ここはオラクルシンクタンクとスフィアメイガスをこよなく愛する烏丸Ilsとかいう人がカードファイト!! ヴァンガードを中心にいろいろ書いているブログです。
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エンジェルフェザー エルゴディエル軸






 はい、火曜日の大会では残念な結果となってしまったエンジェルフェザーデッキでしたが、とりあえずゲームの反省を生かせるように、構築しなおしてみました。

 まずはレシピをば。



G3 7枚

4 星辰の癒し手 エルゴディエル
3 蘇生の雷 アドリエル

G2 11枚

4 運命の癒し手 エルゴディエル
4 記録者 アルマロス
3 撃ち砕く者 バルビエル

G1 15枚

4 ヘブンリー・インジェクター
3 光りの弾幕 ベスネル
3 純潔の守り手 レクィエル
3 恋の守護者 ノキエル
2 クラッチライフル・エンジェル

G0 17枚

1 ミラクルフェザー・ナース
4 クリティカルヒット・エンジェル(☆)
2 ロケットダッシュユニコーン(☆)
2 幸せの鐘 ノキエル(醒)
4 ブーケトス・メッセンジャー(引)
4 サニースマイル・エンジェル(治)




 ご覧の通り≪星辰の癒し手 エルゴディエル≫を軸としたデッキです。

 流れとしてはヴァンガードにアタックがヒットすればペルソナブラストとCB(2)でダメージ1点回復できるG3エルゴディエルを中心に、アタックヒットで1ドローできる≪記録者 アルマロス≫や、≪蘇生の雷 アドリエル⇔≪光の弾幕 ベスネル≫の20kラインなどでゆっくりビートしていくのがこのデッキの流れです。




 グレード別にカードの解説など

 G3

 ≪星辰の癒し手 エルゴディエル≫

 このデッキの軸になるカードです。効果の回復の使い方などは追記にて。


 ≪蘇生の雷 アドリエル

 ≪螺旋の弾丸 ゲニエル≫と迷いましたが、リアガードへも20kで殴れるのでこちらに。


 G2

 ≪運命の癒し手 エルゴディエル≫

 必須パーツなんで4積みです。10kと11kは天と地の差です。

 
 ≪記録者 アルマロス≫

 このデッキのキーパーツ。≪回転する剣 キリエル≫のないこのデッキでは唯一のアド取れるカード。


 ≪撃ち砕く者 バルビエル≫

 10kのバニラ。単体で殴りに行ければ問題なし。


 G1

 ≪ヘブンリー・インジェクター

 必須パーツ。他の連携組みと違ってG2以降にライドしてもアド取ってくれないので、余計に成功させたいです。


 ≪光の弾幕 ベスネル≫

 8kバニラ。4積みしたいけど枠が確保できず。


 ≪純潔の守り手 レクィエル≫

 完全ガード。11kになれれば3枚でも行けます。


 ≪恋の守護者 ノキエル≫

 長期戦デッキなので、≪愛天使 ノキエル≫よりかは守りながら交換ができるこっちがよさげだと思ったので。


 クラッチライフル・エンジェル≫

 頼れる10kブースター。でも2枚が精一杯。


 あとはFVとトリガー。トリガー配分は☆×8、引×4、治×4でいいかもしれないけど、なんとなくスタンド使いたかったから2枚だけ入れてます。



 ≪愛天使 ノキエル≫はリアガードで16kどまりでガード強要もしづらいので採用せず。なので≪ミリオンレイ・ペガサス≫≪サウザンドレイ・ペガサス≫といったカードも、メインフェイズ中にダメージゾーンにカードが置かれないので不採用。
 ≪回転する剣 キリエル≫は、欲しかったけどないっていう理由で採用せず。でも実際に回して考えた結果なくても大丈夫そうです。



 全体的にオラクル並みののんびりとした長期戦デッキになりました。あまり序盤からリアガードを展開せずにのんびりじわじわ攻めていく構成です。特にVエルゴディエル⇔クラッチライフル、Rアルマロス⇔G1ブースターの嫌らしさはええ感じです。



 追記:5/24 火曜日のレシピと見比べてみたらG3とトリガー配分変えただけってwww やっぱりプレイングの問題だったのか・・・


 エルゴディエルについての解説もどきは追記にてどうぞ。




 軸となる≪星辰の癒し手 エルゴディエル≫の回復のタイミングですが、できれば被ダメ3点以上からが狙い目です。それまではアルマロスのコストに充てることになります。
 なぜ被ダメ3点以上なのかというと、10kブースターのクラッチライフル・エンジェル≫の存在があるからです。クラッチライフル・エンジェルはあなたのダメージゾーンが相手のダメージゾーン以上の場合に、ヴァンガードを10kブーストすることができます。『ダメージゾーン以上』と記載されてますのでダメージが同数でも発動できるので、容易に10kブースターになることができます。特にキリエルのように専用ブースターがないエルゴディエルにとっては貴重なユニットです。それ故に使い勝手によっては仇となることもあります。


 仮にペルソナブラストを被ダメ2点から使って1点にし、相手方の被ダメが3点の場合に相手にターンを返したとしましょう。G3エルゴディエル⇔クラッチライフルのVラインがあった場合に、果たして相手方は律儀にヴァンガードのエルゴディエルを殴ってくれるでしょうか? お互いの引き次第で違ってきますが、おそらくリアガードをつぶしに来るでしょう。


 被ダメ1点の相手ヴァンガードにアタックしてクリティカルが1枚発動しても被ダメは3〜4点です。そして返しのターンではまたクラッチライフルの10kブーストが発動し、21kラインに加えてペルソナブラストの可能性も考えなければなりません。ダメージゾーンに置かれたカードの中にG3エルゴディエルがいればそれを回収されて次のペルソナに繋げられてしまう恐れもあります。


そう考えた場合、まずは反撃の芽を封じるためにダメージ枚数を同数以上にしないためにリアガードを狙いにいきます。こうすれば返しのターンでVの火力を抑えることにになり、さらにリアガードを潰せておけば先のゲームプランに置いてアタッカー不足を引き起こすことになり、アタッカーが不足すればガードしなければならないのでガードも不足しがちになり、エルゴディエル側はじり貧になって、そのまま負けてしまいます。



 ですので、相手のアタックをこちらのヴァンガードに集中させるためにも、まずは被ダメ3点からが回復する目安と考えてます。しかし、そのためにはエルゴディエルのアタックがヒットしなければ行けません。ではアタックをヒットさせてダメージを回復させるにはどうすればいいのか。それは上に記述したことをこちらが行えばいいのです。



 まずクラッチライフルが常に10kブースター状態でいるために、相手の被ダメがこちらを上回らないようにする必要があります。その方法はやはりリアガードを狙うことです。特に≪記録者 アルマロス≫はリアガードを狙いながら相手にガードを強要できる優秀なカードです。ガードされなくともドローができるので、手札にペルソナパーツが無い場合はこちらにコストを充てることで無駄にさせません。なにより1回こっきりの≪ヘブンリー・インジェクター以外で唯一アドヴァンテージの取れるカードなので、ガードに余裕がある場合などはこちらを優先したいですね。



 ただ闇雲に回復してるだけじゃいけないということを実感しました。ちゃんと使い方を知れば強いカードです、エルゴディエルは。