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助かった! タイムパトロール隊だっ! ヴァンガードショップ大会レポート 8/30


「タクタクワーカー! 亜空間破壊罪で逮捕する!」





「なつい!」





 タイムリーな話題は常に乗り遅れるのがデフォルト設定、こんばんはilsです。


 ファイターズルールの更新が昨日発表となりました。きっと多くの方が環境トップクランである「ギアクロニクル」のカードに何らかの規制が掛かるだろうと確信していたことでしょう。
 時翔によってパンチ数を増やす《チクタク・ワーカー》に、それをサーチできるばかりか単騎でもパワー11kになれる《スチームメイデン メラム》、その一連の動きの中でさらにアドバンテージを獲得できる《スチームバトラー ウル・ワタル》、大多数の方はこの3枚を規制ユニットの候補として挙げられていました。もちろん、そのその内の一人に僕も入っていましたよ、ええ。



クランファイト構築/Gレギュレーション構築

1枚まで使用可
FV使用不可
≪新規≫ チクタク・ワーカー
(2016年9月5日(月)より実施)
※一部のカードとの組み合わせによる【時翔】能力の連続使用によって、アタック回数を増やすことができ、《ギアクロニクル》デッキの戦略を固定化させる原因となっていました。
スペシャルGレギュレーション、クランファイトともに使用率が高く、ファイト環境に影響を与えていると判断したため、使用枚数およびファーストヴァンガードでの使用を制限いたします。


使用制限解除
≪新規≫ネコ執事
(2016年9月5日(月)より実施)
※「双闘」との組み合わせは現在のファイト環境に与える影響が小さいと判断し、指定を解除いたします。




 《チクタク・ワーカー》がメインデッキ採用が1枚制限となり、さらにFVとしての使用が禁止となりました。FVとしてデザインされたであろうユニットの規制は《ばーくがる》リザードソルジャー コンロー》《神鷹 一拍子》《ういんがる・ぶれいぶ》に続いて5種類目(この内一拍子とういんがるについては制限解除済みです)ですが、カード単体でFV使用不可と採用枚数制限を同時に科せられたのはチクタクが初となります。如何にチクタクのカードパワーが高いかを、改めて実感させられる措置と考えられますね。


 しかし、メラムとウル・ワタルに関しては制限入りはせず(ウル・ワタルに関しては検討入り止まりだったようですが)、依然としてメインデッキに4枚採用が可能となります。
 メラムとウルワタル、それに時翔を絡めたアドバンテージ確保の動きが健在なのは大変気掛かりですが、超極審判発売後の強化されたデッキの面々を見るに、むしろ規制を回避できて良かったのではないかとすら思うほどです。
 ネオネクタールのゴリラドローやグランブルーの砲撃カウンターもそうですが、ジェネシスがたった1回の強化でヴァンガードしてないクランになるとは誰が想像できたでしょうか。ワイズマンターロで何回殴ってくるのよ・・・。


 しかし、安定した連パンを叩き込めなくなったのは事実、規制後のギアクロニクルの未来は果たして・・・。



 それと、《ネコ執事》が制限解除されてまた4枚採用できるようになります。開発側としては双闘とのガバガバルールによって生まれた組み合わせによる影響力が薄いという理由でしたが、昨今じわじわと広がりつつあるG1、G2の低グレード速攻のキーパーツとして猛威を振るう方が僕は心配です。



〜☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★〜


 それはさておき(さておいていいのかしら?)、ショップ大会レポートです。
 新弾発売後初めてのショップ大会、ゴールドパラディン グルグウィントで参戦してきました。同じく新弾で強化されたグランブルーとどちらにするか迷いましたが、直前までの身内とのフリーファイトで芸人魂がさく裂していたゴルパラを選びました。選出基準が意味不明だと思われるかもしれませんが、フリーでブン回ったデッキを大会に持っていってそのままの勢いで勝てた記憶が無いので、敢えてその逆を突いてみました。ふふん、天災やな。





アメニティドリーム大宮店
参加人数:11人
使用デッキ:ゴルパラ グルグウィント











 追記:下書き時の時間設定のまま投稿しちゃったー・・・ミスッたー・・・。全部チクタクが悪い。

1回戦目 対ギアクロニクル クロノジェット・ドラゴン


 こちら先攻。
 G1止めを経由しつつ最低でも2パンを継続的に叩きつけていきます。
 相手方が《クロノジェット・ドラゴン》にライドしたのを見届けた後、こちらも《老練の騎士 ダンヴァロ》にライ・・・なんだこのおっさん!?


