレギュラーズの知識があるわけでもなく、唯々面白そうだったので組んでみただけのにわかおじさんなので、そういうニュアンスで捉えて頂けると幸いです。


 基本はブレイドウイング・サリヴァンにライド、《殲滅の翼 ブレイドウイング・ティボールド》やその他SCユニットを駆使して早期にソウル15枚以上を目指していき、サリヴァンの鉄壁の防御力で耐えつつ、《忌まわしき者 ジル・ド・レイ》をぶち込んでフィニッシュをメインに構成しています。


 一応解説なんぞも載せてあります。気になる方時間に余裕がある方封印されし右腕が疼く方は追記よりどうぞ。

 まずはお馴染みの採用カードの紹介から参ります。



 グレード3


 ブレイドウイング・サリヴァン・・・メインVです。ソウルが15枚以上ならばすべてのガード札がシールド+10000という鉄壁お化け製造お兄さん。V31kラインのアタックに☆トリと引トリを投げてトリガー3枚貫通っていう文面を見ちゃうともう戻れない。

 《シャルハロート・ヴァンピーア》・・・サブV兼《純愛のサキュバスによるサーチ要員。「ブレイドウイング」のコスパには敵わないものの、超越を行いつつ能動的にSCができ、またサリヴァンが苦手な連パンクランに対して微力ながら焼きが行えるので、サリヴァンよりも相性は良さげです。

 ブレイドウイング・レジー・・・5枚目のブレイドウイング枠。とりあえず15枚以上を確実に狙うならばティボールドは不可欠なので、保険として採用。不要であればシャルハロート辺りと変更して良いかもしれません。



 グレード2


 《エンブレム・マスター》・・・アタックがVヒット時にCB(1)でSC(3)できます。ティボールドのSCがあるので他に枠を割くのもありですが、ティボールドに依存しすぎると中々ジルドレイに繋げられず、かといって他のカードが引ける確証も無いので、デッキ全体をSCギミックに特化させることを意識して採用しました。ヒット時能力がガード強要になればそれはそれで後々活きてきます。
 また、サリヴァンが勝手にSBしていく関係上、目標ソウル枚数に達した瞬間に腐るということが無く、ティボールドによる山札回復も手伝って、終盤以降でもガード強要力はそのままです。

 《フライング・ライブラリアン》・・・ノーコストでソウルを肥やせて1ドローできてインターセプトもできる《ラック・バード》が弱いわけない。GBという遅さを加味しても4積み以外有り得ないと個人的には思ってます。

 《スコールメイカー・ヴァンピーア》・・・とにかくソウルを肥やすことを考えて能動的にSCできるユニットとくればこいつですね。パワー+5000のおかげで奇形ラインでもとりあえず10kシールド要求値ラインを形成できるので、ジルドレイへの防御札をこいつで使わせることができます。



 グレード1


 《純愛のサキュバス・・・シシルス互換ですね。サリヴァンのおかげでガード値に余裕があるとは言え、リソース量自体はこれまでのダークイレギュラーズと変わりませんので、手札消費1枚で超越できるこの互換を減らすことはできません。

 《フラグ・ブレイカー》・・・サリヴァンのテキストを知っていれば相手にリアガードを殴られることはまずないので、旧守護者にする意味はほとんどありません。

 《ドリーン・ザ・スラスター》・・・ジルドレイの殺意を高めたり、最悪単体アタッカーにもなります。積極的にV裏にコールしましょう。相手が焼きギミックの無いクランであれば、さっさとV裏に置いてサリヴァンやレジーで吸い込んで圧縮してしまうのも手です。



 グレード0


 《ヴェアフレーダー・オルドナンツ》・・・1枚でソウルが3枚も肥やせる上に、ドローによってリソース消費を相殺できます。最悪サリヴァンやレジーでサーチができるように、思い切ってのメイン3積み。しかし素引きした方がソウルを肥やせるという。


 ☆:8 引:4 治:4


 ソウルを肥やせる《悪夢の国のダークナイト《ヒステリック・シャーリー》は当然4積み。ジルドレイの殺意を弱めないために極力クリティカルを多めに採用したかったのでこの配分となりました。



