ここはオラクルシンクタンクとスフィアメイガスをこよなく愛する烏丸Ilsとかいう人がカードファイト!! ヴァンガードを中心にいろいろ書いているブログです。
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嘘つきヘキサゴナル


「ブラフだって立派な戦術だよ!」




 《ペンタゴナル・メイガス》がPRだからなのか、同時収録のバトルシスター群が組みやすくて使いやすいからなのか、はたまた絶禍繚乱で超パワーカードの影響なのか、身内でも評価が低かったりむしろ他に使ってる人を僕以外でまだ1人しか見かけなかったりと、ショップ大会程度ですがそれなりに戦ってそれなりにメイガスの強さポテンシャルを広めているつもりなのに、何故か盛り上がらないメイガスについて、少し悲しいと思い続けているilsです。


 そんな愚痴は置いといて、今回は《ヘキサゴナル・メイガス》を用いたブラフ戦術を紹介したいと思います。ちなみにブラフとは威嚇やはったりといった意味です。ポーカーなどで弱い手札でも、プレイ次第で相手に強い手札のように思わせる、一種の心理戦のようなものです。


 ご存知ヘキサゴナルメイガスはブレイクライド能力によって、デッキトップ3枚の中から1枚を手札に加えて、残りをデッキトップに好きな順番で並べ替えることができます。これで非公開領域である山札の上2枚についての情報アドバンテージを得ることができ、それを用いたブラフ戦術を扱うことができるようになります。


 今回は相手被ダメージ3点から、あなたがヘキサゴナルからペンタゴナルにブレイクライドしたシーンを想定して紹介していこうと思います。よければお付き合いください。続きは追記よりどうぞ。


 ブラフ前の確認

 まずはそれまでのドライヴチェックなどで《ステラ・メイガス》《ラック・バード》らドローユニットが知られているかどうかを確認しましょう。これによって相手に使うブラフのスタイルが変わってきます。



 下準備

 まずはブレイクライド能力によってデッキトップ3枚を見る瞬間からブラフは始まります。手札に加える1枚を吟味し、残りカードの並べ方を吟味する瞬間も、多少なりとも相手に与える影響はあります。クリティカルトリガー2枚を見つめて並び順を考えてるフリをするのは当たり前です。

 ただし、普段のプレイングと明らかに違う場合は明らかに疑われやすくなります。普段から長考無しのスピードゲームスタイルな人が、突然長考しだしたら誰だって疑います。いつもの自分のプレイスタイルに合わせた吟味スタイルを模索してください。



 次に、戻したカードの内容別に見ていきます。


 ダブルトリガー


 ペンタゴナルを相手にする場合、リミットブレイクによるトップ予言がクリティカルであるかそうでないかがとても重要な部分です。

 特に被ダメ3点からのペンタはそのままゲームエンドまで持っていくことができるため、相手としても慎重にならざるを得ません。

 ☆☆であった場合は問題ありませんが、☆治などのクリティカルが1枚だけの場合は、あえて治☆といった、予言によってクリティカルを見せない並び方をするのがベストです。(ただし、間違っても引☆なんて順番はダメです。ルールブックをもう一度読み返しましょう)

 これによって相手方に2枚のうち1枚はクリティカルではないという情報を与えることで、2枚目のクリティカルトリガーに対する警戒心を薄めることができます。

 ドローユニットが見えていて、それらを使わなかった場合は2枚目もトリガーであることがバレてしまいますが、ダブルトリガーが知れたところでこちらが不利になるというわけではないので、別に気にする必要はないでしょう。


 稀に治治などクリティカルを一切含まない場合もありますが、そのときはどうとでもなれ〜☆彡とスパッと切り替えていきましょう。



 トリガー&ノーマル


 ドローユニットが見えていてそれらを使わなかった場合、先のダブルトリガーの項でも述べたとおり、相手にダブルトリガーであるという情報を与えることになります。ですが、それが必ずしも確定情報ではないところがカードゲームの良いところ、山札という非公開領域の持つ恐さでもあります。


 ドローユニットが知れている状況であえて使わず、さらに予言トップがトリガーである場合、大抵の人はダブルトリガーだと思い込みます。これによってこちらからすれば無駄に過剰なガード値を切らせたり、守護者を使わせたりすることが出来ます。

 なので、この場合はトリガーノーマルの順番がベストです。


 逆にドローユニットが知られていない場合、並べる順番は相手の手札枚数やドライヴチェックなどで把握できている内容を鑑みて並べるのが良いでしょう。

 相手のガード値が豊富ならば、トリガーノーマルの順番でダブルトリガーをチラつかせてガード値を沢山切らせたり、逆に少なければノーマルトリガーと並べてトリガー不発に賭けたノーガードをさせたりと、場面に合わせてミスリードすることができます。


 ただし、これらはトリガーがクリティカルである場合の話しです。その他のトリガーでは牽制の度合いが全く異なります。手札が豊富な場面では相手次第ではガード値を切ってくれますが、ノーガードの場面では逆にはったり負けしてしまいます。

 なので、ドローソースがある場合はさっさとノーマルカードを引いて残ったトリガーと未知の領域に賭けた方が懸命なこともあります。ノーガードするような場面では特にそうです。故にペンタゴナルを使ったメイガスでは☆12は必然だと考えてます。


 注意点として、こちらの手札枚数が不安な場合は、どちらのケースにおいてもブラフなど構わずにドローユニットでノーマルカードを引きにいった方が良いです。下手な小細工を打って自滅するようではかっこ悪いですからね。



 ノーマル&ノーマル


 絶望の未来だからといって諦めてはいけません。

 やれることはノーマルトリガーに見せかけるブラフを敷くことくらいですが、ドローユニットが見えていれば無意味なのでさっさと引いて未知の領域に賭けましょう。




 以上です。結構大雑把ですが、だいたいこんな感じです。

 とりあえず紹介してみましたが、そうそう上手くいくわけないんですし、上手い人にはすぐ見抜かれるんで大会などで使うにはオススメしません。フリーファイトとか、勝敗よりもイヤらしいことしたい(意味深)って時に使う程度にすると良いと思います。


 そんな感じです。相変わらず長文&拙文ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
 ではでは。