今日のカード 2/12 星を喰う者 ズィール&魔王 ダッドリー・ルシファー(SPver.)
星を喰う者 ズィール
2021年2月19日(金)発売 スペシャルシリーズ第10弾「クランセレクションプラス Vol.2」収録
魔王 ダッドリー・ルシファー
2021年2月19日(金)発売 スペシャルシリーズ第10弾「クランセレクションプラス Vol.2」収録
今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 2/12 より
お前喋れるんかーい!
星を喰う者 ズィール
ディメンジョンポリスのグレード2ユニットです。コストにCB(1)とリアガードを2枚レストすることで、相手ヴァンガードを1枚選んでそのターン中パワー-5000し、あなたのソウルに《滅びの瞳 ズィール》があるなら、カードを1枚引くV/R兼用ターン1回起動能力と、グレード3にライドされた時、相手ヴァンガードを1枚選んでそのターン中パワー-5000する自動能力を持ちます。
・リアガードを2枚レストして相手Vのパワー-5000、ソウルにグレード1のズィールがあるなら1ドロー
旧環境の「ズィール」よろしく相手ヴァンガードのパワーをダウンさせることができます。
コストはやや重いもののRでも使用でき、かつVの名称指定も無いので軸を問わずに追加の疑似アタッカーパンプギミックとして運用ができます。
純粋にパワーラインの追加強化としても良いのですが、《終末の切り札 レヴォン》や《夢幻の風花 シラユキ》に代表されるようにデバフは連パンと相性が良いので、バトル中のスペリオルライド及びコールを行う《黒装傑神 ブラドブラック》、《鋼闘機 シンバスター》型のデッキには特にマッチしそうです。
さらに、ソウルに《滅びの瞳 ズィール》があるなら1ドローのおまけも付いてきてアドバンテージを稼げます。また自身もコストとしてレストすることができるので、後列に配置して安全にデバフ&ドローのシステムユニットとして割り切った運用体制をとることもでき、地味ながらも汎用性は高めの能力だと思います。
しかし、肝心のコストとデバフが噛み合っておらず、《戦場の歌姫 ネリッサ》といったレストケア要員も不在なためそのままでは非戦闘要員を2枚も出して満足なライン形成に至らないケースも十分考えられます。せっかくのデバフがライン低下に対する最低保障止まりという本末転倒な事態になり兼ねません。
ブーストを持たないグレード2以上のユニットに疑似5000ブースト能力を付与するという考え方もできないことはありませんが、せっかくならば既存パワーラインの更なる上乗せとしてデバフを活用したいので、グレード3ズィールには何らかのRスタンド能力を期待したいところですね。
・グレード3にライドされた時に相手Vをパワー-5000
グレード3にライドされた時に相手ヴァンガードをパワー-5000します。
こちらもライドされたユニットの名称を問わないのであらゆる軸での実質全アタッカーパンプとして活用でき、高火力が売りのディメポの圧力の向上が期待できると思います。
・総評
ズィール軸以外でも運用可能な1枚ですが、いかんせんコストの重さがネックになってしまっている1枚です。テキストだけ見るとどのデッキでも一応活用できる汎用性はありますが、現時点では新規「ズィール」向けの1枚という評価に落ち着くかもしれませんね。