 グレード4


 《忌まわしき者 ジル・ド・レイ》・・・どんな劣性時でもソウルが15枚あればワンチャンひっくり返せるとんでもユニット。止めの一撃にどうぞ。

 《殲滅の翼 ブレイドウイング・ティボールド》・・・ソウルを肥やしてサリヴァンをサポートしたり、山札を修復してデッキ切れの恐怖から貴方を救済します。「殲滅の翼」なんて書けない物騒な二つ名を持ちながらやっていることはとても堅実。

 大魔神 ソウルレス・デマゴーグ・・・シャルハロートにライドしたときの初回超越先として採用。《愛の嵐 キスキル・リラ》と迷いましたが、相手のダメージを3点に詰めてこそなんぼなので、リアガードを強化できるデマゴーグの方がやっぱり良いかもしれません。というわけでキスキル様申し訳ありま・・・あっー。



 戦い方


 序盤は最低限2パンはできるようにし、相手の手札に干渉しておきましょう。FV⇔ソウルイントリガーの9kラインでも十分です。とにかく序盤にリソースを吐かせるかダメージを蓄積させ、ジルドレイによる圧力を高めていきます。

 
 「ブレイドウイング」にライド出来れば、初回超越はティボールドで、2回目以降は相手のリソース量や、こちらの盤面などと相談して、引き続きティボールドに超越するかジルドレイで攻めるかを相談します。

 この時の判断材料として、ソウル枚数が15枚未満か否か、返しのターンに予想される相手のパンチ数を凌げるだけのソウルを再供給できるか、相手の予想ガード値をジルドレイラインがぶち抜けるかが重要になってきます。

 例えば、ソウル14枚でヒステリックシャーリー1枚を使えばソウルを16枚にすることができますが、ソウルチャージがそれだけで終わってしまった場合、それで仕留めきれないと、返しの1回目のアタックでソウルが15枚未満になってしまい、残りのアタックを素のガード値で防がなくてはなりません。

 こうなってしまうと、ただでさえカツカツな手札があっという間に吹っ飛んでしまい、超越コストはもちろん、SCギミックも失って四面楚歌になってしまう可能性もあります。せっかくの鉄壁防御力があるのですから、勝負を焦らずにきちんと返しのターンを考えて超越先を選ぶようにしましょう。



 ソウルチャージ一直線


 このデッキはG2止めへの明確な対処法がありませんので、気になる場合は《グウィン・ザ・リッパー》などを採用すると良いでしょう。

 ただし、ダークイレギュラーズ、特にサリヴァンをメインとするこのデッキは、ソウルを溜めてなんぼだと思っています。このデッキはサリヴァンのおかげでソウル上限枚数というものが存在せず、ほぼ毎ターンソウルチャージを行い続けなければならない自転車操業デッキです。ソウルチャージが途絶えた瞬間に全てが終わります。
 そういう特性のデッキで、中途半端に他のギミックに枠を割いた結果、メインギミックが止まってしまっては元も子もありません。

 なので、ソウルチャージというメインギミック一本に絞り、ドリーンなどの必要最低限なものは残し、グウィンや《ストーリー・テラー》などのソウルチャージを行わないユニットは軒並み不採用という運びとなりました。焼いたところでソウルは増えませんし、昨今のボードアド査定を見てもCB(2)では明らかに不釣り合いです。

 だったらソウルを肥やしましょう!
 我らがキスキル・リラに内に秘めた熱い声援、熱き魂をぶっかけるかのごとく、唯々一心不乱にソウルチャージを行い続けていくしかないのです。


 終わり


 以上です。
 使ってみると思っていた以上に面白くて且つ戦えた印象です。流石に環境に喰い込めるレベルのものではありませんが、もし組もうか悩んでいる方はぜひ組んでみることをオススメします。ダブルトリガーの乗ったリアガードのアタックを手札1枚でガードした瞬間は、キスキル・リラに白く輝く生命の源を捧げるような高揚感に(やめろっ!)

 質問やアドバイスなどありましたら、お気軽にコメントしてくれると幸いです。ではでは。