今日のカード2/22 焔の巫女 レイユ&鉄球竜 アンキボーラー
焔の巫女 レイユ
2021年3月25日(木)発売 カードファイト!! ヴァンガード overDress スタートデッキ第1弾 「近導ユウユ -天輪聖竜-」収録
鉄球竜 アンキボーラー
2021年3月25日(木)発売 カードファイト!! ヴァンガード overDress スタートデッキ第1弾 「近導ユウユ -天輪聖竜-」収録
今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 2/22 より
絶対オーバードレスで遊べるマン!
焔の巫女 レイユ
ドラゴンエンパイアのグレード2ユニットです。《天輪聖竜 ニルヴァーナ》にライドされた時、コストにSB(1)を支払うことで、あなたの山札から《ヴェルリーナ》を1枚まで探して公開し手札に加える自動能力と、このユニットがアタックしたバトル中、自身のパワー+2000するV/R兼用永続能力を持ちます。
・ニルヴァーナにライドされた時ヴェルリーナをサーチ
《焔の巫女 リノ》と同じく、指定されたユニットにライドされた時に確定サーチを行います。
ライドデッキのおかげでリノ→レイユ→ヴェルリーナと確定でライドができるので、オーバードレスのキーカードを確実に揃えることができます。
確定サーチというだけでも優秀なのですが、オーバードレスというシステム自体がカードアドバンテージ上では損しているため、そこを補填してくれているというのも非常に有難いです。
・12000アタッカー
またアタック時は常時パワー12000となる永続能力も持ちます。
恐らく国家を問わずにグレード3の基本パワーは13000に統一されると思いますので単騎アタッカーとしては心元なく、パワー10000のグレード2に対して8000ブーストで20000ラインを形成してシールド値15000要求を取れるくらいしか現時点ではメリットがありません。
同じく2000パンプ能力を持つリノや《火斬竜 インフェルノソード》と比較すると、活かせる状況が限られているため若干インクの染み感が否めません。
とはいえ、インフェルノソードの紹介日でも触れましたが、グレード1のシールド値の変更などで15000要求の価値も上がるため、ニッチではあるものの決して蔑ろにできるものは無いとは思います。特にTD発売後の狭い環境ではそういった15000以上の要求をしっかり作れるかが勝敗を左右する可能性も十分考えられます。
そういう意味では、TDらしく効果的なパワーラインと要求値を算出する練習台、としての側面が強いのかもしれませんね。
・総評
オーバードレスギミックを確定させるサポートカードです。ニルヴァーナとの一蓮托生が確定しているため採用される軸は限られますが、少なくともDシリーズに限っては今後も長い期間活躍が期待できる1枚になると思います。
鉄球竜 アンキボーラー
ドラゴンエンパイアのグレード1バニラユニットです。
・まさかの完全下位互換
P、Vシリーズのバニラといえば能力を持たない代わりにパワー、シールド、クリティカルといった基本数値が同グレードのユニットと比較しても高いものが常でしたが、このアンキボーラーは能力持ちのリノと比較してもそういった基本値の変更が無く、完全な下位互換として刷られています。
スペック的にかなり物足りないこのカードを収録するに至った理由を自分なりに考えてみたのですが、恐らくTDの完成度的にこれ以上テキスト持ちを入れても蛇足だという開発側の考えなんだと思います。
先のレイユを筆頭にオーバードレスサポートは十分揃っており、さらにオーダーカードも控えている(カード名からしてオーバードレス関連であることは確実でしょう)ことを踏まえると、TDでこれ以上ユニットカード枠でサポートを厚くする必要性は無い(あったとしてもそれはブースターパックの仕事)、と言われれば納得はできると思います。
また、将来的にこれを参照するオーバードレス持ちユニットが収録されることを逆に示唆しているのかもしれません。
まだ背景設定がハッキリしていないので、オーバードレスはトリクスタ専用ギミックとかでしたら残念の極みですが、完全下位互換だと思ったらブースター発売後に突然輝く…みたいなこともありそうですね。
・総評
現時点では悲しみを背負って世に出ることが確定している悲運の1枚です。
果たして本当にただの水増し要員バニラとして終わるのか、はたまたオーバードレスを引っ提げてプレイヤーから熱い掌返しをされるのか。アンキボーラー君の運命や如何に…!