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今日のカード 7/4 暴虐怪神 ダークフェイス




暴虐怪神 ダークフェイス

7月22日(金)発売 テクニカルブースター第2弾『The GENIUS STRATEGY』収録

ヴァンガード開発部からの一言!!

今日ご紹介するのは、7月22日(金)発売の『The GENIUS STRATEGY』より《メガコロニー》の新Gユニット!
相手リアガードの行動を徹底的に封じる、「威圧怪人 ダークフェイス」の未来の可能性の姿だ!

「暴虐怪神 ダークフェイス」は、新能力【暗躍】を持ったGユニット。
起動能力で、Gゾーンの同名カード1枚につき相手リアガードを1枚選び、デメリット能力を与える。
選ばれたユニットはインターセプトを封じられた上、味方の効果やコストで選ぶことができなくなるのだ!
「威圧怪人 ダークフェイス」のストライドボーナスを組み合わせれば、そのリアガードをほぼ無力化する!

この能力があれば……
(1) 味方の能力やスタンドトリガーでスタンドすることができない!
(2) 《シャドウパラディン》などのコストにすることができない!
……など、これまでの《メガコロニー》の弱点であった逃げ道を封鎖することができるぞ。

逃れる方法は、自身の能力で別の領域に移動するか、そのユニットの上から別のユニットをコールするか。
戦況によっては、強力なユニットを捨てて別のユニットをコールせざるを得ないこともあるだろう。
状況に応じて、どのリアガードを狙って行動不能にするかを判断して使うと強力だ。

『The GENIUS STRATEGY』には、まだまだ凶悪なユニットたちが収録される。
【暗躍】能力を活用し、テクニカルに相手をコントロールしよう!


今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 7/4 より


 妨害全振りー。




暴虐怪神 ダークフェイス


 メガコロニーのグレード4超越ユニットです。ターン1回、CB(1)とGブラストコストを支払うことで、相手のリアガードをGゾーンの表の《暴虐怪神 ダークフェイス》と同じ数まで選び、次の相手ターンの終了時まで「このユニットはインターセプトできず、あなたのカードの効果やコストで選べない」というR用永続能力を付与し、この効果で選んだリアガード1枚につきそのターン中自身のパワーを+5000する起動暗躍能力を持ちます。


 相手ユニットに相手の効果やコストで選べないというデメリット能力を付与することで、スタンドトリガーや退却コストによるパラライズの無効化を回避します。《威圧怪人 ダークフェイス》などのデメリット付きパラライズとコンボすれば、相手は対象を取らないテキストか上書きコールでしか対処するしかなくなってしまいます。

 パラライズ対策以外で見ても、リアガードのパワーパンプやバウンス、分身選択、暴喰タイムetc...様々なクランのメインギミックを妨害することができます。《ハイブロースチーム ラファンナ》《触れ合う手と手 レオナ》《ダークエレメント ディズメル》などリアガードを対象に選ぶGガーディアンも本来の力を発揮しづらくなります。かなり嫌らしいですね・・・。



 (注:暴喰は印刷されているカードテキスト上は『暴喰(アタック時、他のあなたのリアガードを1枚以上退却させてよい。退却させたら〜』となっており『選ぶ』と記載されていないので問題ないと勘違いしそうですが、ルール上のテキストは『このユニットがアタックした時、他のあなたのリアガードを1枚以上選び、退却させてよい。退却させたら〜』となっており、退却先を選ぶテキストとなっております。)



 また、効果で選んだリアガードの分だけ自身がパワーパンプするため、守護者やGガーディアン2枚以上の消費を要求するパワーラインを形成しやすくなります。とはいえ、メガコロニーには絶対ヒットさせてはいけないあの御虫が存在するため、ダメージ4点以降に追い込んだり強力なヒット時能力持ちブースターでもいないかぎりはノーガードされることがほとんどだと思います。



 このユニットの能力はあくまでインターセプト封じとデメリット版抵抗付与とパンプだけであり、パラライズ能力は備わっていない点に注意です。単体で見ても相手クラン次第では十分妨害ユニットとして運用できますが、グレード3のダークフェイスや《魅了怪人 スイートカクテル》などのパラライズ要員を駆使して相手のゲームプランやリソースに干渉する機会を多く得たいです。


 また、暗躍能力なのでV裏にスタンド状態のユニットを配置されると能力が起動できません。グレード3ダークフェイスの超越ボーナスや《ロングホーン・ハンター》《アビス・ダイバー》などで相手の暗躍回避行動に対する解答を用意しておくと良いでしょう。なお、抵抗持ちには無力な模様。V裏マルキアは正義。



 パラライズ能力が無いのでハーツやリアガードへの依存度が高めな印象を持つ1枚です。特にグレード3ダークフェイス軸以外ではリアガードに超絶依存せざるを得ないので、「マシニング」や「ギラファ」など超越ユニットを軸に動くデッキではちょっと扱いづらいかもしれません。
 それでも、相手のクラン次第ではメインギミックを封殺するだけで十分すぎる効力を発揮するのも事実です。どの軸でも揃えて置いて損は無い1枚だと思います。