エラッタとヴァンガードショップ大会レポート 2/7&9
「オラクルのヒールトリガーユニットと言えば?」
「・・・ロゼンジメイガスサンデス(小声」
嫁の引退まであと約14週間、こんばんはils改めillです(!?)。嘘です。
火曜日のヴァンガ情報局にて紹介され、瞬く間に無限ループが判明して物議を醸しだしていた《ガイル・シェイド》ですが、早速エラッタが適応されました。以下原文です。
2017.2.9 「月夜のラミーラビリンス」 ガイル・シェイド
カードNo. : G-CHB03/030
カード名称 : ガイル・シェイド
▼修正内容
誤
【起】【ドロップゾーン】【Gブレイク】(1):[あなたのグレード1以上のリアガードを1枚選び、【レスト】する]このカードを(R)に亡霊状態でコールする。
↓
正
【起】【ドロップゾーン】【Gブレイク】(1):[【ソウルブラスト】(1),あなたのグレード1以上のリアガードを1枚選び、【レスト】する]このカードをユニットのいない(R)に亡霊状態でコールする。
▼修正理由
特定のカードとの組み合わせにより、開発時に想定していない挙動が発生することが確認されました。
確認された挙動は環境に与える影響も大きいことが予想され、対応が必要と判断いたしました。
【→詳細はこちら】
[PDFファイル(732KB)]
▼カード利用に関してのQ&A
Q 誤っている能力になっているカードは、公式大会や公認大会でも使えますか?
A はい、使えます。ただし、正しい能力に修正されたテキストとして扱います。
Q 誤っている能力になっているカードを持っています。誤っている能力として、使うことはできますか?
A いいえ、できません。修正されたカードですので、たとえ誤っている能力がカードに書かれていても、正しい能力に修正されたテキストとして扱います。
ルール&エラッタ(http://cf-vanguard.com/howto/eratta/) より
コストにSBを追加することで無限ループができないようになりました。まぁそうなりますわね。
ただ、ブースター封入分のテキスト修正が間に合わないということで、ボックスに1枚、修正後のカード現物と声明文が封入されているとのことです。時期的に仕方ないですね。
新たな船出を前にしていきなりケチが付いてしまった《ガイル・シェイド》ですが、上の効果だけでもそれなりに悪さはしてくれる1枚だと思います。エラッタに負けずに頑張って欲しいですね。
というわけで、本題のショップ大会レポートに移りませう。
今回は火曜日のアメニティドリーム大宮店と、木曜日のカードキングダムオーガ大宮店の二本立て、両日とも使用デッキはオラクル 神託スサノオです。
火曜日
アメニティドリーム大宮店
参加人数:10人
使用デッキ:オラクル 神託スサノオ
1回戦目 対ゴールドパラディン 旭光の騎士 グルグウィント
こちら先攻。
序盤はライドスキップを交えながら《プレシャス・オフィディアン》で札を引き込みつつビート。
ダメージチェックで毎回の如くトリガーを引くためダメージこそ蓄積されないものの、G3が握れずにGアシストを決行。
しかし、初回超越から2ターン連続でドライヴチェックノートリガーの優しい世界。さらに《神魂烈士 アメノオシホ》の神託チャレンジもオールトリガーで不発に終わって無駄にCBを払うなど、ただでさえ攻め手が薄いのにさらに水割りで薄めていきます。
対して相手方は2ターン連続でドライヴチェックでダブルクリティカルと対照的な鬼捲り。V3ノーダブクリをケアしてVのアタックを《神明護官 アマツヒコネ》で完全ガードしていくも、その度にリアガードが☆3で殴ってくるためCBを確保できず、CBが真っ黒となってアメノオシホと《神凪 クロイカヅチ》がただのバニラ以下に。
こんな時の為の《バトルシスター まふぃん》も序盤のダメージトリガーでダメージゾーンに仲良く整列しているため引き込みも望めず。辛い。
それでも、《枢機の征討神 カムスサノオ》のアタックに2枚貫通提示止まりに持っていくことができ、ドライヴチェックの1stで《神剣 クサナギ》をゲット。トリプルドライヴ1枚目でトリガーが出れば、ここまでの捲りの悪さから2枚目も出るやろ、と意気揚々とVにすべてを割り振るも、結局捲れたトリガーはクサナギオンリーで決めきれず。
その後も相手方の有効ヒールからのGガーディアン、《旭光の騎士 グルグウィント》のGB能力といった鉄壁の前にこちらのアタックは尽く封殺。お互いにダメージ3点のままこちらが山札残り2枚となり、最後はこちらの山札切れとなって敗北。ルール上は、お互いダメージ5点にすらならずにファイトが終わりました。
