今日のカード 1/23 理力の解放者ゾロン&歴史の解放者メロン

理力の解放者ゾロン

　ゴールドパラディンのグレード１ユニットです。山札からリアガードにコールされた時に、自身をソウルに置くことで山札の上３枚から「解放者」を１枚まで探し、リアガードにスペリオルコールすることが出来ます。

　能力自体は《ロップイヤー・シューター》とよく似ています。サーチ対象が「解放者」に制限されてしまったので構築は限られますが、手札を捨てるかわりに自身をソウルに置くことで、手札消費を抑えつつ、新たなリアガードを展開することが出来ます。

　このカード自体がソウルに入ってしまうので、アドバンテージを稼ぐことはできません。かといってロップイヤーのように一度に数面展開もできないので、盤面を安定させるのが目的となります。しかし、コストが自身ソウルインのため他のラインに干渉できず、Ｇ１同士などの奇形ライン回避程度にしか使えません。一応ゴルパラでは珍しい上書きコールも可能ですが、それだとディスアドバンテージを負ってしまいますのでまずないでしょう。

　総じて使いどころが難しい１枚だと思います。ソウルインなのでソウルブラストを使う新アルフレッドあたりのサポートには良いですが、果たしてどうでしょうか？

　ちなみにカード名にある「理力」とは、映画スターウォーズに登場するフォース（Force）の日本語訳時の造語だそうです。

歴史の解放者メロン

　ゴールドパラディンのグレード２ユニットです。山札からリアガードにコールされた時、山札の上５枚からグレード３以上のカードを１枚サーチすることができます。

　山札からのコール時限定のシズク互換効果持ちユニットです。条件が厳しい分ノーコストで行えるので、上手くいけば無償でアドバンテージを得ることができます。

　博打が過ぎるのでライド事故回避要員には程遠いですが、ブレイクライド先の確保やデッキ圧縮など多方面での活躍が期待できます。ただし戦闘面では素のパワーが9kのバニラユニットなので、積みすぎても足を引っ張るだけになりそうです。かといって少なくしたら発動率が低下し・・・《光槍の解放者ライネット》で十分ですね（やっぱりか

　山札からコールされ、ヴァンガードがゴールドパラディンであれば能力は誘発します。積み込みを崩したくないからといって能力を使わない、ということはできません。

2月28日（金）発売ブースターパック第15弾「無限転生（むげんてんせい）」収録

ユニット設定

“ゴールドパラディン”が正規軍となった後に配属された「解放者」にして、共に光の戦士を導く役目を帯びた賢者。時の賢者「ゼノン」より、星の歴史を映像として記録する「天賢の杖」を賜った史学の賢者「メロン」。星の歴史を文字として記録する「天賢の書」を賜った理力の賢者「ゾロン」。ある日、若くして大役を任されていたこの二人に、事実上の師である「ゼノン」から密命が下った。「光を見つけよ」という、あまりに短い言葉の意味を測りかねていたが、その答えは数日後、騎士王に召還された際に無事解ける事になる。彼らに与えられた勅令は「“ジェネシス”が予見した希望の光なる者を見つける為、解放者の名を受け騎士団に加わってほしい」というものであった。争いを好まない彼らの事、たとえ騎士王の命であったとしても、「ゼノン」が前もって口添えしなければ動かなかったかもしれない。かくして、力ある二人の賢者は解放者となった。希望の光を探す為、希望の光にまつわる全てを後世に残す為。今は唯、師の御心のままに世界を記録し続ける。

【解放者（リベレイター）】
神聖国家第二正規軍“ゴールドパラディン”の中から選ばれた、国と星を守る使命を騎士王より託された者達の総称。悪しき者の手から全てを解き放つという意を込めて「解放者」と名付けられた。称された者は周囲から新時代の導き手と呼ばれている。 “ゴールドパラディン”の若き戦士達が構成の中心だが、歴戦の勇士である“ロイヤルパラディン”の戦士からもある程度抜擢されているという。

今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 1/23 より