今日のカード 7/23 てっくがる
てっくがる
8月28日(金)発売 ブースターパック『討神魂撃(とうじんこんげき)』収録
ヴァンガード開発部からの一言!!
今日のカードは、8月28日(金)発売の『討神魂撃(とうじんこんげき)』より、この1枚!
《ロイヤルパラディン》の新たなグレード2ユニット「てっくがる」だ!
「てっくがる」の能力を端的に説明すると、「ブーストできるグレード2ユニット」!!
同じ縦列のユニットがアタックした時、ソウルブラスト1枚+自身をレストすることで、アタックしているユニットにパワーをプラス。
この動きは、まさにブーストそのもの!
「てっくがる」のパワーが上がっていれば、それも加算できるのだ。
一見トリッキーに見える能力だが、その実は堅実。
『時空超越』以降の《ロイヤルパラディン》は、グレード2ユニットの展開を得意としている。
「風雅の騎士 ベニゼール」や「閃きの騎士 ミーリウス」でコールできる「てっくがる」は、グレード1が展開できない時にも、十分なパワーのブースト役として戦線を支えてくれるぞ。
いざという時には前列でインターセプトもできるため、攻防に活躍!
まさに、いぶし銀と呼ぶにふさわしいユニットと言えるだろう。
ユニット設定
神聖国家第一正規軍“ロイヤルパラディン”に所属するハイビースト。
ハイビーストの大半は、人と同等の知能を有するが、彼の頭脳は学者を凌駕するという。
よく得意げに話す「トータルフットボール」というのは、彼が推奨する戦術の名称らしく、
「臨機応変に全ての戦士が攻撃守備を兼ねる」という事を意味しているという。
なお、単語の意味は依然として不明である。
このように、時折クレイの言語では無いと思われる謎の言葉を口走って皆を困惑させる為か、
両親がこの星の出身では無く異星人、実は人が獣に変えられているなど、
彼についての突拍子も無い噂や逸話が後を絶たない。
今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 7/23 より
トータルフットボールとは、全員が攻撃と守備を行う流動的サッカー戦術です。DFやFWといったポジションごとの役割分担に囚われず、個々のプレイヤーが状況に合わせてポジションチェンジを繰り返すことで、まるで1つの渦がフィールドを動き回るかのような動きをします。
ポジション別の役割分担を廃止した関係で個々のプレイヤーに高度な技術とスタミナに戦術眼を要求し、さらにそれらのプレイヤーをまとめあげる司令塔、そこから作戦を練る監督と、すべてに置いて高い水準を求める戦術です。
パワーカードを詰め込んだ所謂グッドスタッフ系デッキでも、パワーカード同士のシナジーが希薄だったり、核となるカードやカード同士のシナジーをプレイヤーが理解していなければ結果を残せないことを考えれば、この戦術の難易度の高さは想像しやすいでしょう。
ちなみに僕はサッカーに関しては無知そのものなので、詳しくはウィキペディアなどを参照していただくと幸いです。
てっくがる
ロイヤルパラディンのグレード2ユニットです。同じ縦列にいる自軍ユニットがアタックした時に、コストとしてSB(1)と自身をレストすることで、そのバトル中そのユニットのパワーをてっくがるのパワー分だけ増やす自動GB能力を持ちます。
グレード2ユニットながら、疑似的にブースターに回ることができます。パワーは8000とグレード2としては貧弱な部類ですが、それがブースターとしても機能する汎用性の高さを併せ持つのであれば妥当なところでしょう。
グレード1以下のサーチ手段が乏しかった新規非名称ロイヤルパラディン軍において、てっくがるを採用することで《スターライト・ヴァイオリニスト》や《風雅の騎士 ベニゼール》といったグレード2限定スペコユニットでも、アタッカーとブースターの両方をサーチできるようになります。
また、増やすパワーはトリガーや能力によって付与されたパンプ値も継続するため、ベニゼールや《青天の騎士 アルトマイル》といったパワーパンプも無駄になりません。
とはいえ、コストとして毎回SBを要求し、さらにGB能力のため超越できるまで空気な点がネックとなります。グレード1以下を並べる《サンクチュアリガード・ドラゴン》とは噛み合いませんし、同じSBコストを要する《探索者 シングセイバー・ドラゴン》ともコストを競合してしまいます。
そもそも、ECB(1)-宝石騎士でブースターをサーチできる《宝石騎士 そーどみー》が存在している時点で、てっくがるを態々採用する意味は薄いでしょう。非名称メインで組む際に一考の余地がある程度ではないでしょうか。