ヴァンガードショップ大会レポート 4/16&4/17

「最速エクゾディアは犯罪ムーブ！」



　新ギフトが発表されて戦略性と夢が広がる今日この頃、こんばんはilsです。




　


　パッと見だとフォース�Uの『なにいってだこいつ』感が半端ないですが、アクセル�Uのドローも展開とリソースが釣り合わない欠点を補えてますし、プロテクト�Uに関しては攻防一体強化で環境の高速化にも適応できるテキストですので、どれも環境を変貌させるには十分なテコ入れになると思います。

　特に贔屓クランのギフトでもあるプロテクト�Uは他の２つと比較すると�Tと同様地味な印象ですが、除去されない疑似《カラフル・パストラーレ キャロ》と《カラフル・パストラーレ フィナ》なので、ライドを重ねるたびにそれらの恩恵を得られると考えれば非常に楽しみなギフトだと思います。
　プロテクト�Tとの差別化も明確ハッキリくっきりポンなので、対面や状況に併せて上手に使い分けていきたいですね。


　では本題の大会レポに参りませう。
　今回も２本立てでお送りいたします。





4/16(火) アメニティードリーム大宮店
フォーマット：スタンダード
参加人数：１３人
使用デッキ：オラクルシンクタンク アマテドーター




　１回戦目　不戦勝


　観戦に徹す。




　２回戦目　対ロイヤルパラディン


　こちら後攻。
　序盤は互いにV１パンを繰り返す大人しめな立ち上がり。
　相手方は《メサイアニック・ロード・ブラスター》にライドし、《ブラスター・アロー》、《ブラスター・レイピア》、《ブラスター・ブレード》、《ブラスター・ダガー》と手札から大量に展開。ブラスターを５種類揃えられてメサイアニック完成までリーチが掛かります。

　流石にメサイアニックで６種類目のブラスターをコールされて突然死しては堪らないのでVのアタックを守護者でガードすると、ドライブチェックの1stで《ブラスター・ジャベリン》を捲られ、本当に最速でメサイアニックが☆6の一撃必殺マシーンと化してしまいました。（はえ〜すっごい）


　とはいえこちらはプロテクトクランのオラクルです。いくらVが超火力で☆6だろうと、完全ガードを供給し続けられるこちら側からすればさほど脅威とは言えません。相手方も点止めしてくるかと思いきやダメージを詰めて来ましたので、《CEO アマテラス》→《インペリアル・ドーター》と再ライドを繋いでゆくいつものパターンに持ち込めれば何の問題もない・・・はずでした。


　初乗りアマテラスは問題なかったのですが、肝心のインペリアルがダメージに２枚落ちたこともあってまるで握れず。それでもアマテラスは握れていたので再ライドでプロテクトを回収し続けてメサイアニックを蓋こそし続けますが、火力据え置きのバニラビートが続いたため相手方の手札を中々削れません。

　さらにそこに追い打ちをかけるかの如く相手方のドライブチェックで引守護者*2や有効ヒールを捲られてしまい完全にダメージレースで遅れを取ってしまいました。


　その後はやっとこさインペリアルまで繋いでいき、守護者を何とか吐かせた次ターンに《ヴィクトリアス・ディアー》を起動して一発逆転を狙います。
　しかし、要求値の低いビートが続いたおかげで相手方に守護者を温存させる余裕を作ってしまい、このターンのアタックも守護者*３でシャットアウト。返しに《エクスカルペイト・ザ・ブラスター》にライドされ、流石にここから４パンは防げずに６点目ダメージを被弾して敗北。





戦績：１敗




　３回戦目　対むらくも


　こちら後攻。
　圧倒的不利対面なので開き直ってＧ１ライドターンに２パン、Ｇ２ターンに３パンで序盤から点数を詰めていきます。
　その後相手方は《決闘龍 ZANBAKU》に、こちらはアマテラスにそれぞれライド。
　ライドを封じられ続けてアマテラスビートだけで勝てたら苦労しないので、さっさとZANBAKUと《ライト・アレスター》でCBを真っ黒にしてもらい、１ターン犠牲にしてでも確実にインペリアルに繋げていった方が勝機はあると思ったので積極的にヴァンガードをアタック。ダメージ４点CB(3)まで詰めてターンを返します。