戦績:1敗
2回戦目 対ディメンジョンポリス 鋼闘機 シンバスター
こちら後攻。
相手方はG3ライドタイミングでGアシストを決行。《鋼闘機 バレングレーダー》にライドして《鋼闘機 シンバスター》にスペリオルライドされます。
相手方は2面展開止まりですがVラインバレングレーダーのパンプとブーストによってパワー21kラインで、手札に守護者もないのでV2ノーするも華麗にダブルクリティカルを捲られてこちらは早々にダメージ5点。
幸いこちらもダブルダメージトリガーでリアガードのトリガー補正を相殺できたので何とかガードはできたものの、V高火力ガード制限有する鋼闘機相手に超越や双闘前にダメージ5点はもはや死亡フラグどころの話ではありません。
返しにこちらもスサノオライドから超越でガード札の回収を狙いに行きますが、ここでもドライヴチェックノートリガーの優しい世界。そして手札にあるG0(鋼闘機のガード制限をすり抜けられる札)は僅か2枚。さっさと死ねと申されるか。
相手方はシンバスターが双闘、《鋼闘機 グラスカッター》等を絡めてVラインをひたすらパワーパンプさせてRRVでアタック。先のRがこちらのリアガードを潰しに来たのでこれをガードし、Vのアタックに対しては手札のG02枚とインターセプトで1枚貫通を提示します。
しかし、相手方はドライヴチェックでしっかりとヒールトリガーを捲り、こちらのシールド値を貫通。ヒールトリガーに望むを託すも捲れたのはノーマルユニット、敗北。
戦績:2敗
感想戦
1回戦目・・・お互いにヒールトリガーが乱舞しましたが、山札にユニットが戻せるギミックの差が終盤のデッキ切れに響いた気がします。それ以前にドライヴチェックの差が・・・いやランダム要素に文句を言ってもしょうがないですね。
2回戦目・・・シンバスター 俺はお前を 許さない(久々に聞いた!)
いつの時代もダブクリこそがヴァンガードの真理である。
今回対戦して頂いた方々、対戦ありがとうございました。
続いて木曜日のカードキングダムオーガ大宮店の大会レポートです。
〜☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★〜
木曜日
カードキングダムオーガ大宮店
参加人数:10人
使用デッキ:オラクル 神託スサノオ
火力アップのために《バトルシスター くれーぷ》を、手数を増やすためにスタンドトリガーの《振鈴の斎女 オウカ》を採用しました。
1回戦目 対ロイヤルパラディン 探索者 シングセイバー・ドラゴン
こちら先攻。
相手方がロイパラということで走り過ぎないよう序盤は慎重に展開していきますが、相手方も引きが悪いようでG2ライドターンにV1パンと思わぬ展開に。
とは言えこちらの手札の内容としてもライドを止める意味もなかったので《荒神の霊剣 スサノオ》にライド。
対して相手方は《探索者 シングセイバー・ドラゴン》にライド。《光輝の剣 フィデス》に超越してリアガードを展開しながら3パンされますが、前列が単騎展開でかつドライヴチェックもノートリガー。そしてこちらがダメージチェックで捲るはトリガーユニット。1パンを空かしてターンを貰います。
その後は各種ドローを交えつつ、《バトルシスター みろわーる》で《バトルシスター くれーぷ》を強化させたりなどしてビートを展開。
相手方も3度の有効ヒールに加え、シングセイバーのダブル疑似スタンド攻勢を展開。幾多の有効ヒールで中々点を詰め切れないものの、3度のヴァンガードのアタックはしっかり防ぎきります。
手札を補充しながらビートを続け、最終的には相手方が先に山札切れを起こして勝利。まさかロイパラがオラクルよりも先に山札切れを起こすとは思わなんだ・・・。
戦績:1勝
2回戦目 対バミューダ△
こちら後攻。
序盤から《プレシャス・オフィディアン》をばら撒き、加えてG2アタッカーも展開という理想的速攻を仕掛けていきます。
相手方はG2ライドスキップをしつつこちらのリアガードを叩いてシブリーズケアをしてターンを返されます。
この時点で相手方のダメージは3点であり、PRISMでもない限りはバミューダ△に紹介超越から殺されることはないだろうということで、こちらは荒神スサノオにライド。
《サイレント・トム》も交えてRVとアタックし、相手方がV4ノーを選択したところにクリティカルトリガーをぶち当ててそのまま6点目ダメージを与えて勝利。
戦績:2勝
3回戦目 対むらくも 審判の忍鬼 ヤスイエ
こちら後攻。
