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今日のカード 12/10 突撃の抹消者 サイケイ




突撃の抹消者 サイケイ

2015年2月20日(金)発売 『風華天翔(ふうがてんしょう)』収録

ヴァンガード開発部からの一言!!】

本日ご紹介するのは、2月20日(金)発売の『風華天翔』より、《なるかみ》のユニットだ。
「抹消者」の名前を持つサポートユニットで、《なるかみ》が得意とする前列退却のスキルを後押ししてくれるぞ。
能力が使えるのはメインフェイズだけなので、起動能力やコール時の能力と組み合わせて、カウンターブラストを活用するのだ。
相手のユニットとこのユニットが同時に退却する場合も能力は問題なく発動させることができるので、たとえば「抹消者 テンペストボルト・ドラゴン」の起動能力で相手の前列のユニットを2枚退却させれば、ダメージゾーンを2枚表にすることも可能だ。
ただし「妖剣の抹消者 チョウオウ」など、このユニットがコストとしてフィールドを離れた後に相手ユニットが退却した場合は、このユニットの能力が使えないので注意しよう。
キミの「抹消者」デッキで、ぜひ活躍させてほしい!

【抹消者(イレイザー)とは?】
かつて、ドラゴンエンパイア二大柱軍が一つ“なるかみ”の戦士達の中で、特に帝国に忠実な者達で構成されていたという特殊部隊。
現在は発足当時に比べて理念や内部構造が大幅に変更されており、部隊名のみを残し、実質的に形骸化している。
長く大きな戦が発生しなかった事で秘密裏に動くべき任務が減り、数々の部隊が解散されていく中、「抹消者」は別の方法で存続をはかった。
裏で秘密裏に動く部隊ではなく、様々な任務を請け負う万能の特殊部隊へと変わる事。
過去の栄光とはいえ、伝説の特殊部隊「抹消者」の知名度は想像以上のものであり、配属を希望するものは後を絶たなかったという。
かくして新生「抹消者」は大改革に成功し、“なるかみ”きっての大部隊へと転身したのである。


今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 12/10 より


 なるかみのグレード1ユニットです。自ターンのメインフェイズ中に相手の前列のリアガードがドロップゾーンに置かれるたび、ヴァンガードが「抹消者」であればコストを支払うことでダメージゾーンを1枚表にする自動能力を持ちます。


 メインフェイズ中かつ前列のみ、加えて名称指定とガッチガチに固めてきていますが、SB(1)でコスト回復は軽いですし、自身のパワーも7kもあるためライン形成の邪魔をしないので性能としては悪くないです。
 ただし、抹消者のグレード3は《抹消者 ガントレッドバスター・ドラゴン》《抹消者 ボーイングセイバー・ドラゴン“Я”》のように退却対象の選択権は相手にあったり、《抹消者 テンペストボルト・ドラゴン》などのように互いに被害を被る能力が多く、《抹消者 ボーイングソード・ドラゴン》《抹消者 イグニッション・ドラゴン》はライドフェイズ中の退却なので能力の誘発はしなかったりと、実はリスク無しに確実にメインフェイズ中に前列をピンポイントで退却できるG3抹消者ユニットは存在しなかったりします。ビックリ。

 ですので、この能力を当てにする場合は《妖剣の抹消者 チョウオウ》《ドラゴニック・デスサイズ》などのメインフェイズに除去が可能なユニットをしっかり採用する必要があります。
 もしくは、選択権が相手にあるということを逆手に取り、ガントレッドバスターやボーイングセイバーのコスト回復という強みをチラつかせて、対処の苦手な後列を焼かせるといったプレイングも考えられます。
 

 ただ、なるかみのG1、特に抹消者は競争率も高く、同じくソウルをコストにするライジング・フェニックス》の存在を考えると、他の7kユニットでも十分な気がしないでもないです。それでも、名称のあるコスト回復役なので、コスト回復が欲しい! という方は採用を検討してみるのもありだと思います。