　相手方はこちらの狙い通りZANBAKUとライトアレスターでこちらのVを縛って４パン。CBが真っ黒になったのでリアの殲滅戦でCB止めし次ターンのインペリアル着地を確定させます。

　その後は相手方の《決闘龍 ZANGEKI》のガード制限ビートを耐えてインペリアルに再ライドしますが、《夢幻の風花 シラユキ》をガーディアンにコールされてせっかくのWトリガーも凌ぎきられてしまいます。
　最後は返しのZANGEKIビートを防ぎきれず敗北。




　戦績：２敗









　感想戦


　１回戦目・・・インペリアル助けてー！

　２回戦目・・・むらくも対面はCBコンしてもVアマテラスのままじゃどのみち勝てないですし、ZANGEKIやシラユキというスイッチ先のおかげで点止めが裏目になりやすいと思ったので最近は序盤から突っ張ってますが、実際はどうなんでしょうね？



　というわけで２連敗で即行ドロップでした。ブラスター戦は最速でエクゾディアされたとはいえ、きちんとオラクルの動きをしていれば・・・（たられば！）。



　今回対戦して頂いた方々、対戦ありがとうございました。
　続いて翌日のホビーステーション大宮店さんのレポに参ります。





「プロテクト�Uのバーゲンセールよ！」



「�Uはダメですわ！」





4/17(水) ホビーステーション大宮店
フォーマット：スタンダード
参加人数：１２人
使用デッキ：オラクルシンクタンク アマテドーター





　１回戦目　対かげろう


　こちら先攻。
　Ｇ３ライドターンまでにアマテラスが握れず、ディアー→インペリアルと繋ぐためにディアーからライド。

　対して相手方は《ドラゴニック・オーバーロード》にライド。
　先のドライブチェックで《ドラゴニック・ウォーターフォウル》、《ドラゴンフルアーマード・バスター》のサーチで《ドラゴニック・オーバーロード・ザ・グレート》がそれぞれ確認できていたため、ここで変なトリガーの捲りされてVスタを許すと相手の選択肢を増やす可能性を感じてダメージ１点ながらプロテクトでガードします。

　しかし、《レクタングル・メイガス》でCBを真っ黒にしていたため結果CB止めされてしまい、インペリアルへのスイッチが１ターン遅れてしまいます。流石にノーガード安定でしたね・・・（うーん・・・これはヘッポコ以外の何物でもないね！）。


　結局ディアーのままもう１ターン過ごし、相手方はグレートに再ライド。《ドラゴニック・ネオフレイム》も出てきて計５パンの猛攻もVを２度ノーガードし、☆も捲られなかったためRを止めてダメージ３点でターンを貰います。


　その後はインペリアル→インペリアルと乗り継いでいきますが、ディアー２ターンの猶予を与えてしまった関係で相手方の手札も潤沢で敗色濃厚の展開に。
　しかしこちらのVのアタックに相手方は２枚貫通を提示。《クォーレ・メイガス》でデッキトップの引トリガーを確認していたので、迷うことなく1stチェックの引トリガーをVに振り、2ndチェックで☆を捲ってそのまま６点目ダメージまで一気に押し込んで勝利。感想戦で相手方も述べてましたが、甘えに助けられました。





戦績：１勝




　２回戦目　対リンクジョーカー


　こちら先攻。
　１戦目で同卓で星骸者軸なのは判明してたので、長期戦を避けるべくＧ２ライドターンからフミノを２枚横に並べて３パンでまくし立てていきます。ちなみにこの時のフミノでトリガーを８枚ボトムに送ったためトリガー反転の脅威がこの時点で半減していました。偶然とはいえこれはファインプレー。