 《旭光の騎士 グルグウィント》にはライド出来なかったものの、《黄金竜 スカージポイント・ドラゴン》に超越、《残陽の騎士 ヘンリネス》ギガンテック・リンガー》を絡めてリアガードを展開&強化して高火力ビートを叩き込みます。


 返しに《時空獣 メタリカ・フェニックス》からの時翔連パンが飛んできますが、相手方のFVは《クロノ・ドラン》でありあまりアタックは飛んでこず。さらにノートリガーの優しい世界で手札のガード値もスカスカのスケスケ状態に・・・。


 返しにもう一度スカージポイントに超越。先ほどと同じくヘンリネスから2枚目のダンヴァロをリアガードにコールしながらパンプアップさせ、クリティカルトリガーとスタンドトリガーによる追撃もあって相手方の総シールド値を突破して勝利。





戦績:1勝






2回戦目 対かげろう ドラゴニック・オーバーロード"The X"


 こちら後攻。
 マリガン後初手がG12333と絶望的ガード値だったものの、相手方もG2ライドターンにGアシストを決行し、お互いにV1パンを繰り返すというなんともぐだぐだな立ち上がりで序盤を過ごします。


 相手方はG2止めを挟みつつ《ガトリングクロー・ドラゴン》でこちらの《昇天の騎士 コエル》を早天させて《エアーエレメント シブリーズ》後の展開サポートを潰してきます。


 こちらはそのままグルグウィントにライドしつつ、手札でダブついたG3を切ってシブリーズに超越。《薄陽の騎士 マルキアスカーフェイス・ライオン》を叩き付けて2パンしつつ、リアガードを空っぽにしてターンを返します。


 返しの相手方の2パンをスルーしてダメージ4点となり、スカージポイントに超越。ヘンリネスをグルグウィントの超越ボーナスと手札からの素出しでコールし、リアガードに21kラインを2つ展開。相手方のダメージが3点なのと、相手方のGアシストの段階からドライヴチェックまで守護者が見えていなかったので、RRVと攻めていきます。
 先のRRをいずれも《炎翼獣 ディナイアル・グリフォンでシャットダウンされてしまいますが、想定通り相手方はVのアタックをノーガード。ここでクリティカルトリガーを捲ってダメージ5点に追い込んだところでターンを返します。



 その返し、相手方は《覇天皇竜 ドラゴニック・オーバーロード"The Ace"》に超越し、RVVRと連パン。V前のRのアタックを貰ってダメージ5点となり、1回目のVのアタックを万券3枚で、2回目のVのアタックとトリガーが2つ乗った《皇竜騎士 ネハーレン》を守護者でガードしてターンを貰います。


 返しに《黄金竜 グロリアスレイニング・ドラゴン》に超越。超越ボーナスとヘンリネスの登場時能力によって場を展開し、CBが真っ黒になるも《聖管の奏者 ヘリー》によってレイニング分のコストを確保。RRVRRと5パンを叩き付けていき、さらにレイニングでコールされたユニットをリンガーでパワーパンプさせて相手方の手札をすべて消費させます。


 その返しに相手方のオバロXが超越しますが、そのターンのアタックをしっかりガードし、返しに『きょっこうけんらん!』して上からぷっちんして勝利。






戦績:2勝






3回戦目 対エンジェルフェザー 黒衣の戦慄 ガウリール


 こちら後攻。ちなみに身内戦です。
 序盤は互いにG2ユニットを叩き付けて、疑似インターセプトという名目のリアの潰しが飛び交う盤面となります。
 相手方が《黒衣の戦慄 ガウリール》に、こちらがグルグウィントにライドし、後攻のこちらが先に《疾駆の黄金騎士 カンベル》に超越。RVRと攻めますがVをGガーディアンで止められ、ドライヴチェックでもトリガーが捲れず、相手方のダメージ3点にしただけでターンを返します。


