今日のカード 11/14 The Mysterious Fortune SVR3種＆醇美の水波テクラ

2019年11月15日(金)発売エクストラブースター第10弾「The Mysterious Fortune(ザミステリアスフォーチュン)」収録

醇美の水波テクラ

2019年12月20日(金)発売エクストラブースター第11弾「Crystal Melody(クリスタルメロディ)」収録

今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 11/14 より

　バミューダ△の季節がやってきましたね。

醇美の水波テクラ

　バミューダ△のグレード１ユニットです。V登場時にコストに手札からグレード４のカードを１枚公開することで、あなたの手札から望む枚数を山札ボトムに好きな順番で置き、それと同じ枚数カードをドローした後山札をシャッフルする自動能力を持ちます。

　オラクルシンクタンクの《神宮衛士ノヅチ》やダークイレギュラーズの《マディ・トキシック》に次ぐ、V登場時に大幅な手札交換を行うユニットです。

　先の２枚と違い素のパワーは基準値のままですが、その代わりコストに手札からグレード４の公開を強いられるので確実性は劣ってしまっています。
　コストさえ払えればゲーム開始前に行う手札交換をもう一度行うことができ、加えてドローフェイズとFVの能力によるドロー分も含んだマリガンができるので、手札の質のさらなる向上が期待できると思います。

　ただ、グレード４を公開する都合上恐らくハイランダー構築専用のサポートカードであることが予想され、自ずとこのユニット自体もピン挿しになると思います。となると、V専用能力という範囲の狭さも相まってまともに機能する機会は必然的に少ないので、この能力を充てにした運用がまず望めず能力とハイランダーの性質が根本的にマッチしていないというジレンマが発生してしまいます。

　そもそも、ピン挿しオンパレードでカード同士のシナジーが必然的に期待しにくい性質上、自己完結していて尚且つ最低限のカードパワーを持つユニットが求められるであろうハイランダー構築に置いて、Rではバニラ同然のカードを積むこと自体がリスクとも取れます。能力自体も発動して超絶有利になるというほどのものでも無いので、必須級の１枚とまではいかないでしょう。

　ワンチャン、ハイランダー構築を強要しないグレード４が収録されれば、フル投入がしやすい分評価が上がりそうですが、レアリティがCな点を考慮するとその可能性は低いかもしれませんね。