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今日のカード 3/19 暗黒大魔道士 バイヴ・カー&真・撃退者 ドラグルーラー・レブナント




暗黒大魔道士 バイヴ・カー

4月24日(金)発売 『The Dark“Ren Suzugamori”』収録

ヴァンガード開発部からの一言!!】

今日は、4月末に発売する二つの商品より《シャドウパラディン》の新ユニットを2種ご紹介!!
それぞれ、別の商品に収録されているので、どちらも要チェックだ!

まずは4月24日(金)発売のレジェンドデッキ『The Dark“Ren Suzugamori”』に収録される「暗黒大魔道士 バイヴ・カー」!
「暗黒魔道士 バイヴ・カー」が大魔道士に成長し、パワーが11000に! ライドした時のデメリットが解消された。
さらに味方をコールする能力も、自分で選んでコールできるようになったぞ。
GB1を発動するため、ストライド戦略を取り入れて積極的にアタックしていこう。
なお、『The Dark“Ren Suzugamori”』のカードは、15種それぞれにRRR仕様のカードが1枚収録されているぞ。

【大魔道士の朝】
「あふぁ〜〜〜……」

日も差し込まないような地下研究室で、「バイヴ・カー」は大きく欠伸をした。
無理もない。 もう3日も寝ていないのだ。

「魔道士!頼んでたヤツは完成したか!?」

ドアが吹き飛ぶ音と、それを凌ぐ声を上げて、黒い大男が室内に入ってきた。

「マクリール。 いちいちドアを壊すのはやめてくれよ」
「ハッハッハッ! 問題ない、今日も直して帰るからな!」
「たてつけは直せるかもしれないけど、ドア本体は痛むんだよ」

ほぐすようにグルグルと首を回しながら、バイヴ・カーはマクリールに向かってある物を見せた。

「おお! コイツが新しいシールド・コアか!」
「結構ヤバめの魔法を使ってる曰くつきの代物だけどね。 いわゆる外法ってヤツ」
「外法でも外道でも何でも結構! それで躊躇うような心はとうの昔に捨てたわ!」
「聖騎士たちがいるところではあまり本気を出すなよ。 アイツら、この手のアイテムに噛みつくから」
「うむ、心得た!」

そう告げると、燦々たる有様の研究跡を片付ける事も無く、バイヴ・カーは椅子にもたれかかる。
そして、また別の何かを弄りはじめた。

「礼を言うぞ、魔道士バイヴ・カー!」
「わかったわかった。 出る時は静かに頼むぞ」

「ああ、それと次から私の事を『魔道士』なんてチンケな単語では呼ばないように」
「もっと偉大で大仰な、そうだな――」
「大魔道士様と呼んでもらおうか」


今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 3/19 より


 シャドウパラディンのグレード3ユニットです。アタックがヴァンガードにヒットした時に、コストを支払うことで山札からグレード1以下のユニットを1枚スペリオルコールする自動GB能力を持ちます。

 同様にグレード1ユニットをコールできる《闇夜の乙女 マーハ》と違い、こちらは単体でも機能する代わりにヒット時能力なので確実性は劣る分、ガード強要力は勝っています。
 また、マーハと違ってこちらはグレード0をコールすることもできるので、《ジャッジバウ・撃退者》《フルバウ・ブレイブ》といった優秀なユニットをコールすることができます。

 単体のパワーも11kと申し分なく、能力自体は至って優秀なのですが、非名称のグレード3というだけで採用率は低そうです。
 新規の非名称軸のカードパワー次第では採用もありそうですが、撃退者に引けを取らない非名称構築って考えただけでも身震いがしますね・・・。







真・撃退者 ドラグルーラー・レブナント

4月25日(土)発売『ファイターズコレクション2015』収録

ヴァンガード開発部からの一言!!】

そして4月25日(土)の大ヴァンガ祭で発売する『ファイターズコレクション2015』収録の「真・撃退者(トゥルー・リベンジャー) ドラグルーラー・レブナント」!
グレード0のユニットを犠牲にしてグレード1にするなど、自分の陣形を整えながら、さらにパワーアップ!
ファイトの中盤、「撃退者 ダークボンド・トランペッター」でコールしたグレード0ユニットを退却させ、キーカードである「督戦の撃退者 ドリン」をコールすることができる!
切り札である「撃退者 ドラグルーラー・ファントム」や「撃退者 ファントム・ブラスター “Abyss” 」によるフィニッシュに向けて、しっかりリアガードを整えよう。

今日ご紹介した2種のユニットは、一見すると派手さはないが、《シャドウパラディン》の戦略を後押しし、勝利につなげるキーカード。
ぜひ使いこなして欲しい!


今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 3/19 より


 シャドウパラディンのグレード4超越ユニットです。1ターンに1回、リアガードの「撃退者」を退却させ、ハーツカードが「撃退者」であれば、山札からグレード1以下の「撃退者」を1枚スペリオルコールし、そのターン中そのユニットと自身にパワー+3000する起動能力を持ちます。


 「撃退者」専用のルーター能力を持つ超越ユニットです。不要なカードを山札のグレード1以下のユニットに変換することで盤面を安定させ、さらにパワーパンプもついてきます。

 サーチ先としてはCB回復要員の《督戦の撃退者 ドリン》や、ボードアドもとい退却コストを確保できる《撃退者 ダークボンド・トランペッター》確実に《撃退者 ファントム・ブラスター “Abyss”》を握れる《フルバウ・ブレイブ》などが挙げられます。特にフルバウとのコンボで安定性をぐぐーんと押し上げられるので、FVとは別にフルバウの採用がデフォルトになることでしょう。何よりこれらのサーチにCBを消費しないのでデッキの動きを阻害しないのも素晴らしいです。

訂正:フルバウ・ブレイブはサーチできないです。誤った情報を記載してしまい、申し訳ありません。

 地味についてくるパワーパンプも、本来であれば14kラインで終わってしまう奇形ラインを10kシールド値要求ラインまで引き上げることができるため、全く無駄ではありません。次のターンは奇形ラインに戻ってしまいますが、どうせ退却コストに充てるんですから問題ないですね(ニッコリ


 このユニットの登場で、《詭計の撃退者 マナ》がノーコストの《黒衣の撃退者 タルトゥ》と化しました。マナでコールしたユニットをコストにすれば、ターン終了時に戻るユニットがいないのでそのままアドバンテージになります。素のパワー8kも、パワーパンプのおかげで1ターン限りは16k以上のラインを形成できますし、もうこれ訳分かんないですね。
 流石シャドウパラディン、流石撃退者ですよ。


 開発部の仰る通り確かに一見地味ですが、考えれば考えるほど強力なカードに思えてなりません。もちろん、アビスというフィニッシャーの存在あっての強さなのですが、それを差し引いてもRRRに相応しい1枚であることは間違いないでしょう。











 地下文脈の黒魔女伝


 今回は収穫無しでした。