今日のカード 3/30 メイデン・オブ・スイートベリー&マンタン・タンジェリン
メイデン・オブ・スイートベリー
2020年4月10日(金)発売 エクストラブースター第14弾 「The Next Stage(ザ ネクスト ステージ)」収録
マンタン・タンジェリン
2020年4月10日(金)発売 エクストラブースター第14弾 「The Next Stage(ザ ネクスト ステージ)」収録
今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 3/30 より
ソウルインではダメだったんですかね?
メイデン・オブ・スイートベリー
ネオネクタールのグレード1ユニットです。V/R登場時にプラント・トークンを1枚までRにスペリオルコールし、あなたのヴァンガードがグレード3以上なら、SC(1)する自動能力と、あなたのターン中、あなたのヴァンガードがグレード3以上なら、自身のパワー+5000するR用永続能力を持ちます。
お馴染みになりつつある、登場時にトークンを生成するユニットです。誘発領域がV/Rと広く、加えてコストも掛からないので非常に使いやすく、加えて自軍ヴァンガードがグレード3以上ならSCのおまけ(という名の本命)が付いてきます。ライド以外にソウルを肥やす手段がスタンダード環境のネオネクタールには無かったため、SBコストの競合に頭を悩まされてきた軸にとってはまさに救世主的なテキストです(大袈裟すぎでは?)。
また、自軍ヴァンガードがグレード3以上なら自身のパワーが+5000されます。
最序盤(特に後攻時)でパンプが無いのは勿体ないですが、グレード3にライドして以降は13000アタッカーorブースターとして運用できるので安定してパワーラインの強化に努めてくれます。トークン生成とSCだけでもそこそこなのに、さらに自己パンプも付いてきてレアリティがR止まりは何かがおかしい。
とはいえ、ネオネクはトークンを展開して戦うのが基本プランなクランであり、ブーストをトークンに任せてグレード1は極力ガード札に回したいという背景を考慮すれば、ある意味納得の査定なのかもしれません。セシリア軸のようにさほどトークンに依存しないデッキであればお手軽ライン強化要員として活躍を実感できることと思いますが、アーシャ軸の《アーシャの花妖精・トークン》ようにブーストが不要なユニットを主軸に据えたデッキではパワーパンプによる恩恵を感じにくいでしょう。
しかしながら、登場時能力だけ取っても、どの軸でも採用できるユニットであることには違いないと思います。
マンタン・タンジェリン
ネオネクタールのグレード1ユニットです。コストに自身を退却させることで、プラント・トークンを1枚までRにスペリオルコールし、そのターン中そのユニットのパワー+5000するR用起動能力を持ちます。
この手のトークン生成能力持ちとしては珍しく1:1交換でアドバンテージが取れないものの、スペコしたトークンをパワーパンプすることができます。通常トークンでも起動ターンはパワー10000として扱えますし、アルボロスの恩恵を得た強化トークンであればパワー15000と単騎運用も十分な数値になりますのであながち侮れません。
特に最序盤からパワー10000のユニットをグレード1枠から捻出できる点は十分評価点でしょう。後攻時に基本的なグレード2相手にも単騎でアタックを通せるので殴り負けも起こしにくいですし、その性質上自身のパワーの低さもライド以外で気になりません。
相性の良さで言えばやはり強化トークンに変換できるアルボロス軸でしょう。グレード1の枠から最大パワー15000ユニットが飛び出てくるのは面白そうですし、《フルーツバスケット・エルフ》と違ってSBコストも掛からないので《アルボロスの陣風 オリヴェル》との併用も容易な点も悪くないです。
とはいえ、残念ながら基本スペックが低い点は事実です。それこそフルーツバスケットのように追加コストを支払うことで一気にスペックの上がるユニットは幾らでもいますので、陽の目を見ることは無さそうです。せめてソウルインしてくれれば多少は評価できたんでしょうけどねぇ…。