 相手方は聖霊熾天使 ラファエル》に超越。片側ラインに《ナース・オブ・ブロークンハート》を展開しつつ、ラファエルでダメージを3→2に回復して守りを固めつつビートしてターンを返されます。


 返しにスカージポイントに超越してスペリオルコールしたユニットをパンプアップさせつつビートを刻みますが、《恋の守護者 ノキエル》とダブルブロークンにガウリールの防御壁を突破するには火力が足りず。このターンはVノーガードでの1点でダメージ3点に戻すだけでターンを返します。多分ここで1回目の『きょっこうけんらんっ!』を撃てば良かったですね。


 返しに相手方は《聖黒熾天使 ガウリール》に超越し、さらに追加のブロークンを展開されます。RRVとアタックし、ドライヴチェックでダブルスタンドトリガーを捲られて左右のリアガードがスタンド、さらにG4ガウリールとVブーストの《サージェリィ・エンジェル》の救援ラッシュで捲れたスタンドトリガーでブースターもスタンドし、左右のブロークンのパワーが31k、41kラインとどうしてこうなったレベルに膨れ上がります。
 それでも、残りのRRのアタックをグルグウィントのGB(2)能力とGガーディアンを活用して何とか耐え凌ぎます。



 返しにG4グルグウィントに超越し、2度『きょっこうけんらんっ!』を唱えてRVRとアタック。幸い相手方の手札は常にカツカツだったので、先のRの31kラインのアタックでG1ノキエルからの各種パンプアップを交えてもさらに15kシールド値を追加要求、相手方は手札が大分きついようで、ブロークンの片方をインターセプトに回します。天使の鉄壁病棟にひびが入ったぞい!

 Vのアタックでダメージ4点にし、ドライヴチェックでスタンドトリガーを捲って残りのブロークンを執拗に叩いて退場させてターンを返します。壁崩壊じゃぁー。


 さらに返しのターンに相手方は超越できず。ヒールトリガーの《サニースマイル・エンジェル》をコールしてブーストした後山札に戻し、6点目ヒールの可能性を高めてターンを返されます。



 その返し、CBがすべて真っ黒なのでとりあえずシブリーズに超越。マルキア嬢は何処か・・・。
 《朝明の騎士ホルサ》をコールし、手札のカードを叩き付けてパンプアップ能力を連打して片側ラインを24kラインにしてRVRでアタック。この時点でファイト残り時間が1分を切ってたこともあって大分焦っていたこともありましたが、冷静に考えればここはRRVでV5ノー言わせるべきでした。クールに熱くなれ!
 相手方は当然Vのアタックをノーガードを宣言。ここで華麗にクリティカルトリガーを捲って相手方に2点ダメージを与えます。


 が、ここで相手方の6点目ヒールがさく裂。土壇場で踏みとどまったばかりか、ガウリールが2度のパンプアップもあって単騎パワー20kとなりますが、残りのリアガードのアタックを防げず、今一度6点目ダメージを与えて勝利。






戦績:3勝






4回戦目 対グランブルー 七海剣豪 スラッシュ・シェイド


 決勝戦です。
 こちら先攻。
 相手方は木曜日のオーガでも対戦した七海速攻です。

 相手方のG1ターンの3パンをすべてノーガードして手札を温存させてダメージ3点となりつつ、返しのG2ターンにこちらもユニットをばら撒いて3パン返しします。FVの《新参海賊 ジーナ》で手札の《七海暴掠 ナイトスピネル》を捨てて、さらに手札の《七海賢者 プレゲトーン》を捨ててドロップからナイトスピネルコールの動きが中々にエグイです。なんでG1速攻なのにインターセプターがいるんですかねぇ?CB使わないからこちらから干渉もできないし、これは本格的にあかんぞ・・・あかんぞ・・・。

