今日のカード 8/10 ストームライダーバシル&ハイドロハリケーン・ドラゴン

ストームライダーバシル

9月22日（土）発売ブースターパック第8弾「蒼嵐艦隊」収録

ユニット設定

光剣の使い手として有名な名うてのストームライダー。海中ではエネルギー消費が激しく扱いづらいとされる光剣を、独自の魔力変換法を利用して効率的に操る術を見つけ出した、まさに文武兼備という言葉が相応しい万能戦士。
年若い彼が中佐という高い位に就いている事も、数多くの華々しい戦績や功績を見れば頷けるというものである。
ストームライダーは“アクアフォース”の先陣。先陣とは最も危険であると同時に、多くの戦果を挙げる好奇にも成り得る場なのだ。

今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 8/10 より

　アクアフォースのグレード２ユニットです。ヴァンガードにアタックした時、それが一番最初のバトルであれば、パワー補正とそのバトルの終了時に後列のユニットと位置交換をすることができます。

　単体ではパワー8kと頼りないものの、最初のバトルであればパワー10kになり、後列にもアタッカーを置けていればシールド要求値は低いですが連続アタックを仕掛けることができます。この場合さらに１ラインで２回もバトル回数を稼ぐことができ、バトル回数を参照するユニットの手助けにもなります。

　とはいえ、所詮補正込みでもパワー10kであり、11kのヴァンガード相手ではただバトル回数を稼いだ程度です。後列のユニット次第では１ライン丸ごと腐らせる可能性もあり、また後列からではインターセプトできないので返しのターンのガードに使えるカードが１枚減ることにもなります。

　しかし、微弱ながらも連続アタックが可能な点では優秀なユニットです。が、RRRはないんじゃないかと。
　11k以上の相手には下手したら１ライン腐らせ、さらにリアガードを殴ったらただの8kバニラに成り下がるこのユニットにRRRは正直首を傾げます。もちろん使う前にあれこれ意見を述べているだけなので、実際に対戦してみたり使ってしてみたりすれば考えはぐるりと変わるかもしれませんが、せめてパワー11kは欲しい所ではないでしょうか。ケロAの先行情報を見た限りではRRだと思っていたのに、まさかRRRとは・・・。

　とはいえ、TDデッキの《ネイブルゲイザー・ドラゴン》とは相性がそこまで良いわけではないので、ネイブルゲイザー軸であればいらない子でしょうね。

ハイドロハリケーン・ドラゴン

9月22日（土）発売ブースターパック第8弾「蒼嵐艦隊」収録

ユニット設定

海流を利用した巨大な水竜巻を自在に操るティアードラゴン。階級は中尉にあたる。
敵味方問わず、己の「正義」に背く者に対して必要以上の猛攻を加える為、軍内部でも彼の扱いに関しては苦心しているらしい。
しかし、その実力は紛れも無く本物であり、素行の問題が無ければ間違いなく今以上の階級に位置していたとも言われている。
全てを飲み干す絶望の渦流が放たれた時、周囲の海域は例外なく巨大な嵐に見舞われると言う。

今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 8/10 より

　アクアフォースのグレード３ユニットです。強力なリミットブレイク能力と、ヴァンガードへのアタック時にパワー補正を得ることができます。

　リミットブレイク能力は、パワー+3000補正と、そのバトルが４回目以降でヴァンガードにアタックがヒットすれば、相手のリアガードをすべて退却させるというもの。コスト先払いの点やユニットの除去など、《アンバー・ドラゴン“蝕”》と共通点が見られます。

　イクリプスと違い、リミットブレイクのおかげで中盤からすぐには起動できず、バトル回数が４回目以降と制約がついていますが、その分パワー補正を得られます。元々ヴァンガードへのアタック時でもパワー補正を得られるので、10kブースターを後列に配置しなくとも21kラインは容易く形成できる点では、イクリプスではできなかった芸当です。

　退却できるリアガードもイクリプスが２枚だったのに対し、こちらはすべて退却させることができます。とりあえずイクリプスは泣いていいんじゃないかな？

　しかし、バトル回数が４回以降ではならない点が大きな弱点です。《ストームライダーバシル》などのユニットの手を借りなければ、ヴァンガードのアタックが４回目以降というのはまず考えられないので、構築の段階でしっかりとゲーム展開をイメージしていかなければなりません。

　これでドラゴンか。もうリヴァイアサンでいいじゃん・・・。