ガッチリハマらないヴァンガードショップ大会レポート 6/5
「引けない捲れないは防ぎようがないし、それで他の手を模索して
それでもダメならしょうがないと思うよ。切り替えてけ!」
「流石光の予言者。ポジティヴ!」
扇風機と素麺の一軍昇格が発表されたばかりの今日この頃、こんばんはilsです。めんつゆに豆板醤をちょびっと入れるのが最近のお気に入りです(ふーん…ズルルル…辛っ!)(ちょびっとって言ったじゃん)。
スタンダード環境が本格的に始動し、公認非公認問わず大型大会でも結果を出すデッキやクランが固定されてきました。見た感じではオラクルシンクタンクが頭一つ抜きん出ている印象ですね。少ないカードプールの中でとはいえ全体の半数のデッキタイプに対して有利というのは人気が集中するのも当然、ということでしょうか。
しかしながら、そんな環境の流れとは打って変わって僕の方は初めての大会で2連敗をするなど評価とは真逆の内容となっておりました。いくら環境上位のデッキ、クランとはいえ、プレイングや構築がきちんとできていなければ結果は残せないということの良い例だと、個人的には自負している次第です。
もちろん、このまま下火でズブズブとスタンダード環境を進むつもりは毛頭ありません。少しずつでも勝率を上げるべく精進していきたいと思いますので、暖かく見守って頂けると幸いです(トリガーを捲れない優しい世界の人間には辛い環境だからねぇ…)(お前なに笑とんねん)。
そんなわけで本題のショップファイトレポートに参りましょう。
フォーマットはスタンダード、使用デッキはオラクルシンクタンクです。
2度目のスタンダード大会、果たして前回の雪辱とはなったのでしょうか。結果や如何に。
アメニティードリーム大宮店
フォーマット:スタンダード
参加人数:5人
使用デッキ:オラクルシンクタンク
1回戦目 対ノヴァグラップラー
こちら後攻。
相手方がノヴァでこちら後攻ということでG1ターンに2パン当てたかったもののパワー9000の《デスアーミー・ガイ》にライドされて大人しくV1パンでノートリガーでアタックは通らず。そもそもG1がライド分しか握れていないというオチ。
G2ターンは相手方が横に広げてきたので返しにこちらも横に広げて殲滅戦を取り、《パーフェクトライザー》の連パンユニットとコストをダブルで封じます。
相手方は《バトルドアファイター》にライド。アクセルサークルを得られますが殲滅戦を仕掛けて置いたおかげで2面展開に留まり3パンでターンを貰います。
こちらは《CEO アマテラス》にライドして展開札の確保に奔走しますが、アタッカーこそ握れるもののG1が握れず。ノヴァ相手に握っていてもしょうがない守護者をブーストに置いて最低限の10k要求ラインでビートしてきます。
その後は相手方が中々の《パーフェクトライザー》にライドできず、こちらも《インペリアル・ドーター》へ綺麗にスイッチしながらトリガーを捲れたのでVの圧力で何とか相手方を追い込みます。
そして相手方もようやくパーフェクトにライドしますが、道中のパンチ数の少なさに救われ、G1を握れない分シールド値が豊潤だったので計5パンをきっちりガードしてターンを貰い、インペリアル再ライドで上から押し潰して勝利。
戦績:1勝
2回戦目 対ロイヤルパラディン
こちら先攻。階段卓です。
こちらは順調にG3のアマテラスまでライドを重ねていきます。対して相手方はG2でライドが止まり、スタンダード環境ながらG2ビートを展開されます。後で聞いた話ですが相手方がGアシストを失念していたそうです。ライドスキップと宣言された時点でGアシストの存在を教えてあげるべきだったのでしょうか・・・。
相手方がG2で止まっている間にこちらもツインドライヴという数の暴力で蹂躙しようと思ったものの、アマテラスや《イエローウィッチ メメ》、《ファルファッレ・メイガス》でデッキトップ操作をするも中々トリガーがお目に掛からず。それでもまだ見ぬトップがトリガーであることを信じてバトルフェイズへ移行しますが、ノートリガーの優しい世界。相手方はきっちりダメージトリガーを捲られて最低限の札消費で後続が防がれてしまいます。
その次のターンでも相手方はG3にライドできなかったのですが、こちらも同様に山札操作を行っておきながら2ターン連続でノートリガーの優しい世界が広がります。デッキ操作が得意(トリガーを捲るとは言っていない)
そうこうしている間に相手方もG3の《騎士王 アルフレッド》にライド。2ターンにも及ぶ優しい世界のおかげでこちらの手札はプロテクトと大量の10k、5kで溢れかえっております。引完ガの《ウェザーフォーキャスター ミス・ミスト》を素引きすら出来てません。どうしてこうなった。
その後はフォースの高火力の前にプロテクト以降のガード札が追い付かず、インペリアルも《閃光の盾 イゾルデ》で楽々防がれてしまいジエンド。山札に3枚も残っている治トリガー《スフィア・メイガス》に望みを託すも捲れず敗北。
ちなみにそのスフィアは(トップ操作でボトムに送ったカードを除いた場合の)山札の底に3枚綺麗に並んでいました。
「引けない捲れないは防ぎようがないし、それで他の手を模索して
それでもダメならしょうがないと思うよ。切り替えてけ(笑)」
「ぶっ〇ろす」
「なんであたしだけ!? ミストさんだって山札に3枚残ってたじゃん!」
「どうなってんだこのデッキ!?」
「『たられば』なことで喧嘩しないの。不毛なだけよ」
階段卓が崩れたのでこれで大会は終了となりました。
戦績:1勝1敗
感想戦
1回戦目・・・相手方が先攻で横に展開してくれたので最速でリソースをボロボロにされるのは防げましたが、やはりG1ターンから速攻を仕掛けてヤラれる前にヤルのが理想だったと思います。
2回戦目・・・ノートリガーもそうですがインペリアルに早々にスイッチできなかったのも痛かったですね。このスタンダード環境でこちらノートリガー相手ダメージトリガーの絶望感は半端ないです。
そんなわけで1勝1敗でした。前回が2連敗でしたので一応前進はできた? でしょうか汗
それにしてもブーストは握れないトリガーは捲れないで、相変わらずの芸人っぷりを醸し出していますね。G環境のプレイングゲーの中で模索していた時はノートリガーでも気になりませんでしたが、トリガーの出が勝敗にモロに直結する古き良きヴァンガードと同じ境遇のスタンダード環境ではこの芸人スキルは死活問題になるので一早く脱却したいですね・・・。もちろんプレイングや構築もしっかり勉強していきたいです。
今回対戦して頂いた方々、対戦ありがとうございました。
今回のデッキレシピ
G3 10枚
4 インペリアル・ドーター
4 CEO アマテラス
2 ヴィクトリアス・ディアー
G2 11枚
4 プロミス・ドーター
4 イエローウィッチ メメ
2 洞見の女神 ソトオリヒメ
1 宵月夜の陰陽師
G1 12枚
4 サークル・メイガス
4 ファルファッレ・メイガス
2 時運の女神 ミズノハメ
2 オラクルガーディアン ジェミニ
G0 17枚
1 ロゼンジ・メイガス(FV)
4 サイキック・バード(☆)
3 オラクルガーディアン ニケ(☆)
4 ウェザーフォーキャスター ミス・ミスト(引)
1 ミラクル・キッド(引)
4 スフィア・メイガス(治)
G1-12枚構築は肌に合わなかったので大会後13枚に戻して現時点ではG3-10,G2-10,G1-13,G0-17になりました。公式及び非公式の大会レシピも参考にして調整中です。