今日のカード 1/13 銀の茨のお手伝い ゼルマ

銀の茨のお手伝い ゼルマ

2月28日（金）発売 ブースターパック第15弾「無限転生（むげんてんせい）」収録

ユニット設定

“ペイルムーン”の興業先で「ルキエ」より銀茨を賜った彼女の従僕。 表向きは休憩所となっている魔道サーカスの隠れた名所、カジノ「ファーサイド」でルーレットのディーラーを務める獣人の少年。 “ペイルムーン”に迷い込んで途方に暮れていた時に「ルキエ」と出会い、気まぐれにいくつか簡単な芸を見せてもらった所、その魔法のような技術に感動してそのままサーカスに居着いてしまったらしい。 従僕としての契約は交わしているが、それがどういう事なのかよくわかっておらず、今でも「一緒にいられるおまじない」程度の認識しか持っていない。 肝が据わっているのか、鈍いだけなのか、「ルキエ」が反転している間も彼女の傍に躊躇なく寄り添っていた。 主が元の姿に戻り、喜びの涙を流す者達の姿が彼には不思議に見えた。 どんな「ルキエ」でも同じ。 彼にとっては頼りになるかっこいいお姉さんなのだろう。

【銀の茨の従僕（シルバーソーン・サーバンツ）】
「ルキエ」より銀の茨とその力の一部を賜り、彼女に永遠の忠誠を誓った従僕達の総称。 経緯は様々で、望んで彼女に降った者もいれば、魅了（チャーム）や実力行使で無理やり従わされた者もいる。 従僕となった者は「ルキエ」と同じ系統の魔術の一端を行使できるようになるが、彼女の命令があった際はそれを最優先で実行しなければならないという制約を設けられる。

今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 1/13 より


　ペイルムーンのグレード１ユニットです。リアガード登場時に他の「銀の茨」の名を持つリアガードを１枚ソウルに置くことで、ソウルから自身と同名カード以外の「銀の茨」の名を持つユニットをスペリオルコールする自動能力を持ちます。


　銀の茨の制約が付いた変わりに、素のパワーが+1000された《パープル・トラピージスト》です。能力自体は強力ですが、パワー6000故にパワーラインで四苦八苦されてきたトラピと比べると、やはり+1000の差はかなり大きいです。トラピが盤面に居座るおかげで10kバニラの《銀の茨の操り人形 りりあん》を投入せざるをえなかった日々ともお別れできるのは、大きな利点ではないでしょうか。「銀の茨」を持つので《銀の茨の獣使い マリチカ》などでバトルフェイズ中に疑似スタンドができるようになり、速攻面でも優秀です。


　しかしながら、「銀の茨」のみを参照するようになったのは痛手です。ソウルからのスペリオルコールはもちろん、コストとしてリアガードからソウルへ置くユニットも「銀の茨」を指定するようになってしまったため、汎用性はトラピよりも低いです。特に役目を終えた自爆ユニットの処理ができないのは色々と（Яはともかくヴィーナスは）厄介ですので、過信は禁物です。