 相手方はG1止めから3パンを継続。ダメージ4点となってターンを貰い、G3にライドしてツインドライヴのトリガーに期待するも、捲るは5kシールド値と守護者という、ガード値的にはデジャヴを感じる組み合わせ。


 返しに相手方は《七海剣豪 スラッシュ・シェイド》にライドし、《七海見習い ナイトランナー》やスピネルによってドロップに待機していたスラッシュシェイドを絡めてのRRVRの連パンを展開します。当然手札のガードが底を突いてきていたので、V4ノーするも華麗にクリティカルトリガーを捲られて撃沈敗北。






 戦績:3勝1敗










 感想戦


1回戦目・・・相手方のデッキは《チクタク・ワーカー》規制後を既に見据えた構築だったようです。FV不可1枚制限だとやはりパンチ数伸びないので殺意は大分大人しくなってしまいますね。

2回戦目・・・焼かれる前にソウルに退避するのじゃー。

3回戦目・・・鉄壁病棟を貫く魔法の言葉『きょっこうけんらんっ!』

4回戦目・・・例によってトリガーに全く恵まれませんでした。むりぽ。



 そんなわけで決勝まで残れました。道中怪しいところもありましたが、最近の負けっぷりを払拭できたので良かった・・・のか? オラクル・・・。


 4回戦目の七海速攻の方とは大会終了後もフリーファイトさせてもらいましたが、MTGのドレッジを彷彿とさせる別ゲーを堪能することができました。ドレッジ・ザ・ヴァンガード







 今回のデッキレシピ


 《神聖魔道士 プイス》がピン挿しですが、各種スペコ要員からジェフリーやスカ―フェイスなどのドローソースを揃えて安定してリソースを肥やして『きょっこうけんらんっ!』に繋げたいのと、ランダム単品スペコの時点でスカージポイント超越タイミングしか強みが無いので他の枠に割きました。

 ただ、流石にヘンリネスベリーモール8枚体制は多い気がしたので、1枚枠貰ってピン挿しになりました。その後紆余曲折の末、ヒット時能力ですが同じ連パン要素を持つG3の《老練の騎士 ダンヴァロ》を採用、疑似的且つ変則的4積み体制にしてます。おそらく微妙ですのでマネしないように(ジャスミン茶グビー)。(でも、エイゼルグルグでもないかぎり他のG3はどんぐりの背比べになっちゃうからありだと思うよ(アイスパクー )

 醒トリガーのリンガーとヘリーがどちらも優秀なので、優柔不断も相まって3:3にしました。それでも性能的にはリンガーを4積みにするべきですので最終的には4:2、もしくはマルキアガン積みということもあるのでヘリー全抜きで☆8醒4が一番丸いでしょうかね。☆6醒6の時点で大分怪しいところありますし。



G3 7枚

4 旭光の騎士 グルグウィント
3 老練の騎士 ダンヴァロ

G2 12枚

4 残陽の騎士 ヘンリネス
4 薄陽の騎士 マルキア
3 春光の騎士 ベリーモール
1 神聖魔道士 プイス

G1 14枚

4 曙光の騎士 ゴルボドゥク
4 日華の騎士 ジェフリー
4 神聖魔道士 プリデリー
2 朝明の騎士 ホルサ

G0 17枚

1 早天の騎士 コエル(FV)
4 スカーフェイス・ライオン(☆)
2 フレイム・オブ・ビクトリー(☆)
3 ギガンテック・リンガー(醒)
3 聖管の奏者 ヘリー(醒)
4 聖木の解放者 エルキア(治)

G4 16(11+5)枚

2 旭光剣爛 グルグウィント
2 黄金竜 グロリアスレイニング・ドラゴン
2 黄金竜 スピアクロス・ドラゴン
2 黄金竜 スカージポイント・ドラゴン
1 疾駆の黄金騎士 カンベル
1 白熱の黄金騎士 エブラウクス
1 エアーエレメント シブリーズ

Gガーディアン 5枚

2 聖天祈祷師 レイア
2 黄金獣 すれいみー・フレア
1 メタルエレメントスクリュー