？？？「何がメイガスフィーチャーだー！ ばかー！」
「あたしのﾄﾞｷﾄﾞｷとﾜｸﾜｸの二ヶ月を返せ！」
《ロゼンジ・メイガス》と《サークル・メイガス》が再録されて喜んでいる中、草間の影で涙目になっている《スフィア・メイガス》ちゃんの画像ください！
ケロケロＡ９月号、無事購入しました。今月号で休刊ということで、連載漫画はどれもこれも最終回モードですね。当たり前ですが。個人的にはどうぶつの林が好きでした。鯉のプリンス堂林も頑張れ。
そんなわけで、お久しぶりです。気になるカードもといオラクルシンクタンクの新規カードについて、勝手気ままに紹介していきたいと思います。
例によって画像は皆無です。一昨日のフラゲであらかた出し尽くしてしまってるので、個人の自己満足記事です。２回に分けるべきの駄長文です。覚悟を決めて、期待はせずに、追記よりどうぞ。
ヘキサゴナル・メイガス
Ｇ３ パワー11000
オラクルシンクタンク ヒューマン
自【LB(4)】:《オラクルシンクタンク》がこのユニットにライドした時、あなたの山札の上から３枚見て、カードを１枚探し、手札に加え、残りのカードを山札の上に好きな順番で置き、あなたのヴァンガードを１枚選び、そのターン中、パワー+10000。
永【V】:あなたのターン中、あなたの手札が４枚以上なら、このユニットのパワー+2000。
永【V/R】：盟主
ついにオラクルシンクタンクにもブレイクライドが登場しました！
ブレイクライド能力は、デッキトップ３枚から好きなカード１枚を手札に、残りを山札の上に好きな順番で置くという、いかにもオラクルらしい能力となってます。
１枚手札に加えることで再ライドによるハンドアド損を相殺し、なおかつデッキトップ２枚を把握できるため、神秘の預言者で投入された予言能力をフル活用することができます。トップ３枚中トリガーが２枚以上なら確定ダブルトリガーでまさに宇宙です。反対にトリガーが１枚もなかった場合は別途シャッフルなりドロー手段を用いない限りは絶望の未来しか見えませんが。
ですが、ヴァンガードの核となる運ゲー要素を極限まで操作することができ、ツインドライヴの結果までを考慮したプレイングをすることができるため、対戦相手との情報アド差はバカにできません。ヴァンガードにパワー+10000するだけでもオラクルにとっては貴重な高火力源ですので、活躍が期待できると思います。
「既存のＧ３で噛み合うのが見当たらないのは秘密だよ！」
ペンタゴナル・メイガス
Ｇ３ パワー11000
オラクルシンクタンク ヒューマン
自【LB(4)】:このユニットがヴァンガードにアタックした時、《オラクルシンクタンク》のカード名を１つ宣言し、あなたの山札の上を公開する。そのカードが宣言したカードなら、そのバトル中、このユニットのパワー+5000、☆+1。
起【V】:[CB(2)-カード名に「メイガス」を含むカード]そのターン中、このユニットのパワー+5000。
永【V/R】：盟主
こちらはコミックの第６巻の付録としてついてきます。
ヴァンガードへのアタック時にデッキトップを予言し、的中すればパワー+5000、☆+1のボーナスが付与されます。リミットブレイクのおかげでタイミングが限定され、さらにデッキトップのカード名を的中させなければなりませんが、その他コストが一切必要ないのが素晴らしいです。正直CB(1)くらいつけても良いと思うのですが、《魔神侯爵 アモン“Я”》よろしく、低コストでVに☆+1が当たり前になってきてるんですね。インフレって恐ろしい。
これ単体ではデッキトップ操作の術を持たないので、周りのカードでサポートする必要があります。後述でも紹介しますが、一番の相方は《クレセント・メイガス》でしょう。ペンタゴナルをブーストした時に、先にクレセントでデッキトップを確認すれば、度忘れでもしない限り確実にボーナスを得ることができます。9kブーストはまぐれでもない限り機能しませんが、それでも22k☆2ラインを確実に確保できるのであれば、むしろお釣りがきます。
《ステラ・メイガス》もよろしいですが、RVRというアタック順を強いられてしまうので、スタンドトリガーが採用されている場合でもない限り、あまりよろしくはありません。やはりクレセントの方が適していると言えるでしょう。
感覚としては、予言を的中させればどんなカードもクリティカルトリガーとして扱えるという感じですかね。しかもトリガーだったら１枚でダブルトリガー。そう考えるととても強いですね。
「PRのスペックじゃないけど、単体じゃなんにもできないからいいんじゃない？」
サイランド・メイガス
Ｇ３ パワー10000
オラクルシンクタンク ヒューマン
