ここはオラクルシンクタンクとスフィアメイガスをこよなく愛する烏丸Ilsとかいう人がカードファイト!! ヴァンガードを中心にいろいろ書いているブログです。
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今日のカード 7/5 SPクランパック「ローリス」&SPクランパック「レインディア」&エリート・ヒース







2017年7月7日(金)発売 クランブースター第5弾 『七色の歌姫』

ヴァンガード開発部からの一言!!

今日のカードは、7月7日(金)発売のクランブースター第5弾『七色の歌姫』から、《バミューダ△》の「ローリス」と「レインディア」のSPクランパックと、8月25日(金)発売のブースターパック第12弾『竜皇覚醒』から、《オラクシンクタンク》の「エリート・ヒース」をご紹介。

「ローリス」のSPクランパックは、「喝采の美声(ワンダフル・ボイス) ローリス」を中心とした、【♪♪(ハーモニー)】の強力カードが豪華SP仕様になって多数収録! そして、「レインディア」のSPクランパックは、「ソング・オブ・グレイシャス レインディア」の能力を活かすためのドライブチェックのサポートカードを豪華SP仕様で多数収録! どれも強力なカードばかりなので、ゲットできたら是非、デッキに入れて活躍させてほしい!







俺の仕事はここまでだ。後はお好きに。



エリート・ヒース

2017年8月25日(金)発売 ブースターパック第12弾『竜皇覚醒(りゅうおうかくせい)』収録

ヴァンガード開発部からの一言!!

つづいて、『竜皇覚醒』収録の「エリート・ヒース」は、アタックがヴァンガードにヒットした時、自身を退却させることでカードを2枚引き、手札が6枚以上ならカウンターチャージ1とソウルチャージ1が行えるコスト回復ユニット!
手札が5枚以上で有効になる《オラクシンクタンク》の【神託(しんたく)】能力をサポートする1枚である。手札が増え、コストも回復するので、相手に与えるプレッシャーは大きい!

今後も「今日のカード」にて、クランブースター第5弾『七色の歌姫』とブースター第12弾『竜皇覚醒』を紹介予定!お楽しみに!


今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 7/5 より


 このブログはオラクル贔屓です!






エリート・ヒース


 オラクシンクタンクのグレード2ユニットです。アタックがヴァンガードにヒットした時、コストとして自身を退却させることで2ドローし、その後手札が6枚以上ならばCC(1)/SC(1)するR用自動GB能力を持ちます。


 アタックがヒットすれば1:2交換で手札を肥やし、さらに条件を満たせばコスト回復のおまけもついてきます。リソースの補充ならまかせろー(バリバリ

 神託能力なんて持ち出すまでもなく2ドローが強力であることは間違いなく、しかも神託能力ではないので手札が少ない劣性時からの巻き返しも(ヒット時能力ですが)期待できます。コスト回復も各種能動的ドローでCB/SBを繰り返す神託軸及びスサノオ軸であれば嬉しいに越したことはありません。


 欠点はやはりヒット時能力と言う不確実性でしょう。バトルシスター軸かそれに寄せた構築でもないかぎりRラインが最低限ラインで止まりやすいクランですので、いくら強力なヒット時能力を持ちガード強要力があったとしても、ガード自体が容易であっては宝の持ち腐れになってしまいます。

 ただ、オラクシンクタンクと言えばクリティカルトリガーが12枚↑のトリガー配分がほぼほぼデフォルトなので、サンクなどに次いで容易にV3ノーを言いにくいという特徴もあるので、割とVにガードを割いて横を受けるという動きも多く、そのタイミングでコールできていれば能力発動も許してくれるかもしれません。クリティカルが付与される《枢機の征討神 カムスサノオと併用すれば、カムスサノオのドローでコスト回復条件を満たせますし、ヒースがヒットすればカムスサノオの消費コストも回復できるので相性はかなり良いですね。


 また他の欠点として、リソースを得られる分山札消費も最大3枚と激しい為、デッキ切れ加速が尋常ではない点が挙げられます。1つの能力で山札3枚消費と言うのは超越ユニット並みの効率であり、ヒース自体がCBなどのコストを一切消費しないという利点があるおかげで、枢機カムスサノオ《神鳴りの剣神 タケミカヅチと併用が可能となります。しかし、本当に併用しようものならそれこそ2〜3ターン分で削れるところを僅か1ターンで削りきってしまいます。それではデッキ切れ敗北から逃れられるわけがありません。(安いからってアイス爆買いして沢山食べてたら太っちゃった的なやつね)

 もちろん、そこに至るまでにファイトに決着を付ければ良いだけの話しですが、ヒット時能力のところでも述べたリアガード火力の低さに加え、スタンドトリガーに依存しない連パン性能皆無、妨害札も無しという昨今の環境では考えられないような低スペックアタッカークラン故、現状ではそれも難しいです。得られる物は既存のものと比べると大きいですが、その代償もきちんと背負わされる辺り、オラクシンクタンクがトップ企業であり続けられる理由がよく分かりますね。



 総じて、ヒット時能力故のリターンの大きさが魅力ですが、現状ではその魅力が逆に仇となりうる評価に難しい1枚です。他の新規収録カード次第ではパワーの低さやデッキ切れそれぞれのケアをしてくれるカードが収録されればまた違った評価を下せますが、現状単品で見ると長所と短所が表裏一体のような印象を個人的には受けます。


 いずれにしろ、クラン内の既存カードとは明らかにカードパワーに上方修正を掛けてきているので、まだ見ぬ新規カード群への期待がぐぐーっと高まったことは確かだと思います。今後も今日のカードから目が離せませんね!(なおオラクル以外だと露骨に考察をサボる模様)(そんなことは・・・ないよ?)(ふーん)