今日のカード 4/17 （part.1）幸せの鐘ノキエル&恋の守護者ノキエル

幸せの鐘ノキエル

ユニット設定

医師・看護師たちのガードを務める天使兵の見習い。味方を鼓舞するマジックアイテム「幸せの鐘」を持つ。
明るく清らかな鐘の音色は、あらゆる人々の心に癒しと小さな幸福を運ぶといわれる。
まだまだ半人前だが、皆の幸せを願うその気持ちは誰よりも強い。

今日のカード 4/17 より

　新クランエンジェルフェザーのスタンドトリガーユニットです。
　ヴァンガードがエンジェルフェザーの場合、このユニットをソウルに置き、手札のエンジェルフェザーをダメージゾーンに置くことで、ダメージゾーンのカードを手札に加えることができます。

　先に紹介された≪回転する剣キリエル≫と違い、ダメージゾーンのカードにクランを参照せず、また手札に加える効果になっています。また、ダメージゾーンに置くカードに向きの指定もないので表向きに置かれ、手札に加えるカードにも向きの指定がないので、裏向きのカードを手札に加えることができます。実質CBのコスト回復も兼ねていると言って問題ないでしょう。

　このユニットはスタンドトリガーなので、ダメージゾーンの10kシールドカードを選んでも、このカード自体が10kシールド持ちなので、ただイタズラに手札を消費するだけに変わりありません。なので、最序盤から中盤にかけてダメージゾーンに置かれたブースター、アタッカーを手札に加えるのが主流になると思います。終盤からは普通に10kシールドで運用できるので、わざわざ効果を使うことはないと思います。

恋の守護者ノキエル

ユニット設定

色恋沙汰に敏感な年頃の天使兵。恋愛成就の天使を目指して奮闘中。
翼も4枚に増え、黙っていれば「若くして優秀な天使兵」に見えるが、如何せん気持ちが先走って失敗することが多い。
力の使い方や総量が感情に左右されがちな部分さえ克服できれば今以上の働きが出来るだろう、とは兵長達の言である。

今日のカード 4/17 より

　同じくエンジェルフェザーのＧ１ユニットです。≪幸せの鐘ノキエル≫と同じく、手札のカードとダメージゾーンのカードを交換する能力を持っています。

　幸せノキエルとの違いは、このユニットがガーディアンとしてコールされたときに発動することです。ガードをしながら手札の交換が可能となります。ガードステップに手札に加わるので、ブースター、アタッカーを手札に加える場合、それを使えるまでタイムラグが生じてしまいます。なので、こちらは10kシールド値のカードや完全ガードなどの防御的なカードが交換の対象になると思います。その点では防御的なカードなんじゃないかと思います。

　この効果で手札に加えたカードは、そのガードステップ中にはガーディアンとしてコールできません。

　以下、カードファイト!! ヴァンガード総合ルールよりの引用です。

7.4.ガードステップ
　7.4.1.非ターンファイターがガーディアンを置くことで相手の攻撃を防ぐことができるステップです。このステップは以下の手順に従って進行します。

（中略）

7.4.1.2.1.非ターンファイターは自分の手札のシールドの値のあるカードを好きな枚数選び、ガーディアンサークルにレスト状態でノーマルコール（8.5.1.2.）することができます。（中略）それと同時に、非ターンファイターは自分の前列にいるインターセプトを持つこのバトルでアタックされているものでないリアガードを好きな枚数選び、レスト状態でガーディアンサークルに置くことができます。（以下略）

（中略）

7.4.1.3.チェックタイミングが発生します。このチェックタイミングで行うべき処理がすべて終了したら、ヴァンガードがアタックしている場合はドライブステップに、リアガードがアタックしている場合はダメージステップに進みます。

8.6.自動能力の処理
　8.6.1.自動能力とは、特定の誘発条件が発生したときに、その後に発生したチェックタイミングでプレイされる能力を指します。

　つまり、ガーディアンとしてコールする際には、ガーディアンユニットを一度にコールする必要があります。コールし終えた後に、ガーディアンとしてコールされた自動能力が誘発し、それを解決するという手順になるわけです。登場時の能力を勘違いし、手札に加えたカードをそのガードステップ中にガーディアンとコールするミスプレイングからの「ジャッジー」の機会が多くなるやもしれません、ショップ店員さんやヘッドジャッジさんはおつかれ様です（笑

　Part.2へ続きます。