自【V/R】:このユニットがヴァンガードにアタックした時、あなたの《オラクルシンクタンク》のヴァンガードがいるなら、そのバトル中、このユニットのパワー+2000。
エクスキューショナー互換ユニットです。旬の時期は大分過ぎ去ってしまいましたね・・・。
「メテオブレイクさんで十分だけどね！」
ステラ・メイガス
Ｇ２ パワー9000 シールド5000
オラクルシンクタンク ヒューマン
自【V/R】:[CB(1)]このユニットがヴァンガードにアタックした時、あなたの《オラクルシンクタンク》のヴァンガードがいるなら、コストを払ってよい。払ったら、《オラクルシンクタンク》のカード名を１つ宣言し、あなたの山札の上を公開する。そのカードが宣言したカードなら、そのカードを手札に加え、違うなら、あなたのダメージゾーンから１枚選び、表にする。
ヴァンガードへのアタック時に、デッキトップのカードを予言して、的中すればそのカードを手札に加えることができます。違った場合でもカウンターブラストを１枚表替えす事ができるため、無駄撃ちにもなりません。
先の《ヘキサゴナル・メイガス》や《CEO アマテラス》などでデッキ操作をした後であれば、度忘れでもしない限りは確実に予言を的中させることができます。ただし、ヴァンガードのアタック後では確認済みのゾーンを過ぎてしまうので、必然的にRVRのアタック順を強いられることになり、やや癖の強さが目立ってしまいますが、確定１アド取れるのであれば話は別です。
《ペンタゴナル・メイガス》よろしく、こちらも《クレセント・メイガス》と併用すれば、アタック順に縛られることなく確実に予言を的中させてハンドアドを稼ぐことができます。この場合でもクレセントの予言はまぐれでもない限り不発に終わるので、15kラインとやや物足りないのが欠点ですが、手札は確実に増えますから問題ないでしょう。
「あれ、サヨリヒメさん雰囲気変わりましたね！」
ブリオレット・メイガス
Ｇ２ パワー9000 シールド5000
オラクルシンクタンク ヒューマン
起【R】:[SB(1)]あなたの《オラクルシンクタンク》のヴァンガードがいるなら、１枚引き、このユニットを山札の上に置く。
なんとも変わったドロー能力を持ったユニットです。カードを１枚引く代わりに、自身は山札の上に行ってしまいます。
単純に１対１交換なのでアドバンテージにこそ繋がりませんが、山札の上のカードを確定させることができるので、これもまた他の予言能力のサポートとなります。コストもSB(1)と軽く、別途ソウルを増やす手段が多いオラクルであれば、１ゲームの中でも継続的に能力を起動することができます。《CEO アマテラス》+《ラック・バード》のコンボよろしく、確認したトップのカードを引き込むのにも仕えます。メインフェイズ中にリアガードを空けられるので、《オラクルガーディアン ジェミニ》とのラインを組んでいた場合に、アド損なしで《サイレント・トム》にリアガードを譲ることができます。
しかし、そのままバトルフェイズを迎えた場合はトリガーチェックの内容が割れてしまうので、相手のガード値計算に余裕を持たすことにもなります。ダブルトリガーは絶対無いと知らせているようなものなので、ラインによっては完全ガード値計算が容易になってしまいます。
ツインドライヴの内容を決定付けられたくないのであれば、リアガードの《ステラ・メイガス》からアタックして、先に回収して置くことをお勧めします。その場合でもRVRを強いられますが、単純に１アドを取れるので問題はないでしょう。すでに役目を全うしたのであれば、《バトルシスター きゃんでぃ》でダメージゾーンへと送ってダメージゾーンのトリガーユニットに変換してしまうのもありです。
「オラクルにも魔法カードが来ました！」
クォーレ・メイガス
Ｇ２ パワー9000 シールド5000
オラクルシンクタンク ヒューマン
自【R】:このユニットがアタックした時、あなたのカード名に《メイガス》を含むヴァンガードがいるなら、そのバトル中、このユニットのパワー+3000。
メイガス名称のバニホ互換ユニットです。なにげに３種類目です。
《クレセント・メイガス》とラインを組み、予言が的中すればめでたく21kラインを形成できますが、Vより先に21kラインで殴るのは稀でしょうし、かといってVが殴った後に予言を的中させるのも、至難の業とは言わずともプレイングや引きに左右されやすいです。おとなしく19kラインで序盤からいじめ役に徹するのがいいんでしょうか。
「バニホ互換出しすぎぃ！」
クレセント・メイガス
Ｇ１ パワー6000 シールド5000
オラクルシンクタンク ヒューマン