　対して相手方も《星命白奪 ベクト》をRに２面展開してドローを狙ってきますが、ベクトはVアタック時限定かつグレード１以下は除去できないので、ドローこそ許したもののCBを貰いつつフミノを残したままターンを貰います。


　その後はアマテラス→インペリアルと順調にライドして盤面を賑わせながら点数を詰めていきます。相手方も《遊星骸王者 ブラント》→《遊星骸神 ブラントリンガー》と順調にライドしてトリガー反転能力を起動されますが、デッキトップ操作でトリガーを弾き続けてトリガー反転を無力化させながら確実にガードで札を消費させていきます。


　最後はディアーにライド。不運にも☆は１枚も見つかりませんでしたが（嘘乙！）、既に相手方はダメージ５点で手札も４枚しかなかったのでそのまま押し切って勝利。





戦績：２勝




　３回戦目　対ロイヤルパラディン


　こちら後攻。
　Ｇ１ターンに☆捲ってダメージ２点、Ｇ２ターンは《プロミス・ドーター》ライドでV１パンながらしっかり点入れて後攻ながら悪くない立ち上がり。


　しかしこちらはＧ２以上の握りが悪く、かといって下手にＧ１同士でラインを組んだところでそもそも意味ないですし《エクスカルペイト・ザ・ブラスター》で大損こいてしまうので無理せずVRの２パンでじっくりと攻めていきます。


　相手方ダメージ３点CB(0)の状態でVインペリアル☆2、R→RでCBコンも交えながら攻めていきます。
　ただ、そもそもこちらの攻め手が薄いうえ、片面展開ではエクスカルペイトも痛くないので素直に点を与えても良かったかなと思います。２ターンCB止めの末そのことに気付いて点を与えましたが、もう少し早く気付きたかった（何事も経験よ）（覚えたところですぐ忘れちゃうけど）（ダメじゃん！）。


　その後ダメージ４：４になったところで相手方のエクスカルペイト４パンを耐えて５：４になったところで、中々握れずにいたディアーをやっとこさ握れて起動までこぎつけます。Vは守護者で防がれてしまいますが、左右の☆2Rは流石に防ぎきれずに片方を被弾。６点目ダメージを与えて勝利・・・かと思いきや６点目ヒールでファイトは続行。最後のアタックも守護者で防がれてしまい結局決めきれず。
　返しのターンにＧ３に再ライドされてアタックを防げず６点目ダメージを被弾して敗北。


　ここが階段卓でしたのでこれで大会は終了となりました。



戦績：２勝１敗









　感想戦


　１回戦目・・・久々のかげろう戦でした。フォウル怖いよフォウル・・・。

　２回戦目・・・星骸者軸はプロキシで組んで強みも弱みも一応体験できてたのでそれを実戦で活かせてよかったです。

　３回戦目・・・６治はしゃーなし。むしろ道中の点止めが守護者を温存させるきっかけになったかもしれませんので、やっぱりあのムーブは余計だったかもですね。




　そんなわけで２勝１敗でした。
　連敗こそ脱しましたが相変わらずのプレミ祭りなのでちょっと気を引き締めて挑まないとイカンですね汗


　今回対戦して頂いた方々、対戦ありがとうございました。




　今回のデッキレシピ


　両日とも内容は同じです。


Ｇ３　１１枚

４　インペリアル・ドーター
４　CEO アマテラス
３　ヴィクトリアス・ディアー

Ｇ２　１０枚

４　レクタングル・メイガス
４　プロミス・ドーター
２　バトルシスター しゅーけっと

Ｇ１　１２枚

４　雅趣の斎女 フミノ
４　クォーレ・メイガス
３　テトラ・メイガス
１　ウィール・クレイン

Ｇ０　１７枚

１　ロゼンジ・メイガス（FV）
４　サイキック・バード（☆）
４　オラクルガーディアン ニケ（☆）
４　ウェザーフォーキャスター ミス・ミスト（引）
４　スフィア・メイガス（治）