今日のカード 2/5 妖魔忍竜 ヤミシブキ＆獣神 エシックス・バスター(SPver.)

妖魔忍竜 ヤミシブキ

2021年2月19日(金)発売 スペシャルシリーズ第10弾「クランセレクションプラス Vol.2」収録

獣神 エシックス・バスター

2021年2月19日(金)発売 スペシャルシリーズ第10弾「クランセレクションプラス Vol.2」収録

今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 2/5 より

　ヤミ汁ぶっしゃぁー。デコイがPONPONPOOOON!!!

妖魔忍竜 ヤミシブキ

　ぬばたまのグレード２ユニットです。あなたのターン中、グレード０のあなたのリアガード１枚につき、自身のパワー+5000するR用永続能力と、アタックした時、コストにCB(1)と他のリアガード１枚を手札に戻すことで、妖魔変幻・トークンを２枚までRにスペリオルコールするV/R兼用自動能力を持ちます。

・グレード０のリアガード１枚につきパワー+5000

　ぬばたまはデコイや《支配の仮面》といったグレード０のトークンユニットを扱う軸が多く、また自身もデコイトークン生成能力を持つため自己完結しており、安定した高火力アタッカーとして運用が期待できます。

　ただし、パワー5000のトリガーユニットや非戦闘要員であるデコイトークンが並ぶことが前提となっていますので、単純にフィニッシャーとして見るのは難しいと思います。あくまでデコイを並べても貧弱アタッカー止まりにならない程度に考えた方が無難かもしれません。

・アタック時に自軍リアガードを手札に戻してデコイトークンを２枚生成

　コストでリアガードを手札に戻しつつトークンを生成するため、上書きコールによる無駄死にを回避しながらデコイを展開できます。

　先のパンプ能力と併せて実質自己パンプも兼ねており、バウンスによる登場時能力の再利用も兼ねたりとある程度のシナジーも形成出来たりと汎用性は高いです。

　バトルフェイズ中のデコイ生成というのが特にポイントで、《妖魔忍竜 ザンゲツ》を絡めないとデコイを絡めた攻防一体の動きができないというウィークポイントをある程度解消してくれます。各々の自力バウンスギミックと併せれば先のようにデコイトークンによる上書きも回避できますし、最悪上書きコール上等戦法でも結果だけ見れば攻防一体の体は保っていますので（せやろか？）、今まで以上に戦略の幅が広がると思います。

　その反面、《妖魔忍竜・暁 ハンゾウ》のように起動能力（メインフェイズ中）に活用する能力のコスト供給源としてはタイムラグが発生する都合上、あまり相性が良いとは言えませんので、暁ハンゾウをメインにするデッキであれば既存のトークン生成ギミックに比重を置くなど使い分けると良いでしょう。

・総評

　デコイトークン生成と高パワーアタッカーを兼ね備えた万能ユニットです。暁ハンゾウとは噛み合いが悪いですが、新規ハンゾウとは当然シナジーやコンボが期待できると思いますし、デコイを重要視しないデッキでも十分活躍できる性能ですので、様々な軸での採用が検討できる１枚だと思います。