自【R】:このユニットが《オラクルシンクタンク》をブーストした時、あなたの《オラクルシンクタンク》のヴァンガードがいるなら、《オラクルシンクタンク》のカード名を１つ宣言し、あなたの山札の上を公開する。そのカードが宣言したカードなら、そのバトル中、ブーストされたユニットのパワー+3000。
先でも散々名前が挙がっていたユニットですが、ブースト時にカード名を予言し、的中すれば9kブースターになれるユニットです。オラクルシンクタンクにとっては（主に《サイレント・トム》のための）大望の9kブースターですが、条件がややシビアなのが玉に瑕。
《ペンタゴナル・メイガス》や《ステラ・メイガス》などの予言のサポートとして使うのであればこれほど便利なユニットはおりませんが、《ブリオレット・メイガス》よろしくデッキトップがトリガーではなかった場合にガード値計算に余裕を与えてしまう可能性もあるので、そこら辺は十二分に注意が必要です。
このユニット、予言のサポートとしては申し分ないですが、9kブースターとして使うとすると意外と骨が折れます。
《クォーレ・メイガス》の項でも述べたとおり、デッキトップを確認して確実に9kブースターとして機能させようとすると、ツインドライブで流れてしまう前にアタックしなければなりません。基本的にVアタック後にステラでトップを確認してから、改めて予言を的中させて使うのが良いでしょう。結果デッキ構築に若干の縛りを加えることになりますが、ステラ自信も優秀なユニットなので、特に問題はないでしょう。
ちなみに、デッキトップ操作が可能な《CEO アマテラス》とは相性が良さげに見えて実は微妙だと思ってます。
アマテラスのデッキトップで不必要なカードやトリガーでないカードがめくれた場合でも、9kブースター機能を発動させるためにはそのままトップに置く必要があり、トリガーゲーに持ち込みづらくなります。例によってリアから殴るのでは効果が薄く、V裏に置いて23kラインを組むのであれば最初から7kブースターとの21kラインで十分です。
なにより、アマテラスでデッキトップに置いたカードをこちらからばらすことによって得られるメリットが9kブースターのみではあまりにも弱いです。それがトリガーであれなんであれ、相手のガード値計算に余裕を与えてしまいます。この情報アドはアマテラス軸にとって、あまりにも致命的な死活問題であり、懲戒免職ものです。
以上のことから、アマテラス軸本来の動きを大幅に阻害しかねないので、僕はアマテラスデッキでの採用はあまりお勧めしません。《日輪の女神 アマテラス》にクロスライドした場合はほぼバニラなので余計に要らない子になってしまいますし。
「果たして9kブースターとして活用してくれる人はいるのかな？」
リピス・メイガス
Ｇ１ パワー7000 シールド5000
オラクルシンクタンク ヒューマン
自【R】:このユニットがアタックした時、あなたのカード名に《メイガス》を含むヴァンガードがいるなら、そのバトル中、このユニットのパワー+3000。
メイガス名称のケイ互換ユニットです。ところでバトルシスターのケイ互換はどこですか？（すっとぼけ）
「正直、おむれっとちゃんを刷ったの失敗だと思ってるでしょ？」
テトラ・メイガス
Ｇ１ パワー6000 シールド0
オラクルシンクタンク ヒューマン
永:守護者
自:[あなたの手札から《オラクルシンクタンク》を１枚選び、捨てる]このユニットがGに登場した時、コストを払ってよい。払ったら、あなたのアタックされている《オラクルシンクタンク》を１枚選び、そのバトル中、そのユニットは、ヒットされない。
メイガス版守護者ユニットです。フレーバーテキストがディメンジョンポリスを意識しすぎてて笑えます。
「インテリ気取りか！」
以上が、ケロAから判明した新規オラクルシンクタンクのユニットたちです。久々の考察だったのでかなりの長文となってしまいましたが、楽しんでいただけたら幸いです。
予言能力はギミックをしっかり組めれば強いですが、その代償として相手にも情報アドバンテージを与えてしまうのが一番の欠点です。特にドライヴチェック内容がガードよりも先に割れてしまう可能性があるのは大きな痛手となりえます。はてさて世間の評価はどうなるか、今から楽しみです。
本当はぬばたまとかディメポとかも考察しようと思ったのですが、なんかもうオラクルだけでお腹一杯夢一杯なので、書きません。
最後に。
今回《スフィア・メイガス》の再録がなかったのはただただ残念でしかなりませんが、アニメでデザイン流用してちゃっかり登場してたりするんで、まぁいいかって感じです。（良くないよ!）
そいではこの辺で。ここまで読んで頂いてありがとうございました。ではでは。
「ターボライザーは再録したのにー！」
