今日のカード 1/4 星輝兵 クレイビングクロー
星輝兵 クレイビングクロー
2021年1月29日(金)発売 スペシャルシリーズ第9弾「クランセレクションプラス Vol.1」収録
今日のカード(http://cf-vanguard.com/todays-card/) 1/4 より
前列呪縛はやめろぉ!
星輝兵 クレイビングクロー
リンクジョーカーのグレード1ユニットです。アタックかブーストしたアタックがヴァンガードにヒットした時、あなたの山札の上から5枚見て、カード名に「星輝兵」を含むカードを1枚まで公開して手札に加えるV/R兼用自動能力と、相手ヴァンガードがグレード3以上なら、コストに自身をソウルインすることで、相手の呪縛カードを1枚まで選んで解呪し、解呪したならそのユニット以外の相手リアガードを1枚選んで呪縛するR用起動能力を持ちます。
・参加したアタックヒット時に「星輝兵」サーチ
1つ目の能力はアタックかブーストしたアタックがVにヒットすれば、山札の上5枚から「星輝兵」を1枚探して手札に加えられるというものです。
意外にもカード名に「星輝兵」を持つカードはスタンダードでは未収録なため、必然的にクランセレクションで収録される3種類専用サーチとなる可能性が高いです。
ヒット枚数的に確実性ではやや劣りそうですが、ヒット時とはいえノーコストでアドバンテージを稼げるため少なくともクランセレクションで収録されるカードを軸とするデッキにならば優先的に採用していって良いかと思います。
・オマエ、アンロック オマエ、ロック
もう1つの能力は、相手の呪縛カードを解呪し、解呪したらそれ以外のリアガード1枚を呪縛するというものです。
遂にスタンダードにも相手リアガードを呪縛するギミックが搭載されるみたいですね。このユニット自身は相手リアガードを一から呪縛する術は無いので他のカードとの併用が前提の能力となっていますが、注目点はやはり新たな呪縛対象に前後列を問うていない所でしょう。
起点となるカードが後列しか呪縛できない場合でも、前列呪縛に疑似置換することができます。単純にアタック回数が1回減ることによって生じるアドバンテージ差はことパワーインフレの進むスタンダードではより顕著になってくることでしょう。これで前列複数呪縛なんてやられたら少なくともオラクルはお手上げ状態です。
とはいえ、コストによるソウルインでディスアドバンテージを負っている関係上、今まで通り一応1:1交換に留まっている点はまだマシでしょうか。それでも、本来であればシールド要求値15000どころか25000以上は余裕で出せるアタックを札1枚で完封されたと考えると…いやぁ、考えるのも恐ろしいですね。
・総評
新規軸向けの色んな意味でのアド源となる1枚です。
連パンや一点集中超火力ギミックが今のVGの主流になりつつあるため、案外呪縛も乗り越えられてしまう可能性も無くは無さそうですが、かの「カオスブレイカー」がそんな貧弱な性能でリメイクされるとは思えません。
果たしてスタン環境ではどんな絶望を与えてくれるのか、全く楽しみではないですけど、楽しみですね。