相手方はG2ライドターンV1パンに留まり、G3ライドターンにはGアシストを決行。手札も守護者とトリガーのオンパレードでアタッカー不在という大変厳しい現実と戦っていたようです。
こちら初回超越で3面展開し、トリガーの支援もあって相手方をダメージ5点に追い込みます。
返しに相手方は《三界鬼神 ヤスイエ・ゴウマ》に超越するも、ノートリガーの優しい世界。ヤスイエゴウマの影縫能力による手札交換をされるも、返しのこちらの超越Vのアタックを防ぎきれず、そのまま6点目ダメージを与えて勝利。
戦績:3勝
4回戦目 対グランブルー 夜霧の吸血姫 ナイトローゼ
こちら後攻。
序盤は互いに2パン攻勢で、相手方はVをG2で止めずに《夜霧の吸血姫 ナイトローゼ》にライドします。
対してこちらはG3が握れずにGアシストを決行。スサノオを握るも超越コストで2枚切りを強いられ、自ら手札をボロボロにしていきます。
さらに相手方の初回超越ターンで《スケルトンの砲撃手》によってこちらの盤面を綺麗さっぱりに吹っ飛ばされてしまいます。返しに追加のプレシャスや《神凪 クロイカヅチ》でドローを進めるも、頼みの綱の守護者が握れずにターンを返してしまいます。
最後は相手方の《霧幻の海賊王 ナイトローゼ》の連パンを凌ぐために選んだV4ノーにきっちりクリティカルトリガーを当てられて敗北。ちなみに初回超越の時点で山札の残りヒールトリガーが1枚だったので、仮に4ノーで生き延びたところで焼け石に水でした。
戦績:3勝1敗
感想戦
1回戦目・・・シングも止めて見せる。
2回戦目・・・トムノカチデース。
3回戦目・・・負のオーラを浴びせることで相手を事故らせる程度の能力が発動してしまったようです。(いらない)
4回戦目・・・負のオーラをマジックコートされてしまいました。
そんなわけで決勝で敗退です。火曜日の2連敗からすればまだマシな結果ですが、対戦相手の事故や引きにも助けられた感が否めないので何とも言い難い。精進あるのみです。何とかFC発売日(=スフィア引退)までに1回はオラクルで優勝したいですな。(1回と言わずに毎週優勝するくらいの気迫でいくんだよ!)
今回対戦して頂いた方々、対戦ありがとうございました。
今回のデッキレシピ
火曜日
G3 6枚
4 荒神の霊剣 スサノオ
2 推命の女神 ヤサカ
G2 13枚
4 神魂烈士 アメノオシホ
4 サイレント・トム
3 吉凶の斎女 サチ
2 神凪 クロイカヅチ
G1 14枚
4 商売繁盛 エビス
4 プレシャス・オフィディアン
4 神明護官 アマツヒコネ
2 神剣 アメノムラクモ
G0 17枚
1 神魂烈士 イクツヒコネ(FV)
4 サイキック・バード(☆)
4 神剣 クサナギ(☆)
4 バトルシスター まふぃん(☆)
4 スフィア・メイガス(治)
G4 16(12+4)枚
2 破龍戦神 カムスサノオ
2 枢機の征討神 カムスサノオ
2 神鳴りの剣神 タケミカヅチ
2 エキサイトバトルシスター みろわーる
1 恵みの霊神 アメノサグメ
1 導きの天神 ワカヒルメ
1 エアーエレメント シブリーズ
1 スノーエレメント ブリーザ
Gガーディアン 4枚
3 八千代の日輪 アマテラス
1 来光神鷹 一拍子
防御に寄せた構築になりましたが、守るだけでは勝てないのが勝負の常です。
木曜日
G3 6枚
4 荒神の霊剣 スサノオ
2 推命の女神 ヤサカ
G2 14枚
4 神魂烈士 アメノオシホ
4 バトルシスター くれーぷ
4 サイレント・トム
2 神凪 クロイカヅチ
G1 13枚
4 プレシャス・オフィディアン
4 神明護官 アマツヒコネ
3 商売繁盛 エビス
2 神剣 アメノムラクモ
G0 17枚
1 神魂烈士 イクツヒコネ(FV)
4 サイキック・バード(☆)
4 バトルシスター まふぃん(☆)
4 振鈴の斎女 オウカ(醒)
4 スフィア・メイガス(治)
G4 16(12+4)枚
3 エキサイトバトルシスター みろわーる
2 破龍戦神 カムスサノオ
2 枢機の征討神 カムスサノオ
2 神鳴りの剣神 タケミカヅチ
1 恵みの霊神 アメノサグメ
1 導きの天神 ワカヒルメ
1 エアーエレメント シブリーズ
Gガーディアン 4枚
3 八千代の日輪 アマテラス
1 来光神鷹 一拍子
《バトルシスター くれーぷ》がドローエンジンと高火力ライン形成の両方を担ってくれるようにしました。神託とスタンドトリガーの相性の悪さもみろわーるくれーぷならば気にならないのも良かったです。
くれーぷを採用したことで、《スフィア・メイガス》を《バトルシスター ちゃい》にするべきなのは百も承知なのですが、僕からすればスフィアを抜く方があり得ないので、その点ご理解いただけると幸いです。